プロフィール


RSSリンクの表示


QRコード

QR

米金融政策

さて、先週末の米雇用統計は市場予想を大幅に下回ったわけですが、それにより米国の金融政策の先行きに対する不透明感が増したということができるかと思います。つまり、ここまでは6月の利上げが可能性が高まっていたわけですが、これで6月の利上げの可能性が大きく低下したわけです。雇用統計の結果が悪かったにもかかわらず、ダウの下値が堅かったのはひとえにこの「早期利上げ観測の後退」が意識されたから、ということになるでしょう。

そうなると、問題は米国の利上げがいつになるのか、ということです。FOMCとしては年2回の利上げの可能性を残しておきたいと考えるのではないかと思います。今年の残りのFOMCは6月、7月、9月、11月、12月の5回です。そのうち6月は無理ということになると、残りは4回。そして、11月は大統領選挙の絡みで難しいでしょう。となると、7月、9月、12月ということになります。仮に7月を見送るということになると、利上げのタイミングは9月と12月ということになります。この可能性もないわけではないのですが、やはり大統領選挙の日程を考えると、どうなのかなと思うところではあります。決まる直前のFOMCと決まった直後のFOMCというタイミングは新大統領への対応としてはあまり望ましいものではありません。むやみに関係を悪化させる必要もないでしょう。となると、7月の利上げというのはタイミングとしては現実的なものではないかと思います。

もちろん、今回の雇用統計の影響はかなり大きなものでしたし、次回の雇用統計もどうなるかわからないわけですから。リスクが大きいことも事実です。ただ、現状においては7月の利上げというのが可能性が高いのではないかと思っています。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム |