プロフィール


RSSリンクの表示


QRコード

QR

ドル上昇

ドルが上昇しての動きとなっています。米国債利回りが大きく持ち直しており、それにつれての動きとなっています。昨日は113円が上値を抑えましたが、今日は114円が上値を抑えている状況です。さらに上値を追うかどうかといったところですが、市場全体の雰囲気はある程度で上値を抑えられるだろうといったところではないでしょうか。思惑としては先行きに対する懸念が強そうです。下がることに対する期待感がもしかしたらあるのかな、と思っているところではあります。この戻りも一時的なショートカバーといった見方が強いように思われます。

G20で色々話が出てきているようですが、協調して対応という話は出ていますが、実際問題としてどこまでできるかといったところでしょう。産油国に関しても減産の協調は難しそうです。最終的には自国のことを優先してしまうのはある程度は仕方のないことです。ただ、それが行き過ぎた場合は相場にひずみが出てくるので、その点は注意が必要そうです。
スポンサーサイト
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウが大幅上昇となって引けています。NY時間朝方は方向感の見えにくい動きが意識されましたが、リスク回避的な動きが巻き戻される展開から上値を伸ばしました。原油価格の上昇などが好感される格好となっています。その原油はガソリン価格の上昇につれ高となっています。その一方で米国債利回りは下落しての動きとなっています。米国経済の先行きに対する不透明感が意識されており、債券に対する買い圧力は依然として根強い状況となっています。為替相場は円に対する売り圧力が強まる状況となっています。一方、ドルの上値は重くなっています。ポジション調整の動きが意識されており、欧州通貨に対する買い戻しが意識されました。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの下限までは届かずに持ち直しての動きとなっています。バンドの下限が下落基調から上昇に転じており、バンド幅の縮小傾向がみられています。大きな動きにはなりにくくなってきており、目先はバンドの中心線まで押し戻す動きとなるのではないでしょうか。RCIで見ると、短期線は底打ちから上昇となっています。まだ下値圏での推移ですが、短期的には買われやすくなっていくでしょう。中期線は下値圏での横ばいとなっています。中長期的には売られやすい地合いです。一時的には戻す動きがみられても上値の重い展開が継続しそうです。一方、ユーロドルもバンドの下限まで届かずに下げ渋っています。バンド幅の縮小傾向が続いており、方向感の見えにくい状況ということができるでしょう。バンドの上下限を意識してのレンジとなっていくのではないでしょうか。RCIで見ると、短期線は底打ち基調となっています。まだ上昇の勢いが弱いので、この方向感には注意したいところです。中期線は天井打ちからのじり安基調となっています。中長期的にはまだ上値の重さが意識されやすい局面ということができるでしょう。

調整の動き

今日は市場全般に調整の動きが意識されています。ダウは昨日押し戻したこともあり、今日は欧州株が上昇しているにもかかわらず、上値の重さが意識されています。とはいえ、プラス圏に浮上する時間帯もあり、積極的に売り込む動きは見られていません。最近は引けにかけて上値もしくは下値を伸ばすといった動きを見せることも多いだけに予断を許さないところではありますが、今のところは様子見ムードといったところではないでしょうか。

ドル円は113円目前まで上昇し、そこから112円台半ばまで押し戻されています。ただ、今日に関しては比較的底堅い動きを見せるのではないかとみています。やや行き過ぎといった思惑もありそうで、押し目買いが入りやすい状況になっているのではないかと思われます。とはいえ、113円を超えることができなかったのはちょっと厳しいかもしれません。行くときは一気に行ってしまった方がいいのですが、なかなかそういった状況にはなりにくいようです。113円が目先の天井となるのかどうかに注目といったところでしょうか。これから週末に入っていくのもポジション調整の売りを誘発しやすいだけに難しいところかもしれません。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず昨日の動きですが、米株はプラス圏での引けとなっています。欧州株の下落などを背景に米国時間朝方は大きく下落する展開となりました。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きが強まり、引けにかけてプラス圏にまで浮上しました。原油価格が押し戻されたことが好感された状況です。原油価格も在庫統計では積み増しが市場予想を上回ったものの、売られすぎ感が意識されての動きとなっています。ただ、市場には依然としてリスク回避的な思惑も根強く、金価格が上昇する動きとなっています。そうした中で為替相場は円高が進行し、ドル円は一時111円台前半まで押し込まれました。しかし、これも株の持ち直しを背景に112円台を回復しての動きとなっています。これらの動きを受けて、今日の東京市場は底堅い動きが意識されやすい局面ということができそうです。先行きに対する警戒感は依然として根強いものの、買い戻し優勢の局面となるのではないでしょうか。

