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米雇用統計

今更感がありますが、触れておかないわけにもいかないので、米雇用統計について書いてみようと思います。非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回り、その一方で失業率が大幅改善といった結果となりました。これはかなり問題となりうる結果だったといえるでしょう。つまり、雇用環境の改善が季節要因があった可能性はありますが、一服する一方で、金融政策の方向性を意識させる失業率が6.5%に迫ってきているわけです。取り敢えずテーパリングはスタートしていますが、こういった状況が仮に継続するようなことになれば、FRBは非常に難しい舵取りを迫られることになるでしょう。単月の結果に縛られることはないとはいえ、6.5%といった数値を出してしまっている以上、ある程度は意識される話になりそうです。

こういった状況を見越していたのか、直近のFOMC議事録においてはインフレに対する見方が示されていました。もちろん、雇用の最大化を目的としている以上、切っても切れない関係にあることは事実ですが、これまで第一義的に考えていた雇用から、インフレの方に重点がシフトしているのでは?と思わせる状況です。個人的にはそういった流れが今後も継続するのでは?と見ていますが、問題は市場がどう見るか、と言ったところであり、その点は懸念を抱いているところではあります。

そもそもインフレ率が上昇してこない段階で、テーパリングを急ぐ必要性を感じないのでは?といった見方をしています。予防的な措置、といった話もあるとは思いますが、景気の先行きに対する不透明感を高めてまでする必要があるのか、と言った疑問が出てもおかしくはないと思っています。その意味で、テーパリングは後ずれしやすい要因が残っているように感じるところではあります。
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