プロフィール


RSSリンクの表示


QRコード

QR

12月利上げ

先日、何かの記事で米国は年内の利上げが困難、なぜなら市場の織り込みが不十分といった話を目にしました。個人的には確かにそういった側面があることは否定しません。市場への織り込みが不十分な状態で金融政策を変更した場合の市場へのインパクトを考えると、無理に利上げをしなくても、といった雰囲気になることも事実でしょう。

しかし、市場への織り込みとはそもそも何なのか、といったことを考える必要があります。現段階での年内利上げへの織り込みは進んできていると言わざるを得ないでしょう。アナリストも直近のFOMCを見て意見を変えてきていることが考えられます。FF金利先物の織り込みや、米10年債利回りの動向を見ても年内の利上げに対応しようとしている動きに見えます。つまり、状況などは刻一刻と変化するものであり、しかも要人発言などで容易に変えられてしまうものであるという認識を持っている必要があるでしょう。
スポンサーサイト
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は小幅に下落しての引けとなっています。米GDPが市場予想を下回ったことが嫌気される一方、米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで相殺される格好となっています。米国の年内利上げ観測が意識されてのリスク回避的な動きもみられる状況ではありますが、目先は落ち着いた動きとなってきているように思われます。ただ、米国債利回りは大きく上昇しています。利上げに対する思惑は強まっており、株価にもさらなる調整が入ってもおかしくはないでしょう。商品市場は原油が小動きとなっています。方向感の見えにくい状況となっています。一方、金は大きく下落しています。米国の年内利上げ観測に伴うドルの先高観が意識されています。ただ、ドルインデックスは下落している点には注意が必要でしょう。こういった動きを受けて、今日の東京市場はやや上値の重い展開となるのではないでしょうか。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの中心線で支えられての動きで、底堅い動きを見せていますが、目先は上値の重さも意識されています。バンドの下限が横ばいとなっており、基本的にはレンジ圏での動きとなりやすい局面です。とはいえ、再度バンドの上限を試す可能性は高いとみています。RCIで見ると、短期線が天井打ち気配となっています。まだ高値圏での動きですが、下落基調が強まっています。一方、中期線は上昇基調が意識されています。中長期的には底堅い動きが意識されやすく、下落したとしても一時的で、押し目買いが優勢となるでしょう。ユーロドルはバンドの下限からの持ち直しとなっています。バンドの上限は上昇基調を維持していますが、勢いは弱まっています。このまま横ばいの動きへと変化していくかがポイントですが、横ばいの動きとなっていくのではないかとみています。調整の動きが意識されやすく、目先は買い優勢でしょう。ただ、RCIで見ると、短期線は下値圏での動きとなっており、中期線も下落基調です。短期線の持ち直しが仮に意識されても、中長期的には上値の重い動きとなるのではないでしょうか。
米中古住宅販売保留、米中古住宅販売成約指数ともいわれている指標ですが、それが発表されています。予想に反してマイナスとなっており、米国の不動産市場に対する警戒感が意識されています。今回のマイナスは2013年12月以来の大幅な下げとなっています。特に北東部の結果が悪く、西部は比較的良かったものの、それでもマイナス圏での結果となっています。

これに関しては低価格帯の住宅在庫が不足していることが原因ではないかとみられています。特に初回購入者にとっては低価格の在庫減少はきついところでしょう。逆に言えば、需要はそれなりにあるということが言えるのかもしれません。賃貸料が8年ぶりの高水準に達しており、雇用環境も底堅さを示している中で、そこまで悲観することはないという意見も出ています。供給サイドに問題があって今回の指標が悪いのであれば、逆に米経済の強さをうかがわせるということになるのかもしれません。その点は十分に注意したいところですね。

雇用統計においてもそうですが、失業率の改善が労働参加率の低下によってもたらされたものであり、数字をそのまま信じるわけにはいかない、という話はよく出ています。経済指標の数字をそのまま鵜呑みにするのは危険という例の一つといえるでしょうね。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、株価は大きく上昇しています。FOMCにおいて、年内の利上げもありうるといったタカ派的な印象を与えられたことを受けて、一時ダウは大きく下落し、マイナス圏に転落しましたが、その後の買戻しで結局200ドル弱の上昇となっています。原油価格の上昇を背景にしたエネルギー関連銘柄の上昇や、決算が好調だったアップルに買いが集まっています。下値の堅い動きとなる可能性が高いとは見ていましたが、それでも昨日の段階でここまで急激に押し戻し、さらに上値を追う動きとなったのはやや驚きです。市場が今回のFOMCをどういった目で見たのか、かなりわかりにくい状況となってしまったように思われます。市場はそれでも年内の利上げはないとみているのか、利上げできるだけの経済の状況を好感したのか、このあたりの判断は迷うところです。ただ、今日の東京市場に関してはリスク志向の動きが強まっており、買い圧力が意識されるでしょう。日経平均は大幅高となる可能性が高そうです。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの上限から中心線まで下落したものの、もぢ直しての動きです。バンド幅が緩やかに拡大しているものの、大きな動きにはなっておらず、全体的には方向感の見えにくい状況ということができそうです。レンジ圏での動きが意識されやすいのではないでしょうか。RCIで見ると、短期線は天井打ちからの下落となっています。一方、中期線は底打ちからの上昇となっています。一時的には上値の重さが意識されそうですが、底堅い動きが展開されそうです。ユーロドルは下値追いの動きとなっています。バンドの下限をブレイクし、バンドウォークとなっています。バンド幅の拡大基調もあり、さらに下値を追う可能性も高そうです。バンドの上限の動きには注意したいところです。RCIで見ると、短期線は下値圏での横ばいとなっています。これが底打ちしてこないと戻りはないでしょう。中期線は下落基調となっており、短期的に戻りが入っても上値は重いでしょう。