テクニカル的に見ると、ドル円は直近の安値圏まで下落しての動きとなっています。バンドの下限まではまだ下値余地があるとみたほうが良いでしょう。ただ、バンドの上下限中心線は下落基調となっており、トレンドは下向きながら大きな動きにはなりにくいでしょう。下値余地はあるものの、バンドの下限では支えられるのではないでしょうか。RCIでみると、短期線は下落して下値圏での動きとなっています。これが下値圏での横ばいとなるか、底打ちから上昇となるかで流れが変わってくるでしょう。一方、中期線は下値圏でのじり安基調です。中長期的には上値の重さが意識されやすい局面が継続するでしょう。ユーロドルはバンドの上限から調整の動きが入り、中心線をブレイクしての動きとなっています。バンド幅は縮小傾向となっており、大きな動きにはなりにくくなってきています。バンドの上下限を意識してのレンジの動きとなっていくのではないでしょうか。RCIで見ると、短期線は下値圏での横ばいです。これが底打ちから上昇となってこないことには売り圧力が意識されるでしょう。中期線は高値圏での動きとなっています。じり安基調であり、中長期的には徐々に上値の重い展開となっていくでしょう。ただ、目先は底堅い動きとなるのではないでしょうか。
ここ最近のFED当局者のは発言を見る限り、再利上げに対する意欲は落ちていないように思われるところです。リスク回避的な思惑が強まり、欧州も英国の動きを含めてきな臭い状況となっています。さらに、中東情勢は混とんとしており、原油価格の下げ止まりが見えていません。原油価格の下落に関しては経済的には追い風となることもありますが、インフレに関しては押し下げ圧力を加えます。コア指数などの調整は可能ですが、それでも上値を抑えるところではあります。

その一方で、米経済はそこまで悪化しているのかという点には疑問も残ります。経済指標は確かに今日の新築住宅販売などが予想を下回るなど、警戒感は高まっています。しかし、まだら模様というのが正直なところではないかと思います。であるならば、FEDとしても再利上げをすることに躊躇する必要性は薄いということになります。とはいえ、世界的な株式市場の失速を前に、単独で利上げをすることのリスクも重々に承知しているでしょう。そう考えるとやはり難しいかじ取りを迫られているということになるでしょう。

現状、FEDとしては前回の利上げが失敗だったといわれないために、やせ我慢をしているように思われます。個人的にはいつプライドをかなぐり捨ててくるのかに注目しています。現状での再利上げはおそらく無理かと思っています。その一方で利下げがあるかとなるとそれも目先はないと考えています。さすがに利下げは自らの失敗を示すだけであり、到底容認できないのではないかと考えています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウは大きく下落しての引けとなっています。原油価格の下落や欧州株の軟調などが意識され、リスク回避的な動きが強まっています。円高も進行しており、今日の東京市場は売り圧力が強まるでしょう。最近の日本株は下げだすと大きくなる傾向があるため、注意が必要ではないかと思われます。FEDの関係者の話から、再利上げの可能性を指摘する向きもあり、市場には警戒感が意識されています。VIX指数も再度20を超えていることを考えると、押し目買いを仕掛けにくい状況にはあるでしょう。原油価格に関しては、産油国の減産に対する合意形成が困難な状況であり、再度30ドルを割り込む動きとなってもおかしくありません。一方、金価格はリスク回避的な動きの強まりから上昇する展開となっています。為替相場は円高が意識される一方で、ポンドに対する売り圧力が維持されています。EU離脱に対する懸念が売り圧力を強める展開となっています。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足は上値の重い展開となっています。バンドの上下限中心線が下落する中、大きな動きにはなりにくいもののトレンドは下向きです。バンドの下限からの戻りが弱く、下落基調が強まっています。バンドの下限までは下落する可能性が高いように思われます。となると、110円を割り込む動きが意識されるでしょう。RCI短期線は下落基調で下値圏での動きです。下値余地はほとんどありませんが、横ばいとなるのか底打ちから上昇となるのかで流れが大きく変わりそうです。一方、中期線は下値圏での推移となっています。これがすぐに底打ちから上昇となる可能性は低く、中長期的には上値の重い展開が意識されるでしょう。ユーロドルは下落基調が継続しています。バンドの中心線を抜けての動きであり、バンドの下限まで下落してもおかしくはないでしょう。バンド幅は縮小傾向となっており、大きな動きには目先なりにくいでしょう。バンドの下限まで下落する可能性は高そうですが、そこをブレイクするかどうかがポイントとなっていきそうです。RCIで見ると、短期線は下値圏での横ばいです。これが底打ちから上昇となってこないことには買いには動きにくいところです。しかし、中期線は天井打ち気配があるものの高値圏での動きであり、依然として中長期的には底堅い動きが意識されるところです。となると、短期線も近いうちに底打ちから上昇といった動きになってくるのではないでしょうか。

協調は無理?

サウジアラビアが減産をする意図はないといったことを言っているようですね。これ以上の増産はしないものの、減産に応じないのであれば状況は全く変わらないどころか、イランなど他の国は以前の合意に追随することはないでしょう。完全にチキンレースの様相を呈しているように思われます。石油価格が安くなること自体は一概に悪いことではないのですが、市場に与える影響は大きそうです。今日の段階で原油価格は反落していますが、再度30ドル割れの動きとなってもおかしくはないでしょう。

