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サイトの更新の調子が悪く、久しぶりになってしまいましたが、戦略室です。

それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですがダウが大きく上昇しての引けとなっています。ここまでの下落に対する調整の動きが意識されており、買い優勢です。流れとしては悪くなさそうですが、年末ということもありここから大きな動きになっていくのかどうかは不透明です。とりあえずクリスマス前ということもあり、様子見ムードが強まる可能性はありそうです。さらに今日は東京市場も休場であり、動きは見えにくくなるでしょう。為替相場ではドルの上値が重い展開となりました。ただ、米国債利回りが上昇しており、ドル売りは限られています。ドル円も上値の重い展開が継続していましたが、121円割れの水準では押し目買いが意識されて押し戻しています。ユーロドルも上昇一服後は上値を抑えられており、積極的には方向感を出しにくい状況だったということができそうです。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足は上値の重い展開となっています。大きな動きではないものの、バンドの下限を目指しての動きです。中心線で抑えられたことがやはりきついところです。ただ、バンドの上限は横ばいからじり安気配となっており、大きな動きにはなりにくい状況となっています。RCIで見ると、勢いが落ちているとはいえ、短期線は上昇基調となっています。中期線が下落して下値圏での動きとなっており、中長期的には上値の重い動きが予想されますが、目先は底堅い動きとなりやすいでしょう。ユーロドルは持ち直し基調となっています。バンドの中心線で支えられての動きであり、再度バンドの上限を目指してもおかしくないでしょう。バンドの上下限中心線が緩やかな上昇基調となっており、大きな動きにはなりにくいものの、トレンドは上昇ということができるでしょう。RCIで見ると、短期線は底打ちから上昇となっています。中期線は高値圏での動きであり、目先は買われやすい地合いということができそうです。
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米国債利回り

今日は米国債利回りが上昇しての動きとなっています。その割にドルは下落しており、ややわかりにくいところではありますが、基本的に考えれば、米国は利上げを行っており、スムーズにいくかどうかは別としてこれからも利上げを行っていくものと思われます。であるならば、米国債利回りは上昇していくことが予想されるところです。そうした中でドルに対する買い圧力も意識されるのではないか、といった流れは基本的には正しいのではないかと思っています。

知ったらしまいとなってドルが下落というのは私が予想しているところではありますが、問題はどの程度の動きになるのか、という点があげられるでしょう。現に現在のドル円などはだいぶ下げてきていますし、そもそもドルインデックスは一時100を超えていたところから98台前半での推移となっているわけですから、調整が入っていることは事実でしょう。この程度で済むとは思っていませんが、個人的にはドル円130円を見ているので、あまり深押しするという流れも見ていません。ただ、テクニカル的にドル円の130円を言っているわけですが、仮に130円到達ということになったら、さすがに政府日銀も何らかの動きを見せるかもしれませんね。

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