------------------------------------------------------------------------------------

文責:株式会社コンシェルジュ 大塚亮

FXの取引は損益の生じる取引です。FX等取引を行う際にはお客様自身の自己責任でお願い致します。

FOMC

FOMCが開催され、金融政策が発表されました。FF金利に関しては予想通り現状維持でしたが、12月の利上げに対する思惑が意識されています。個人的には年内利上げは十分にあり得るとみているのですが、市場はそういった見方をあまりしていません。それが嫌気されたのでしょう、株価はダウがマイナス圏に転じるなど、警戒感が強まっています。とはいえ、ある程度のところでは戻してくるのではないかとみています。そこまで積極的に売り込むといった状況にはないのではないでしょうか。

市場の楽観的なムードに関しては行き過ぎといった見方をしていたので、今回のFOMCでそれが多少でも修正されたのはある意味良かったのではないかと思っています。年内の利上げの可能性を見ておかないと、現状では危険ではないでしょうか。雇用情勢もぶれは多少あるものの、おおむね堅調です。利上げの環境は整っている中で、中国の問題などが出たことで多少の後ずれはあるかもしれませんが、それにも限度があるのではないかとみています。そう考えると、やはり年内の利上げがまずは第一に考えておきたいところではないかと思っています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウが小幅に下落となって引けています。米国の経済指標が悪化したことが嫌気される一方で、FOMCの結果を待ちたいとの思惑が強まり、上値は重いながらも大きな動きにはなりませんでした。調整の動きが意識されやすい状況ではありますが、米国の年内の利上げ観測の後退が下値を支えているといった状況ではないでしょうか。今日のFOMCで利上げが決定される可能性は皆無と思いますが、利上げに前向きな姿勢が示された場合は警戒感が強まるでしょう。その他の市場は原油価格が下落しています。依然として上値の重い流れが継続している状況です。一方、貴金属市場は小幅に下落となっています。方向感は見えにくく、様子見ムードが強まりました。全体的にはやはり様子見ムードが意識されやすい局面だったということができるのではないでしょうか。為替相場は円高基調が意識されています。ドルに対する買いも散見されましたが、ドル円が120円台半ばまで下落するなど、リスク回避的動きに伴う調整の動きが意識されています。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの上限からの調整の下落が入っています。バンドの中心線を目指しての動きで、下値余地がありそうです。中心線をブレイクしての下落となるかどうかに注目でしょう。バンドの上下限中心線は横ばいであり、大きな動きにはなりにくい局面となっているだけに、中心線では支えられる可能性が高いように思われます。RCIで見ると、短期線が天井打ち気配となっています。依然として高値圏での動きですが、これの下落基調が強まった場合は下値余地が大きいだけに注意が必要でしょう。強まった場合はバンドの下限までの下落を見たほうがよさそうです。ただ、中期線は上昇基調を維持しており、中長期的には底堅い動きとなりやすい状況です。そう考えると、やはりバンドの中心線では支えられる動きとなるのではないでしょうか。ユーロドルはバンドの下限からの調整の動きが意識されています。しかし、上値が重い状況で横ばいでの調整となっています。こういった流れの時は再度バンドの下限を意識しての動きとなることが多いので注意が必要でしょう。RCIで見ると、短期線が底打ち気配となっています。一方で中期線は下落基調となっており、一時的に買い戻しが入っても、中長期的には上値の重さが意識されやすいでしょう。

FOMC次第?

米消費者信頼感指数が3ヵ月ぶりの低水準に沈んだことで、市場にはやや警戒感が出ていることは事実です。株価もマイナス圏での動きとなっています。とはいえ、大きな動きにはなっていません。やはり、今開催されている米FOMCの結果次第ということになるのでしょうか。結果は明日に出てきますが、10月の利上げの可能性は皆無かと思います。問題は年内に行われるかどうかといったところであり、その雰囲気が出てくるかどうかといったところです。あまり環境は良くないといったところですが、可能性は十分にあるのではないかと思っています。