原油価格の下落が株安をもたらすというのもわからないわけではありませんが、あまり影響を受けすぎるのもまたどうかな、と思うところではあります。オイルマネーが急激に巻き戻されていることが要因の一つと考えられています。ただ、オイルマネーですとか、政府系ファンド、もちろんヘッジファンドもですが、実体はよくわかっていないところです。原油安が続けば、逆にその影響力は限定的なものとなっていきます。そうなれば原油価格の下落が相場に影響を与える程度も限定されるでしょう。とはいえ、そうなった場合は影響力の低下を嫌気して協調減産もやり易くなるのかもしれない、などと考えるとなかなか難しい問題ではありますね。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウが大きく上昇しての引けとなっています。リスク志向の動きが強まり、上値を拡大しました。ダウは200ドル超の上昇となっています。原油価格の上昇や、アジア・欧州株の上昇が好感された格好となっています。これらの動きを受けてVIX指数が20を割り込んでの動きとなっています。先行きに対する警戒感がかなり和らいできている状況です。また、米国債利回りも上昇しての推移となりました。為替相場はドルに対する買い圧力が強まっています。また、ポンドに対する売り圧力が意識されています。英国がEUから離脱するのではないかといった懸念がポンド売り圧力を強める展開となっています。一方、リスク志向の動きから売られていた円はNY時間帯に抑えられる動きとなりました。こうした流れを受けて、今日の東京市場は日経平均が堅調な動きを見せるのではないでしょうか。ただ、円安の流れが抑えられていることなどを考えると、伸び悩む展開を意識しておいたほうがよさそうです。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足は上値の重さが意識されての動きとなっています。バンドの上下限中心線が下落基調となっており、大きな動きにはなりにくいものの、トレンドとしては下向きです。再度バンドの下限まで下落する可能性が高そうです。RCIで見ると、短期線は底打ちから上昇となっていますが、目先は中立水準に届く前に横ばいとなっています。ここから再度下落に転じるかどうかに注目が集まります。中期線は下落基調で下値圏での動きとなっています。中長期的には売られやすい地合いであり、短期線の動き次第では下値を拡大する展開となるでしょう。ユーロドルはバンドの上限からの下落基調となっています。バンドの中心線を抜けての動きであり、警戒感が高まります。バンド幅は縮小傾向となっており、目先は大きな動きになりにくいところです。ただ、市場には徐々にエネルギーが蓄積されており、バンドの上下限での動きには注意が必要でしょう。RCIで見ると、短期線は下落基調で下値圏での動きとなっています。これが横ばいとなるのか、底打ちから上昇となるのかで流れが変わってくるでしょう。一方、中期線は天井打ち気配はあるものの高値圏での動きです。中長期的には徐々に上値の重い展開となっていく可能性が高いものの、目先は一時的に押し戻す動きとなってもおかしくないでしょう。

懐疑的な上昇

米株が大きく上昇しています。この上昇を市場はどいった面持ちで眺めているのでしょうか。表題にも書きましたが、懐疑的な目で見ているように思われます。ここでまず思い出しておきたいのが「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という格言です。今年の年初はまさに悲観的なムードが漂っていました。それがもう懐疑という気がしなくもないのですが、状況としては懐疑的な中で持ち直しているようにも見えます。これが何を意味するのか・・・

先日のブログかどこかで株式市場は楽観的すぎ、そのほかの市場は悲観的すぎといったようなことを書いたような気がします。具体的には債券市場がやはり悲観的すぎるのではないかと思っています。米10年債利回りは急落しており、一時は2%を突破していたにもかかわらず、今は1.75%前後での推移です。今日もダウが200ドル超の上昇となっているにもかかわらず、0.01%程度の上昇となっています。株式市場で買いに動きつつ、さらにリスク回避的な動きをも意識しているというのはありえないことではないのですが、やはり多少の違和感は残ります。この違和感、どちらが間違っているのでしょうか。現状は株高に対する懐疑的な見方が強いようにも思いますが、格言を信じるのであれば・・・

楽観と悲観

私個人の話になるのですが、ここ最近の相場動きはどうにもわかりにくいところではあります。今日に関してみても米国の消費者物価指数が市場予想を上回っており、これだけを見れば(これだけではいけないのですが)米国の利上げに対する思惑が強まってもおかしくはありません。現に米国の債券市場において、2年債利回りは大きく上昇しています。一方、米株は現状で30ドル安となっています。確かにマイナス圏での動きではありますが、それほど大きな下落ではありません。しかし、米長期債利回りはまちまちの動きとなるなど、上値を抑えられています。米株に関しては原油がサウジの減産に対する思惑から大きく下げているにもかかわらず、下げ幅が限定的であることもわかりにくさを増している要因となっています。

では、実際問題として、市場では何が起こっているのでしょうか。はっきりと断定はできないのですが、前提としては世界経済の先行きに対する警戒感があり、その一方で米国の金融政策に関しては一定以上の信頼があり、そのために無理な利上げはしないのではないかといった見方がありそうです。また、実際の経済指標に関しては特に米国の指標が思いのほか底堅いといったところがあるのではないかと思います。この辺りが複雑にからみあっていそうです。そして、株式市場が楽観的で、その他の市場が悲観的といったところがあるのではないかと思っています。個人的には株式市場の楽観がやや行き過ぎといったところにも見えますが、この楽観が相場全体を支えている可能性もあり、危険ではあるものの、一概に悪いとも言い切れないのが難しいところかな、と思っています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。大きな動きになったわけではないのですが、上値の重い展開となっています。VIX指数は下落したものの、全体的にリスク回避的な動きが意識されており、先行きに対する警戒感が強まっています。この流れを受けて、今日の東京市場もリスク回避的な動きが意識されるのではないでしょうか。為替相場は円高地合いとなっており、売り圧力が強まりやすい状況ということができるでしょう。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの下限からの戻りが一服して再度売り優勢の展開となっています。バンドの上下限中心線が下落基調となってきており、トレンドは下向きです。再度バンドの下限を目指す動きとなっていくのではないでしょうか。RCIで見ると、短期線は上昇基調となっており、まだ上値余地は残っているのですが、中期線が下落して下値圏での動きとなっています。中長期的な流れの悪さが意識される状況となっています。一時的には底堅い動きを見せても、上値は重いでしょう。ユーロドルはバンドの上限から中心線を意識しての動きとなっています。バンド幅は縮小傾向に入っており、方向感は徐々に見えにくくなっていくでしょう。RCI短期線は下落して下値圏での動きです。下落の勢いが強かったことを考えると、すぐに底打ちといった動きになってもおかしくはないでしょう。一方、中期線は高値圏での動きです。中長期的には底堅い動きが意識されそうです。そう考えると、バンドの中心線で支えらえれて再度上限まで上昇といった動きになる可能性が高いのではないかとみています。
今回はちょっと変わった話題を。ノルウェーの政府系ファンドによるイラン国債への投資が解禁されたようです。運用資産8100億ドルの政府系ファンドの動きですからかなり注目すべき状況です。おそらくは解禁と言ってもすぐに大きな資金を入れてくるとは思えませんが、中東情勢などを考えると無視できない動きです。ノルウェーは2014年1月からイラン国債への投資を禁止してきたわけですが、イランが包括的共同作業計画に基づく当初の義務を履行したことから解禁、といった説明をしているようです。

