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絶対値と割合

直近の株価の急落に関する話をツイッターなどで見ていたのですが、個人的にこういった話はどうなのかな?と疑問に感じる書き込みがいくつかあったので、それに関することを話したいと思います。ただ、最初に断っておきますが、その考えが絶対に間違っているとか、私の考えが絶対に正しいというものではないことをご承知おきください。

今回のダウの下落は過去最高のものだった、という報道に対して、ダウは史上最高値圏での動きであり、下落の割合で見ればそこまでのものではない、という意見がありました。これだけの文章だとその意図がはっきりとしないため、非常に危険な書き方であるといわざるを得ないと思っています。つまり、下落率としてはそこまでたいしたことはない、過去にはこれ以上の下落率を記録したことがあるし、そこからかいふくしてきているという楽観的な見方ができるでしょう。一方、下落率で見ればまだまだ下値はある、という悲観的な見方もできるでしょう。

いずれも絶対値に惑わされず、相対的な下落率などで判断すべきという考え方かと思いますが、私はそういった考えは特に個人投資家はあまりしないほうが良いと思っています。こういった考えはアナリストに任せておけばよいという考えです。

例えば、100万円のA株と200万円のB株、同じ10万円値下がりしたとしましょう。下落率で見ればA株は10%、B株は5%の値下がりです。だからと言って、B株を持っていたほうが良いという理論になるでしょうか?厳密に言えば下落率の低いB株の方が有望ということはあり得るかもしれませんが、現段階において同じ10万円の損です。にもかかわらず、下落率が低いからB株を持っておいて大丈夫という理論が成り立つでしょうか?

今回のダウの1500ドル下落は確かに下落率で考えれば過去にももっとすごいものはありました。しかし、投資家にとって下落率で比較して過去最高ではないなどという話をする意味は、そういったことを考える意義は果たしてあるのでしょうか。過去最高に下げたわけではないから大丈夫という安心のために、耳に心地よい話を聞きたいのは人間には誰しもあることでしょう。しかし、それが本当に正しいことなのか、といった疑問を感じた日でした。

この考えは、私が昔に投資信託の考え方を聞いた時に感じた違和感からスタートしています。投資信託は仮に5%損をしているとしても、日経平均が10%下落していたら、日経平均に比べては良いパフォーマンスでした、というトークをしているといったことを聞いたことがあります。損をしていることには変わりないのに、他と比べればましでしょ?といった話ですね。もちろん、これは逆に5%の利益であっても日経平均が10%上昇していたらどうなるのか、といった疑問もあるのですが、その時は5%の利益を前面に押し出すんだろうな、といったことを考えていました。この話は人づてに聞いたので正しいかどうかは定かではありませんが、営業トークとしては十分にあり得そうな話です。

・・・なんか、長いわりに取り留めもない話となってしまい申し訳ありません。
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今日は株式市場の日足分析です。
ここ最近の動きでチャートは壊れ気味ですが・・・

株式市場日足分析!:https://youtu.be/Ns2rfNxXtHw
パウエル氏がFRB議長に宣誓就任ということで、就任直後にビデオメッセージを公開しています。それに関してはまぁ、そこまでサプライズがあったわけではないかと思います。

ただ、現状のタイミングを考えると、なかなか厳しい局面であるように思います。株価はしっかりとしているものの、ここ最近は調整の動きが意識されている状況です。インフレに関しては個人的にはそこまで警戒しなくてもいいように思っていますが、懸念だけは示し続ける感じでしょうか。問題は株価が急落した場面でどういった対応をとるのか、でしょう。ここまでの上昇を考えると、調整が多少大きくなることは十分に考えられます。そうなったときに柔軟に対処できるのかどうか、その際にうまく市場と対話できるのかといったところに注目してみていきたいと思います。

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