年内の利上げに関して、問題は中国かと思いますが、金融緩和を行ったことで、株式市場は若干落ち着いてきています。あとは市場との対話といいますか、年内利上げは無理との思惑が強まっているところを解消する必要があります。これが思いのほか難しいところでしょう。市場がここまで年内無理に傾いているのは個人的には違和感があるのですが、そういった雰囲気になっている以上、年内に利上げをすることは大きなリスクです。そのあたりはFEDとしても十分すぎるほど理解しているでしょうから、その意味で年内の利上げ断念という可能性は頭に入れて対応しなければならないでしょう。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、全体的に小動きとなっています。米国の経済指標が良くなかったことや、先週までの上昇に対する調整の動きが意識されて、上値の重い展開となりました。しかし、各国地域の中銀が緩和的な政策で臨む中で、積極的に下値を追う動きにもなっていません。ダウなどはマイナス圏での引けとなりましたが、下値の堅さも意識された展開ということができるでしょう。ここからさらに下値を拡大するかどうかといったところではありますが、そこまでの動きにはなりにくいのではないかとみています。特にFOMCを控えているだけに、今日のところは大きな動きにはなりにくいでしょう。東京市場も様子見ムードが強まるのではないでしょうか。為替相場もドル円は121円を挟んでの動きであり、ややドル安が意識されていますが、大きな動きとはいいがたいところでしょう。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの上限からの調整の動きとなっています。バンドの下限が横ばいでの動きであり、レンジ圏での動きとなりやすい局面です。バンドの中心線まで下落してもおかしくはないでしょう。RCIで見ると、短期線が天井打ちから下落となる一方で、中期線は底打ちから上昇となっています。一時的には調整の動きが入っても、下値の堅さは意識されやすいのではないでしょうか。ユーロドルはバンドの下限を意識しての動きですが、やや持ち直し基調も見られています。ただ、バンドの上限は依然としてじり高基調であり、ここからしっかりとした調整が入るかは不透明です。再度バンドの下限を試す可能性も視野に入れておきたいところです。RCIで見ると、短期線は底打ち気配があるものの、下値圏での動きとなっています。中期線は下落基調であり、上値の重さは意識されそうです。短期線がこのまま上昇となるかどうかに注目が集まりそうです。流れとしては一時的に調整の動きが入ってもおかしくなさそうですが、上値は重そうです。

下げ止まり?

ユーロドルは目先は下げ止まっているように見える状況です。月曜のこの段階で判断することもできないのですが、ここから持ち直しの動きを強めるのであれば、市場全体に調整の動きが強まり、やはり方向感の見えにくい状況が意識されるでしょう。とりあえず、今日の動きとしては欧州株は全体的に上値の重い展開であり、ダウも下落しています。ただ、それほど大きな動きではなく、調整の動きが強まっているといったイメージもありません。

テクニカル的にはメルマガなどでも書きましたが、ユーロドルなどはバンドの下限をブレイクしての動きであり、ここからバンドウォークとなるのかに注目が集まります。動きが大きくなった場合はその他の市場に与える影響も大きそうです。問題はドルの上昇が意識された際に米国の早期利上げ観測が後退するのかどうか、さらには米株の上値は抑えられるのか、といったところでしょう。個人的には米経済に関してはそこまで懸念しているものではありませんが、万が一の時は影響が大きいことも事実です。日本はすぐには動かないのではないかとみていますが、米株の急落などということになったら雰囲気が変わってくるでしょう。中銀の動きが市場に大きな影響を与えている局面であるだけに、警戒はしておいたほうがいいでしょう。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、先週末の動きですが、米株は大きく上昇しての引けとなっています。ドラギECB総裁の発言や、中国人民銀行が追加の金融緩和を決めたことが好感されての動きとなっています。中銀の動きはやはり意識されやすく、その影響も大きい状況が続いています。状況としては望ましいものではないのかもしれませんが、現状はリスク志向の動きが意識されており、この流れは東京市場においても維持されるのではないでしょうか。為替相場もドル円はしっかりとした動きとなっており、東京市場のリスク志向の動きを支えるのではないでしょうか。

テクニカル的にはメルマガ等をご覧いただければと思います。また、メルマガでもお伝えしましたが、無料メルマガを一時休止いたします。これに関しましては今後、別の形での配信となる可能性もありますが、今のところ本決まりと放っていませんので、また決まり次第お伝えしようと思っています。

それでは、今週も頑張っていきましょう。
ドラギECB総裁の発言が思いのほかハト派で市場にインパクトを与えています。米国の新規失業保険申請件数が良かったことも株価を押し上げているのですが、市場は思った以上に欧州は動かないといった見方をしていたのでしょうか。バイトマン独連銀総裁などの発言を見る限りでは確かに動きにくそうなところですが、実際問題としては米国も早期利上げ観測が後退していますし、動くとしたら今といった話があっただけに、ここまで楽観的なムードに振れるというのもやや違和感を覚えるところではあります。いずれにしても、個人的にはやや想定外に株価が上昇しているところではあります。端的にいえば、外した感が強いというだけなのですが・・・

為替相場も円安、ユーロ安の地合いとなっています。ユーロに対する売り圧力はかなり強まっています。これをきっかけに動きだすのかどうか、週末に向けての動きとなっているだけに注目です。問題は明日のダウの動きかな、と思っています。つまり、ダウが今日の引けにかけてしっかりとした地合いを維持し、さらに明日も調整をこなしながらも堅調な動きを見せた場合はリスク志向の動きがさらに強まる可能性も意識しておいたほうがいいかもしれません。動き出したら速くなる展開は頭に入れておきたい局面でしょう。
戦略室がご無沙汰になってしまい、申し訳ありません。少し遅くなりましたが、現状の日足のテクニカルを見てみます。