この辺りは原油生産にも多少なりとも影響を与えうるところです。イランが台頭してくることに関してはサウジアラビアが良い顔をしないでしょうし、難しいところです。生産調整に対する会合が持たれるものと思いますが、個人的には合意に関してはかなり懐疑的な見方をしています。現状の原油価格では採算ラインという点では問題ないかと思いますが、国としての収支は問題ありということになるかと思います。そうした中では生産調整もしにくいところであり、しかもイランに対する国際社会からの資金流入という事態はサウジにとっても由々しき事態として認識され、出血覚悟で対応する可能性もあるのではないでしょうか。今回の解禁がすぐにどうこうというものではないかと思いますが、イランに対する資金流入の流れができてきている、という点は見逃したくないところではあります。
リスク志向の動きと言ってもリスク回避的な動きの巻き戻しと言っても同じ意味ではありますが、現状の株価の大幅持ち直しはかなり強い動きとなっています。VIX指数などが依然として20を上回っており、個人的にはリスク志向の動きが強まっている、といった雰囲気にはまだ感じていないところです。米10年債利回りも持ち直してきているとはいえ、2%を大きく下回る動きとなっています。市場、体としてはまだまだ予断を許さないといった感じではないかと思っています。とはいえ、ここ最近の戻りはまずは警戒感を和らげるのに一役買っているように思います。

さて、現状で問題となりそうなのは原油価格といったところでしょうか。サウジやロシアなどの産油国4国が生産量の維持といった話をしています。これにUAEがOPECとロシアの賛成が前提との条件付きながら賛成をしています。また。イラン石油相は価格回復の行動を支持といった報道も流れています。さすがに30ドル割れの原油価格は看過できないということなのでしょう。ここで足並みがそろうのかどうかははっきり言って懐疑的に見ていますが、とりあえず様子を伺いましょう。最終的な方向感が出てくるまでは原油も売り込みにくいのではないかと思っています。だからと言って買いというわけでもなく、狭いレンジでの動きになるのではないかとみています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は大きく上昇しての引けとなりました。リスク志向の動きが継続する動きで、特にここまで売られていた銀行株などに買いが集まりました。一方、原油価格は上値の重い展開となっています。サウジやロシアの間で原油生産に対する合意がなされましたが、その実効性に対する見通しの不透明感が意識されています。また、金価格は株価の上昇を背景に大きく売られる流れとなっています。全体的にはリスク回避的な動きの巻き戻しが意識される局面ということができるでしょう。こうした流れを受けて、今日の東京市場は底堅い動きとなるのではないでしょうか。ただ、円高が進行したことや利益確定の売りが意識されやすい状況となっていることもあり、上値を抑えられやすい局面ということができるのではないでしょうか。ただ、ドル円に関しては市場のドルに対する買い圧力が意識されやすくなっており、持ち直してくる可能性はありそうです。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足は上昇一服となっています。バンドの中心線に届いておらず、上値余地がありそうにも見えますが、—1σが重い状況となっています。中長期的な動きとしては上値を抑えられやすいところとなっているため、警戒感は強いところです。RCIで見ると、短期線は底打ちから上昇となっています。まだ上値余地を十分に残しているだけに、短期的には買い優勢といった状況でしょう。一方、中期線はじり安基調となっており、下値圏に入っています。中長期的には上値の重さが意識されやすく、一時的に戻しても売り圧力は根強いでしょう。ユーロドルは調整の動きが継続しています。バンドの中心線を目指しての動きであり、中心線に到達する可能性は高いでしょう。ただ、バンドの上下限中心線は上昇基調となっており、トレンドとしては上向きです。RCIで見ても、短期線は下落基調で下値圏に入ってきていますが、中期線は高値圏での横ばいとなっており、中長期的には底堅い動きが意識されやすいところです。そう考えると、バンドの中心線では支えられて再度バンドの上限まで上昇といった動きになるのではないでしょうか。

産油国の合意

サウジアラビア、ロシア、カタール、ベネズエラの4カ国は16日、原油生産を過去最高に近い1月の水準で凍結することに合意といった報道が流れています。サウジとロシアが入っていることに驚きがあることは事実ですが、他の主要産油国が追随することが条件ということで、対イラン戦略ということになるのでしょう。イランは、経済制裁で失ったシェアを取り戻すべく、生産を大幅に拡大する方針ということを発表しており、イランがこの合意に追随する可能性はほぼないといっていいでしょう。そもそもサウジとロシアは現時点でかなりの生産をしています。その水準を維持し、そのほかの国の増産を許さないというのではまぁ、話にならないでしょうね。

