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さて、雇用統計は御存知の通り、非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、失業率が予想に届かずとなったわけですが、市場は基本的にはリスク志向の動きとして反応しました。現状のリスク志向の動きが正しい、と言いますか、維持されるのかどうか、といった点には疑問が残るところはあるのですが、現状では株高・ドル高といった反応を示しているだけに、あまり逆らわないほうが良さそうです。失業率に関しては出口戦略と直結するだけに、予想に届かなかったことで、ドル安を誘発する可能性もあったのですが、労働参加率の上昇が想起されての動きという事ができるでしょう。この辺りの市場の反応はどっちに行ってもおかしくはない所ではあったのですが、良い指標に素直に反応、という点においてはわかりやすいものであったということが出来そうです。

その上で、ここからの動きを考えていきますが、今日は米国債利回りが大きく低下しています。株買い、債券買いの動きとなっているわけですが、やはり債券相場に対する見方は重要でしょう。ここまで上昇してきているところであり、ドルに対する影響力も大きいだけに注目しています。一時的には修正が入るものと思っていましたが、ここまでしっかりとした動きが継続することになると、見方を多少修正する必要があるかもしれません。ただ、おそらく問題となるのはバーナンキ議長の発言でしょう。これが多少でも修正されてくるようなことになれば、やはり債券に対する買い圧力が強まるでしょう。現状では資金の回避先が少ない状況であり、経済の好調である米国に資金が流れ込みやすい所です。そうなった時に、やはり米国債に対する需要は一定以上存在するのではないでしょうか。そうなってくれば米国の不動産市場も安定するでしょうし、FRBとしても金融政策をスムーズに行うことができるようになるでしょう。

現状の米経済において、米国債の上昇がネックとなりうる状況です。そうした中で、迎えるFOMC議事録やバーナンキ議長の発言が市場に大きなインパクトをもたらす可能性は意識しておいたほうが良さそうです。ただ、相対的に見て、ドルに対する売り圧力が急激に高まる、というのも考えにくいところなんですけどね。
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