ドル円の日足ですが、バンドの下限からの戻りで、中心線を意識しての動きとなっています。バンドの上下限は横ばいとなっており、流れとしてはレンジ圏での動きが意識されやすい状況となっています。狭いレンジであり、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われますが、方向感は見えにくいところです。RCIで見ると、短期線は上昇基調となっています。勢いは強いものの、まだ多少の上値余地を残している状況となっています。中期線は下値圏での動きですが、底打ち気配からのじり高となっています。短期線の動きにもよりますが、バンドの上限までは上昇してもおかしくはないでしょう。ただ、そこでは抑えられる可能性が高いように思っています。

ユーロドルの日足ですが、バンドの上限からの調整の動きが意識され、中心線を目指す格好となっています。バンド幅は緩やかに縮小しており、方向感の見えにくい局面です。動きそのものも小動きとなっており、目先は動きにくいでしょう。ただ、こちらも市場にエネルギーが蓄積されており、動き出したら速くなる可能性はありそうです。RCIで見ると、短期線が下落して下値圏での動きとなっています。かなり勢い良く下落してきただけに、底打ちから反転上昇といった動きになる可能性も高そうですが、まずは方向感を見定めたいところです。中期線はじり高基調で高値圏に入っています。中長期的には下値の堅さが意識されやすいところであり、バンドの中心線では支えられやすいのではないかとみています。

いずれにせよ、今日はECB理事会で金融政策が発表となります。これがどういった結果になるのかを見定めたいとの思惑は強いでしょう。思惑的な動きが16時くらいから入ってくるのではないかと思いますが、初動にはついていってもいいかもしれませんが、ポジション調整の動きなどもあるので、あまり長く持たないほうが無難ではないかとみています。
それにしてもドル円は動きがないですね。市場にはエネルギーがたまっていると思われるが、というのもだんだん言い飽きてきました。なんとなく、去年の夏以降の動きを思わせるような、そんな感じの展開です。ただ、去年は年末にかけて一気に上昇しており、同じというわけにもいきませんが、ここから一段高の動きがあるのか、それとも上昇のエネルギーは尽きているものの、なんとなく現状を維持しているだけなのか、注目しているところです。つき足レベルでみると、もう一段高があってもよさそうな気はしているのですが、果たしてどうなりますかね。130円を期待しているのですが、なかなかそううまくもいかないところではあるようです。

とりあえずは明日のECB理事会を意識してといったところでしょうか。ECBが動いてくるかどうかとなると、やや懐疑的な見方をしているのですが、動かなくてもある程度のサプライズにはなりかねない状況です。どうも最近の各国地域の中銀と市場との対話がうまくいっていないように思われます。状況はあまりよろしくないように思われるところです。様子見ムードから一気に動き出すということもあり得るでしょう。ただ、ECB理事会ではややインパクトに欠けるような気がしていることもまた事実ですね。

11月になると

11月にトルコで選挙がありますが、これに注目している人が増えているといった話を耳にしました。とはいえ、実際問題としては一体何がどうなるのか、といったところはあるかも知れません。ただ、現地からの情報によると、前回6月に過半数を取った政党がなかったのですが、今回は大連立の機運もあり、政権発足とともに政情が安定するのではないかといった期待感があるようです。これに関しては、個人的には大連立がうまくいくのか、懐疑的なところもあるのですが、どうにも現地の雰囲気が分かりにくいため、もしかしたらうまくいくのかもしれません。

そうなると、トルコリラに対する買い圧力が強まるのではないかといった期待感が出てきます。もちろん、選挙のみがトルコリラを押し下げているわけでもないのですが、さらに追加の材料として米国の早期利上げ観測の後退に伴う動きもあります。そうした動きを意識するのであれば、トルコリラに注目するのも面白いかもしれません。

底堅い動き

株価は依然として堅調な動きが続いていますね。リスク志向の動きが意識されており、目先はまだ買われやすい地合いが続くのではないかと思っています。あまり調子に乗って買い続けるわけにもいかないような気がしていますが、かと言ってこの局面で戻り売りというのも危なそうなところではあります。

問題としては企業業績がまず第一に上げられそうです。これに関してはそこまで懸念すべきものかどうか定かではありません。雇用環境が底堅く、企業業績が良いのであれば、その他の指標が多少悪くても警戒感が強まるというところではないのかもしれません。大幅安に対する警戒感は払拭できないところではありますが、あまり警戒しすぎても仕方ないといったところでしょう。思った以上に世界経済は堅調ながらも、先行きに対する不透明感から利上げに踏み切りにくいという、相場にとっては上げやすい環境にあるのでしょう。その辺りは頭に入れておいたほうが良いのではないかと思っています。

消費者信頼感

ミシガン大学の消費者信頼感指数が発表となり、市場予想を上回る結果となりました。原油価格の下落が意識されやすい状況となっており、消費に対する前向きな思惑が強まっています。小売は良くなかったものの期待感は高いといった状況でしょう。この状況が良いのか悪いのかははっきりしませんが、取り敢えずはリスク志向の動きが意識されているといったところとなっています。