原油価格は一時大きく持ち直す動きを見せましたが、結局は下落しています。結局、今回の合意は達成されないという思惑なのでしょう。今回の合意に関しては少しわからないところもあり、仮にサウジやロシアが減産し、イランが増産ということとなり、全体では供給量が増えない、というのであれば合意の余地はあるでしょう。ただ、サウジとイランの関係を考えるとそういったことになる可能性も考えにくいところであり、そう考えると原油価格の持ち直しはまだまだ時間がかかりそうです。


~返信が遅れてしまいましたが、コメントがありましたのでこの場でお返事させていただきます~

テクニカル分析をする際、チャートを載せたほうが良いとのご指摘がありました。近いうちに対応を考えますが、現状では著作権の問題等があり、すぐには難しいところとなっており、なにとぞご了承いただければと思います。

それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米国市場は休場となっています。欧州株は大きく上昇しての引けとなっています。東京市場の大幅上昇を好感しての動きです。ただ、今日の東京市場に関しては利食いなども意識されそうで、上値を抑えられる可能性はありそうです。問題はドル円の動きなどでしょうか。ドル円に関してはしっかりとした動きが継続しましたが、これも調整が入る可能性は否定できないところでしょう。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足のボリンジャーバンドは下限から押し戻す動きとなっています。中心線を目指しての動きであり、上値余地はありそうです。ただ、バンドの上限が横ばいでの動きとなっており、ここから下落に転じる可能性が高く、バンドの上下限中心線が下落といった動きになりそうです。となると、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きにはなりにくいもののトレンドとしては依然として下向きでしょう。RCIで見ると短期線は底打ちから上昇となっています。まだ上値余地を残しており、目先は買い優勢でしょう。中期線は下落基調となっており、そろそろ下値圏に入りそうです。中長期的には上値の重い展開が意識されており、一時的に戻しても戻り売りに抑えられるでしょう。ユーロドルはバンドの上限からの下落となっています。中期線を目指しての動きであり、目先は売り優勢でしょう。ただ、バンドの上下限中心線は上昇基調となっており、トレンドとしては上向きです。一時的に調整の動きが入っても支えられて再度上値を追うでしょう。RCIで見ると、短期線は天井打ちから下落となっています。一方、中期線は高値圏での横ばいとなっています。短期的には売り圧力が意識されても、中長期的には底堅い動きが意識されやすい局面ということができるでしょう。
今日の米国はプレジデント・デーで休場となっています。そして、日本株は1000円超の上昇となっています。確かに先週末の米国市場で株価が大きく戻していたのですが、それにしても1000円超の上昇とは・・・やりすぎ~!!ですよね・・・

さて、このむちゃくちゃな展開が後々どういった動きを誘発していくのか、怖いところではあります。明日の日本株は調整の動きが入ってもおかしくなさそうですが、市場全体に持ち直しの動きが強まるのかどうかは注目でしょう。ここまで急激に戻す理由もいまいちはっきりしないところではあります。まぁ、ここまであほみたいに下げていたことを考えると、その調整が一気に噴出したということになるのでしょう。とはいえ、1000円以上も上昇するのはやりすぎかと思っていますが・・・

ただ、この上昇が一過性のものでなく、ここから再度上昇に向かっての動きとなるのであれば、それはそれで悪いことではないでしょう。そううまくいくかどうかは定かではありませんが、あまり株が下がるのも問題が大きいので、ある程度のところでは止まってほしいと思っています。原油価格との兼ね合いもあるので難しいところですが。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、先週末の動きですが、ダウが300ドル超の上昇となるなど、大幅に上昇しての引けとなりました。原油価格の上昇や、経済指標が悪くなかったことが意識されての動きとなっています。こうした動きを背景に、今日の東京市場も買い圧力が強まるものと思われます。ここまでの下落に対する買い戻しも意識されそうで、上値を追う可能性が高いでしょう。ただ、中長期的には依然とし警戒感が意識されており、積極的に上値を追う動きとなるかは不透明です。調整売り圧力も徐々に強まりやすいのではないかとみています。そうした中で、為替相場は円買い圧力が一服する動きとなっています。株価の上昇に加え、さすがにドル円を中心に円買いが行き過ぎといった思惑もありそうです。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの下限を意識してのバンドウォークとなっています。バンド幅の拡大を伴いながらの動きであり、警戒感は強い状況です。ただ、先週末の動きで売り一巡の思惑も出てきており、一時的には調整の動きが入ってもおかしくないでしょう。バンドの上限が勢いは落ちているものの上昇基調を維持しており、この動き次第では再度バンドウォークを再開する可能性もあるでしょう。RCIで見ると、短期線は下値圏での動きとなっています。底打ち気配はあるものの、依然として下値圏での動きを継続しており、売り圧力は強いでしょう。中期線は下落基調。上昇基調が中立水準で押し戻されており、上値の重さが意識される状況となっています。ユーロドルは上昇基調を継続していたが、やや上値の重さが意識され始めている。バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークでしたが、下限の動きが横ばいになってきており、上昇圧力は和らぐでしょう。RCIで見ると、短期線は高値圏での動きながら天井打ち気配となっています。一方、中期線は上昇基調を維持しており、高値圏での動きが継続しそうです。一時的に調整の動きが入っても、中長期的には底堅い動きが意識されやすいでしょう。
先日、トルコに関するページを作ったと申し上げましたが、そのページで、テクニカル分析をしています。今回はそのコピペですが、これからはそちらでのみ掲載しようかな、と思っています。http://f-concierge.com/column_c/