原油価格の下落がもたらす悪影響に関しては先日も述べたばかりですが、ここではポジティブな影響が意識されているということになります。実際問題として、原油は高いほうが良いのか安いほうが良いのかわからなくなってきますね。個人的には現状程度の水準で大きな動きにならない感じが良いと思っています。あまり変動が大きいと産油国にとっても消費国にとっても面倒なことが起こりやすいでしょう。ただ、100ドル超の時代に慣れてしまった産油国にとっては現状はかなり厳しいといえるのかもしれませんが・・・
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は大幅上昇での引けとなっています。リスク志向の動きが意識されています。米国の週間新規失業保険申請件数が1973年以来の低水準となったことなどが好感されています。雇用に関してはやはり強いと見るべきではないかと思っています。少なくとも懸念を抱くレベルではないでしょう。この結果などを受けての株高となっています。ただ、米国の早期利上げ観測が意識される可能性もあり、積極的に上値を追うことが出来るかは不透明です。とは言え、債券市場では米10年債利回りが2%台を回復しており、リスク回避的な動きは巻き戻されています。こうした流れを受けて、今日の東京市場は底堅い動きが見られるのではないでしょうか。株価は昨日の段階で上昇していますが、上値余地はあるでしょう。ただ、今日は週末ということもあり、上げ一巡後は上値の重い展開が意識されるのではないかと見ています。為替相場はドル円が下落しての動きから、引けにかけて持ち直しています。ドルは全般的に底堅い動きとなっています。米国債利回りの上昇などを背景にこの流れが継続するのではないかと思いますが、大きな動きにはなりにくいのではないでしょうか。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの下限を意識しての動きとなっています。バンド幅の拡大基調もあり、ここからバンドウォークとなる可能性も十分にあるでしょう。バンドの上限の方向感には注意しておきたいところです。RCIで見ると、短期線が下落して下値圏での動きとなっています。底打ち気配がありますが、ここからさらに上昇できるかがポイントです。一方、中期線は下落基調で下値圏での動きです。中長期的には上値の重さが意識されやすく、戻しても一時的でしょう。ユーロドルはバンドの上限をブレイクしての動きでしたが、すぐに調整の動きが入っています。バンド幅は横ばいとなっており、方向感は見えにくくなっています。バンドの上下限を意識してのレンジとなる可能性はありそうです。RCIで見ると、短期線が高値圏での動きですが、天井打ち気配です。一方中期線は上昇基調を維持しています。目先は調整の売りが強まる可能性がありますが、底堅い動きから上昇といった動きになるのではないでしょうか。

米国雇用

米国の週間新規失業保険申請件数が1973年以来の低水準となったそうで、依然として労働市場は堅調と言っていいのではないかと思われる状況です。直近の非農業部門雇用者数は確かに予想を下回っていますが、20万人前後の水準が永遠に続くと思うのがそもそも無理のある設定ではあります。そう考えると、FEDとしては年内に利上げをしても良いのではないか、と思う可能性は十分にあるのではないかと思います。

その一方で、昨日は小売売上高が低調であり、年末の個人消費に影を落としています。米国のGDPに占める個人消費の割合から考えると、米経済の先行きに対する警戒感が高まることも理解できるところです。こういったまだら模様の状況下でFEDがどういった決断をするのかに注目が集まるところではありますし、市場も方向感を見定められていないといったところなのでしょう。

それにしても、当局関係者の発言がバラバラで全くと言っていいほど参考になりません。もちろん、各人が意見があって良いのですが、市場への織り込みという観点からすればあまり望ましくないようにも思うところではあります。いかに情報を発信していくかは難しい問題ではありますが、現状の市場への織り込みはうまくできていないのではないかと懸念しているところです。
UBSは中央銀行と政府系ファンドの資産が年末までに1.2兆ドル、日本円にして約143兆円減少すると予想しているようです。成長の減速や原油収入の減少が主な要因で、世界全体で7%近く縮小すると見ているようです。特に中国やロシア、サウジアラビアの取り崩しが顕著となっているようです。

こうした流れは来年も続くのではないかと見られています。これまで産油国は原油高の時期に資産を積みましてきていましたが、その流れが逆流する展開となっています。原油価格の低迷(と言っても50ドルは過去から見てそこまで安いとは思っていないのですが、それでもより高い価格に慣れてしまうと、なかなか以前のより安い原油価格には耐えられないのでしょう)が続けば産油国の経済にとっても厳しい状況となっていくでしょう。そうなると価格維持のために減産といった手段が採られる可能性があるのですが、闇増産をする国が出てきて・・・といった流れは今までにもあった話です。ここからどういった動きになっていくのかは注目でしょう。

ただ、原油価格の下落に関して言えば、オイルマネーの巻き戻しから世界の株式市場などに影響を与える可能性は否定できません。経済的に見れば原材料費の下落は良いはずなのですが、一概にそうも言い切れない所が難しいところではありますね。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は上値の重い展開となりました。ダウは朝方は下落からスタートとなり、そこから持ち直して一時プラス圏に浮上するも、再度抑えられ、結局マイナス圏での引けとなっています。リスク回避的な動きが意識されていますが、大きな下落とはなっておらず、依然として様子見ムードが意識されているといったところではないでしょうか。為替相場もドル円はリスク回避的な円買いが見られましたが、下値を積極的に追う動きとはなっていません。方向感の見えにくいところであり、今日の東京市場もその流れを引き継ぎそうです。日本株は上値の重さが意識されるものの、売り圧力は高まらないのではないでしょうか。中国の経済動向に対する警戒感は依然として強いため、中国株の動向には注意を払っておきたいところでしょう。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの中心線から下限を目指しての動きとなっています。バンドの上下限中心線が横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすいでしょう。ただ、バンド幅がかなり狭いのでバンドの上下限での動きには注意が必要でしょう。RCIで見ると、短期線が下落基調となっており、そろそろ下値圏に入りそうです。中期線は下落から下値圏での動きとなっており、中長期的にも上値の重い展開が意識されています。短期線の動き次第ではありますが、バンドの下限をブレイクする可能性は見ておいたほうが良さそうです。一方、ユーロドルは底堅い動きとなっています。じり高基調でバンドの上限を目指す動きとなっています。バンド幅は緩やかに拡大しており、下限も下落気配が見えています。下限の下落の勢いが強まった場合は一気に上昇といった動きとなりかねないところです。RCIで見ると、短期線が高値圏での動きとなっています。上値余地はほとんどありませんが、これが横ばいとなるのか、天井打ちとなるのかで流れが変わってきそうです。中期線はじり高基調となっています。中長期的には底堅い動きであり、短期線が天井打ちとなってもしっかりとした動きとなりそうです。
ドル円が動かなくなって、ある程度の日数が立ちますが、依然として方向感の見えにくい展開が続いています。その間、全く市場に材料がもたらされなかったわけではないのですが、反応の薄い展開が続いています。テクニカル的に見れば、市場にエネルギーが蓄積されていることは事実かと思いますが、現状では方向感が見えないだけに買っていいものやら売っていいものやら悩む所ではあるかと思います。最終的には動いた方につくだけであり、今の段階で悩んだところで意味は無いのですが、実際問題としてどういった材料で動き出すのか、なかなか想像を巡らせるのも難しいところではないかと思っています。

米国の金融政策に対する注目度は高いものの、市場の雰囲気がほぼ固まっており、それに反する決定がなされない限りは動かないのではないか、といった思いに駆られています。つまり、現状で当局関係者が年内利上げを示唆しても最終的には無理と市場に足元を見透かされているのではないか、と思われる状況です。であるならば、FOMCで利上げが決定されないかぎり、この思惑は解消されないのではないでしょうか。もちろん、経済指標が好調を連発すれば話は変わってくるのでしょうけど、おそらくまだら模様でしょうし、決定打とはならないのではないでしょうか。

となると、米国の金融政策以外に動きをもたらす要因を探す必要があります。年末まで動かないということも考えられますが、動くと仮定するのであれば、日本の金融政策などはその要因となりうるのではないかと思っています。中国の景気減退を背景に、日銀にも緩和圧力がかかっています。世界的な緩和圧力の高まりを受けて日銀が動く事があれば、ドル円も大きく動いてくるのではないでしょうか。しかも、日銀はこれまでにも意外なところで動いて市場にインパクトを与えてきているだけに、その可能性は否定出来ないのではないかと思っています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが米株は上昇しての引けとなっています。昨日は日本市場が休場だった上に米国もコロンブス・デーで債券市場が休場となっており、全体的に方向感の見えにくい展開となりました。そうした中で米国の早期利上げ観測の後退が意識され、リスク志向の動きが維持されています。VIX指数も下落しており、市場には楽観的な思惑が強まっています。とは言え、大きな動きとはなっておらず、今日の東京市場も底堅い動きは意識されそうですが、大きな動きにはなりにくいのではないでしょうか。ドル円もここ最近は殆ど動きがなく、様子見ムードが意識されています。こうした中では積極的には動き難いでしょう。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンド幅が縮小する中で中心線を意識しての動きとなっています。市場にはエネルギーが蓄積されていますが、大きな動きにはなりにくい状況が継続しています。RCIで見ると短期線が天井打ちから下落となっています。中期線も下落基調であり、下値を追いやすい格好です。バンド幅が狭いことでバンドの下限がすぐそこまで迫っている局面です。バンドブレイクからの動きには注意が必要で、特に下限での動きには警戒すべきでしょう。ユーロドルはバンドの上限を意識しての動きから調整が入っています。バンド幅は緩やかに拡大基調であり、再度上限を意識しての動きとなった場合は注意が必要でしょう。RCIで見ると短期線が上昇して高値圏での動きとなっています。天井打ち気配があるものの、しっかりとした動きが意識されています。一方中期線は中立水準を横ばいとなっています。やや珍しい形ではありますが、この方向感には注意が必要です。大きな流れでは上昇の途中にも見える所ではありますが、中期線が下落に転じると、一気に下値追いといった動きになる可能性もあるでしょう。とは言え、為替相場は全体的に動き難い状況であり、基本的にはレンジ圏での動きを意識しておいたほうが良さそうです。動き出してからの対応でも遅くはないかと思います。

逆張りの個人

日本株の反発を信じる個人投資家が増えているようです。2倍上げETF、つまり通常の2倍の上昇率を享受できる指数連動型上場投資信託への買いが急増しており、個人の売買に占めるETFの割合は過去最高水準にあるようです。確かに日本株は一時大きく下げましたし、先行きを考えると日銀を始めとする各国地域の金融緩和的な政策、これは米国の早期利上げ観測の後退も含まれますが、中央銀行は無理をしないのではないかといった期待感が強まっています。