トルコリラ円を日足のテクニカルで分析してみましょう。使う手法はボリンジャーバンドとRCIです。

まず、ボリンジャーバンドで見てみると、バンドの下限を意識しての動きとなっています。バンド幅は拡大基調であり、ここからバンドウォークとなる可能性もあるでしょう。ただ、目先は底堅い動きを見せており、ここで支えられる可能性もありそうです。とはいえ、基調そのものは売り優勢の局面であり、一時的な戻りののちは再度上値の重さが意識されるのではないでしょうか。バンドの下限で支えられて中心線まで戻り、そこで再度抑えられる動きとなるのではないでしょうか。

RCIで見ると、短期線は下値圏での横ばいとなっています。これが底打ちから上昇となってこない限りは調整の動きも入りにくいでしょう。一方、中期線は天井打ちから下落となっています。高値圏から外れ、目先は中立水準まで下落しています。中長期的には売り優勢の局面ということができるでしょう。仮に短期線が下値圏での横ばいの動きを継続した場合はバンドウォークが意識されそうです。また、短期線が底打ちから上昇となっても、戻りは一時的であり、徐々に上値を抑えられるでしょう。

利下げ?

イエレンFRB議長が利下げについて言及したようですね。以前、といっても結構前の話ですが、どこかの国でもそういったことがあったなぁ、という感じです。個人的な見方としては、利上げが遅すぎたといったところではないかと思います。ただ、何を言っても今更詮無きことです。

経済状況次第で柔軟な対応をするものと思われますが、それにしてもここで米国が利下げに踏み切ったらかなりの衝撃がありそうです。前回の利上げが結果論的には失敗だったということを示すようなものです。それをFOMCが決断できるかどうか、といったところではないかと思います。しかも、年内に数回の利上げを行うべきという意見も残っているものと思われます。その調整が果たしてできるのか、といったところは不透明です。イエレン議長にしても、かなり厳しい決断を迫られる場面がありそうです。経済の見通しを完全に外した、という非難は免れ得ないところでしょう。そういった評価を受けてでも利下げに踏み切ることができるかは今後の相場の相場展開にも大きく影響するでしょう。そして、逆にイエレン議長の評価を高めるのではないかと思うのですが、なかなか難しいところかもしれませんね。

祝日前

相変わらず相場は荒れ模様となっていますね。かなりきつい動きが展開されており、状況はなかなか改善していきません。それにしても明日は日本は祝日となっており、それを受けての下落ではないかと思われるほどタイミングよく(悪く?)株価が下落しています。追証などを強いられている場合は仮に今日が安値だと思っても決済を余儀なくされるわけです。この辺りがやはり難しいところではありますね。ただ、今日の米国株は最終的には上がりそうな、そんな気もしますね。

それはさておき、円高基調が強まっていることもやはり警戒しておかないといけないでしょう。リスク回避的な動きが強まっているだけに仕方ないのですが、個人的には去年の段階で今年は早い段階で130円を一時的には突破するとみていたのですが、ちょっと厳しい感じになっています。ここまでリスク回避的な動きが強まるとは思っていませんでした。これを一時的な調整というにはさすがに無理があるでしょう。ただ、米経済は雇用統計などを見る限りではそこまで悪いということもできないような気がするのですが・・・
今回のブログはトルコリラについて見てみたいと思います。トルコリラと言えば、高金利通貨として知られていますが(現状で7.50%)、なかなか問題の多い通貨、といいますか国であるため手掛けにくいところではあります。特に現状の世界経済を見ると、米国では利上げに対する思惑が根強く残っており、新興国通貨から資金が引き上げられているところとなっています。つまり、どれほどスワップポイントが高くても、そもそもトルコリラが下落してしまっては意味がないどころか大きなマイナスになる、ということになるわけです。

また、トルコ関連の情報が少ないこともなかなかやりにくさを感じさせるところではないかと思います。もちろん、トルコリラの取り扱いのあるFX会社(まだまだ少ないのですが・・・)の出している情報を見ながらということになるかと思います。そこで、ここで耳寄り情報!私の運営しているファイナンスコンシェルジュで、トルコリラ特集を出しています。不定期更新ではありますが、「トルコOECD諸国で最悪の地下経済」などといった、一風変わった情報なども出しています。また、現地にいる方に直接取材をして情報を入手することもありますので、お楽しみに!!