個人的には中銀が無理をしないというところには賛成ですが、市場の期待といいますか、思惑はやや行き過ぎといったところかと思っています。そして、さらに言うのであれば、米国が年内の利上げを断行したところで下落はそれこそ一時的で、持ち直す可能性が高いといった見方をしています。ドル円の130円という予想に関しては現状でまだ維持しているところです。とは言え、年内の130円もありうると思っていましたが、それに関しては難しいと修正しています。来年の3月くらいをメドに行くのではないかと思っています。円安の行き過ぎとの見方が世界的に広がるかどうかがポイントになるのではないかと思っていますが、瞬間的には可能性が高いといった見方です。ただそこまでいけば戻り売りといったところでしょう。

その意味では、現状の逆張りにかけるのは悪く無いと思っています。ただ、米国の金融政策に対する思惑など、不透明な部分も多く、一時的には急落といった動きもありえるでしょう。その動きにうまく対応できるレベルでのポジションを心がけたいところではないでしょうか。

年内の利上げ

先ほどNY連銀総裁のダドリー氏が年内利上げに関して前向きな発言をしています。この辺りの発言に関してはタカ派かハト派かと言った違いが色濃く出るのでそこまで重要視すべきかどうかといったところはあります。つまり、タカ派の理事が年内利上げとどれほど言ってもそれほど市場にはインパクトを与えません。現に、少し後に発言したエバンスシカゴ連銀総裁は利上げに関しては慎重な立場です。

このように、要人発言に一喜一憂しても仕方ないのですが、年内利上げ派が思った以上に積極的に発言をしているようにも思っています。市場は年内の利上げはほぼ無理といった雰囲気ができているようにも思いますが、こうした中でも利上げの可能性に言及しているわけであり、タカ派としてはやはり年内に一度利上げをしておきたい、そのための地ならしをしておきたいといったところなのかもしれません。何度も言っていますが、個人的には年内利上げの可能性は十分に残っており、市場は行き過ぎではないかといった見方をしています。ただ、本格化してきた米企業決算の動向次第では年内の利上げが難しくなる可能性は否定出来ないところでしょう。その意味で、慎重に見極めたいとは思っています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、ダウは100ドル超の上昇となり、17000ドルを回復しています。FOMC議事要旨は年内の利上げに含みをもたせながらもドル高の悪影響に対する言及があり、ドルの上値を抑える展開となりました。これが株価の下値を支えたといったところでしょうか。また、利上げの見送りが大差だったことも意識されている状況です。ややわかりにくい局面ではありますが、底堅い動きが継続しているだけに、今日の東京市場も買い圧力が意識されやすいところではないかと見ています。ドル円に関しては120円を挟んでの動きとなっており、依然方向感の見えにくい動きですが、円高がそこまで進行していないところは好感されやすいでしょう。株高を受けて円安となる可能性も否定出来ないところです。

テクニカル的に見ると、ドル円は狭いレンジでの動きとなっています。バンド幅の縮小傾向が強まっており、市場にはエネルギーが蓄積されているところです。バンドの上下限での動きには注意が必要ですが、現状ではどちらにバンドブレイクするのかが見えにくいところです。RCIで見ると、短期線が天井打ちから下落、中期線もじり安基調となっていることから、バンドの下限での動きに注意といったところではないでしょうか。RCIの中期線は中立水準を挟んでの形となっており、方向感がほとんど見えていない形です。中期線の動きには注意が必要かと思いますが、レンジ圏での動きが続く可能性もありそうです。ユーロドルはじり高基調となっています。ただ、こちらもバンド幅の狭い状況で、狭いレンジでの動きといったところです。目先はバンドの上限を目指しての動きとなっていますが、ここをブレイクすることが出来るかがポイントになりそうです。RCIで見ると、短期線は上昇基調で高値圏に入っています。これが横ばいとなるのか、天井打ちから下落となるのかで流れが変わってきます。一方、中期線は中立水準での横ばいとなっています。中長期的な流れが見えにくく、方向感が探りにくくなっています。狭いレンジでの動きが続く可能性も視野にいれながら、といったところではないでしょうか。ドル円、ユーロドルともに動き出すまでは様子見といったところかと思われます。

FOMC議事要旨

さて、これからFOMC議事要旨が公表されるわけですが、そこまで警戒するものでもないのではないかと思っているところです。9月16日の段階から状況は変化しているわけですし、年内の利上げに関しては含みをもたせているものと思いますが、議事要旨が出たところで現状の市場の雰囲気が大きく変わるのかというと疑問が残るところではあります。最終的には経済動向次第というところに落ち着くものと思われ、それを材料に大きな動きとなるのかというと懐疑的な見方をしています。