トルコリラ関連のページはこちらから:http://f-concierge.com/column_c/
相変わらずきつい動きですね。欧米株が大きく値を崩しており、警戒感が高まっています。市場にはリスク回避的な動きが強まっています。ただ、その原因はというと、いまいちはっきりしないような気がしています。先週末の雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想に届かず、失業率は改善という結果となりました。これが米国の金融政策にどのような影響を与えるのかがはっきり言えば見えにくいところではあります。受け取り方によって見方が分かれています。少なくとも早期の再利上げは難しいというのが味方としてはありそうで、その意味では急激なリスク回避の動きが強まる展開にはないのではないかと思っています。少なくともここまでの動きになるのは違和感を覚えるところではあります。

上値の重い原油価格は株価に悪影響を与えていそうです。個人的には産油国が協調してこないことには価格は戻っていかないだろうと思っています。原油価格の下落が収益を減少させ、増産による収益増を狙い、価格は下落するといった状況になる一方で、オイルマネーの減少が株安をもたらし、さらに決済を余儀なくさせて株安を加速させるといった2つの方面から産油国を直撃しているといったところでしょうか。産油国にとっては完全に負のスパイラルにはまっています。こっちは思った以上に問題の根が深そうで、さすがに30ドルを割り込んでさらにどんどん下落するといった雰囲気は現状見られませんが、上値を抑えられている以上、この負のスパイラルは続くとみたほうが良いかもしれません。

原油価格の下落⇒収入の減少⇒原油増産⇒原油価格の下落・・・
原油価格の下落⇒収入の減少⇒海外資産の回収(海外株の決済)⇒株価の下落⇒収入の減少・・・

この二つの流れが絡み合って産油国を直撃しているということかな。

2月5日のFX戦略

それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなっています。米経済指標が予想に届かなかったことなどを背景に、序盤は上値の重い展開となりましたが、金融政策に対する思惑や、押し目買いに下値を支えられ、引けにかけて上値を追う動きを見せています。市場全体でみれば、米国債利回りの低下や金価格の上昇など、リスク回避的な動きも見られており、まだら模様となっています。方向感の見えにくい状況ではありますが、今日の雇用統計である程度の流れが見えてくるかもしれません。為替相場は円高・ユーロ高・ドル安といった動きです。ドルに対する売り圧力がかなり強まっているところに注目でしょうか。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの下限を目指す動きとなっています。バンドの下限が下落基調となってきており、やや下値を拡大する可能性もあるでしょう。ただ、バンドの上限は横ばいであり、バンドブレイクからバンドウォークとなるかは不透明です。バンド幅もそれなりに広いことから、ここから急激な下落といった動きになるよりも、バンドの下限で支えられてといった動きになる可能性のほうが高いように思われます。RCIで見ると、短期線は下落基調となっています。そろそろ下値圏に入りそうで、これが横ばいとなるのか、底打ちとなるのかで流れが変わってきそうです。一方、中期線は中立水準での横ばいとなっています。上昇基調が一服しての動きではありますが、この方向感には注目しておいた方がいいでしょう。短期線の下落の勢いが強く、底打ちの可能性も高そうです。レンジ圏での動きが意識されやすいのではないでしょうか。ユーロドルは上昇して上値を拡大しています。バンドブレイクからバンドウォークとなっており、依然として買い優勢といったところでしょう。バンドの下限の下落基調も継続しており、さらにバンドウォークが継続する可能性を見ておきたいところです。RCIで見ると、短期線は高値圏でのじり高となっています。中期線も上昇基調で高値圏に入ってきており、流れは買い優勢です。短期線の天井打ちがあるかどうかに注目ではありますが、まだ買われやすいところと言えそうです。
米国の株式市場はダウが上昇するなど、非常に楽観的なムードが漂っています。経済指標ははっきり言って悪く、そこから一時マイナス圏での推移となりましたが、すぐに持ち直しての動きとなっています。ここまで楽観的な動きがみられるのも違和感を覚えるところではありますが、ここまでの雇用統計などを見る限りでは過度に警戒感が高まることもまた違和感があるといったところでしょうか。

明日は雇用統計が発表となります。これに対する楽観的な見方が広がっている可能性はあるでしょう。雇用統計の予想をしても仕方のないところではあるのですが、そこまで悪い数字が出るとも思っていません。比較的楽観的な見方をしています。とはいえ、ひどい数字が出た場合はこれまでの楽観の巻き戻しが入る可能性が高く、売り圧力が強まることは事実でしょう。その意味で、明日の雇用統計は重要かと思われます。

米国に関しては、追加の利上げの時期がかなり後ずれするとみられています。早くも年内は無理ではないかといった声も出てきています。個人的には年内に少なくとも1回は利上げを行う可能性が高いとみていますが、時期的にはまだ先といったところではないかと思っています。

2月4日のFX戦略

それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウが大きく上昇しての引けとなっています。経済指標などは悪化していたものの、原油価格の上昇や押し目買いに支えられる格好となっています。市場には各国中銀の金融政策に対する期待感が意識されており、積極的に売り込む流れが一服する展開です。この流れが継続するかどうかに注目が集まりそうです。ダウを支えた原油ですが、在庫統計は市場予想を上回る積み増しとなっています。にもかかわらず大幅上昇となっており、原油に対する売り圧力が弱まってきている可能性が意識されるところです。ただ、これに関してはドル安が影響している可能性もあるだけに、まだはっきりとしたところはわかりにくい状況です。米国債利回りは上昇しており、リスク回避的な動きの巻き戻しが意識される状況となっています。市場全体で見ると、方向感を見定めにくいところではありますが、これまでのようなリスク回避的な動きという展開にはなっていないのではないかと思われます。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの中心線を意識しての動きとなっています。上限からの調整の動きとなっています。バンドの上下限中心線は横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすくなってきています。バンドの下限までは下落する可能性もありますが、大きな動きにはなりにくい状況ではないかとみています。RCIで見ると、短期線は下落基調です。下落の勢いは強いものの、まだ下値余地を残しています。一方、中期線は上昇基調。一時的には売り圧力が維持されるものの、中長期的には底堅い動きといった展開となるのではないでしょうか。ユーロドルはバンドの上限をブレイクしての動きとなっています。やや行き過ぎの感はありますが、ここからバンドウォークとなる可能性を頭に入れておきたいところです。バンドの下限も下落基調となっており、バンド幅の拡大を伴っての動きとなる可能性が高まっています。その意味でもバンドの下限の動きには注意が必要でしょう。RCI短期線は上昇基調で高値圏での動きとなっています。これが天井打ちとなるのか、高値圏での横ばいとなるのかで流れが変わってきそうです。一方、中期線は上昇基調。中長期的には底堅い動きが意識されるでしょう。

難しいところ

今日は判断に迷う局面ですね。基本的にはISM非製造業景況指数が市場予想に届いていなかったことを背景にしたリスク回避的な動きということになるのでしょうけど、ダウは下値の堅い動きが目先展開されています。一時は200ドル弱の下落となったのですが、そこから持ち直しています。ここまで持ち直すとは予想外ですが、原油価格の上昇が意識されての動きです。この原油価格にしても、在庫統計を見る限りでは予想を超える積み増しとなっていることを考えると違和感を覚えるところです。円はリスク回避の動きが意識されており、これに関しては納得のいくところです。米国債利回りはまちまちであり、方向感の見えにくい局面です。

これらの動きが何を意味しているのか、後々わかってくるものと思われます。ただ、これまでのような、リスク回避一辺倒の動きではなくなってきているとは思います。押し目買いが入りやすい状況であり、意外と持ち直してくるのではないかとみています。つまり、先行きに対する警戒感が和らいできているのではないでしょうか。個人的には戻り始めたら意外と大きな動きになるのではないか、といったことを指摘していますが、その準備を始めたほうが良いのではないかとみていますが、さてどうでしょうか。

一進一退

日銀のマイナス金利導入から急激に巻き戻す動きを見せていた相場ですが、ここにきて再度リスク回避的な動きが意識されています。原油価格が一時30ドルを割り込む動きを見せているのが厳しいところです。米国債利回りは10年債が2%はおろか、1.8%台まで突っ込んできています。市場は米国の利上げはかなり後退したという見方をしているのではないでしょうか。まぁ、これに関してはある意味当然といえば当然なのですが、FOMCとしてはすんなりとそうですか、とは言えないところでしょう。様子を見ながら、結局は利上げできずといった流れになっていくのではないかと思います。

また、徐々に日本でも話題になってきている米国の大統領選の影響も大きそうです。ここ最近の世界的な地政学的リスクの高まりも根本的なところでは米大統領選が影響しているのではないかと思われる節があります。もちろん、問題の要因を一つに絞ることなどできません。ただ、特に北朝鮮の情勢に米国の大統領選挙が影響しているのではないかと思っています。米国が動きにくい局面での動きとなっているだけに、波乱含みの状況はまだまだ続きそうです。

2月2日のFX戦略

それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウは小幅に下落しての引けとなっています。ただ、一時100ドル超の下落から持ち直しての動きであり、さらにNASDAQはプラス圏に浮上しての引けとなっていることから、リスク回避的な動きはだいぶ巻き戻されたということができるでしょう。VIX指数が20を下回る水準まで下落したことなどを考えると、市場はかなり落ち着きを取り戻してきているように見えます。こうした流れを受けて、今日の東京市場は上値こそ重いものの、底堅い動きが意識される可能性はありそうです。ここまでの上昇に対する利食いなどをこなしながらの展開となるのではないでしょうか。プラス圏での動きは難しいのではないかとみていますが、まずは下げ渋るのではないかとみています。そのほかの市場は原油価格が大きく下落しています。産油国の減産に対する足並みがそろわず、需給面での思惑から売りが強まっています。一方、金価格は上昇しています。ドルの下落が意識されています。米国債利回りは大きく上昇しています。リスク回避的な動きの巻き戻しが意識され、債券に対する調整売りが入っています。為替相場はユーロやポンドに対する買い圧力が強まり、ドルや円が売られやすい地合いとなっています。

テクニカル的に見ると、ドル円はバンドの上限を意識しての動きとなっています。バンドの幅の拡大基調が意識されていますが、目先は行き過ぎの修正が入る動きで横ばいとなっています。ここから再度バンドの上限を意識してのバンドウォークとなるかどうかが注目といったところでしょう。バンドの下限の動きに注意しながら見極めていく形となるかと思いますが、可能性は十分にあります。RCIで見ると、短期線は高値圏での動きとなっています。天井打ち気配はあるものの、依然として買われやすい地合いとなっています。一方、中期線は上昇基調となっています。まだ上値余地を残していることもあり、一時的に調整の動きが入っても中長期的には底堅い動きが意識されるのではないでしょうか。ユーロドルはバンドの中心線を意識しての動きです。バンド幅は縮小傾向を維持しており、かなり狭くなっています。市場にはエネルギーが蓄積されており、動き出したら早そうですが、現状では方向感が見えにくいところです。バンドの上下限での動きには注意が必要でしょう。RCIで見ると、短期線が上昇基調となっています。そろそろ高値圏に入ってきそうで、その方向感に注目が集まります。一方、中期線はじり高基調です。中長期的には底堅い動きが意識されそうで、上値を追いやすい局面ということができるでしょう。

 | ホーム |