ただ、実際問題米国の利上げはいつあるのか、といったところは考えておかねばならないでしょう。今回の議事録からはおそらく判断できないのではないかと思っていますが、どうでしょう?個人的には依然として年内と言った見方ですが、それはドル円の動きからそこまで株価の急落を見込んでいないからです。もちろん、実際には金融政策の決定に株価が与える影響は大きくないかもしれませんが、それでも無視することは出来ないでしょうし、個人的には意外と大きな影響を与えているのではないかと思っています。であるならば、株価がそこまで下落しないとすれば、年内の利上げは可能と見ています。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなっています。ダウは引けにかけて上げ幅を拡大し、100ドル超の上昇となっています。米国の早期利上げ観測の後退や、米企業決算を控えての期待感などが意識されているようです。企業決算に関しては警戒感もありますが、そこまで悪くないのではないかといった見方が根強い状況です。明日のアルコアから本格化してくるだけに注意しておきたい所です。その他の市場は原油価格が下落しています。在庫増が嫌気されての動きです。一方、金価格はプラス圏での引けとなっています。米国の早期利上げ観測の後退を背景に、金に対しては根強い買いが見られています。為替相場は全体的には動きが見えにくかったものの、米国債利回りの上昇などを受けてドル買いが展開されました。こうした流れを受けて今日の東京市場はリスク志向の動きが継続しそうです。調整の動きも見られそうですが、下値の堅さが意識されるのではないでしょうか。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足は狭いレンジでの動きとなっています。バンド幅も縮小傾向で方向感の見えにくい状況となっています。目先は下落基調であり、バンドの下限を目指しての動きとなっています。下限で支えられるかどうかに注目が集まるでしょう。RCIで見ると、短期線が上昇して高値圏に入っています。上昇の勢いが強かったので、すぐに天井打ちといった動きになる可能性も高いでしょう。中期線は中立水準を挟んでの動きとなっています。中長期的には方向感の見えにくい状況ということが出来るでしょう。ユーロドルもバンドの中心線を挟んでの小動きとなっています。方向感の見えにくい状況であり、しばらくは様子見ムードといったところでしょう。RCIで見ると、短期線が中立水準を挟んでの動きとなっています。下値圏からの押し戻しであり、流れとしては上昇基調にも見える所です。一方、中期線も中立水準を挟んでの動きであり、方向感の見えにくいところです。しばらくはバンドの上下限で挟まれたレンジを動くのではないでしょうか。

米企業決算

米国の企業決算が日本時間9日早朝のアルコアから本格化してきます。ここ最近の米経済の状況から警戒感が残る一方で、FRBの金融勘定報告で、4-6月時点で企業利益は2012年以来の大幅増といった報告がなされています。警戒感が強まっているだけに、ハードルの低そうで、予想よりも良い数字となる可能性は十分にあるでしょう。仮にそういった結果となれば、米国の早期利上げ観測の後退と相まってダウが急伸といった動きとなってもおかしくはありません。いろいろと複雑といいますか、わかりにくい局面が続きますが、個人的にはリスク回避的な動きがそこまで強まる状況にはなりにくいのではないかと見ています。

ただ、状況の改善が意識されると今度は再度の早期利上げ観測が強まることになります。個人的には年内の利上げの可能性は依然として十分に残されていると見ていますが、市場全体としては来年の3月くらいではないかといった見方が増えているようにも思われます。10月の利上げは無理だと思っていますが、12月くらいであれば市場も落ち着いてきているのではないかと見ています。さて、どうなりますか・・・
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。

まず、昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなっています。米国の早期利上げ観測が後退する一方で、IMFが世界経済の見通しを下方修正するなど、警戒感が強まったことで売り圧力が意識される展開となっています。わかりにくい局面であり、まずは様子見といったところでしょうか。市場はリスク志向の動きが意識されやすくなっていますが、実際の経済は先行き不透明感が強く意識されており、状況としては買いにくいところではあります。利上げ時期に関しても年内との意見も根強く、状況によってはもうひと波乱ありそうな、そんな状況となっています。そうした中で今日の東京市場は、リスク志向の動きが一服するのではないかと見ています。ダウは上昇していますが、上値の重さが意識されており、さらに昨日の日経平均は大きく上昇していることから、調整の動きが入りやすいのではないでしょうか。為替相場はドル安が意識されていますが、この動きに関してはそこまでは強まらないのではないかと見ています。

テクニカル的に見ると、ドル円の日足はバンドの中心線を意識しての動きとなっています。バンド幅の縮小傾向が継続しており、方向感の見えにくいところです。市場にはエネルギーが蓄積されていますが、バンドの上下限いずれをブレイクするかは見えにくく、目先は方向感を探るといったところでしょう。RCIで見ると、短期線が上昇基調となっていますが、中期線が中立水準を挟んでの動きとなっています。中長期的な方向感が見えにくい中で、大きな動きにはなりにくいところでしょう。一方、ユーロドルはバンドの中心線を挟んでの動きとなっています。バンドの上下限中心線が横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすいでしょう。RCI短期線は中立水準を挟んでの動きですが、現状は上昇基調となっています。これの方向感にもよりますが、一時的には上昇してもおかしくないと見ています。中期線も中立水準を挟んでの動きとなっています。ただ、これもじり高基調となっており、中長期的には底堅い動きが意識されやすいのではないでしょうか。
IMFが世界経済の見通しを引き下げといったニュースが入ってきています。商品価格の下落が新興国経済に打撃という、はっきり言ってよくわからない理由が挙げられています。よくわからない、というと多少語弊があるのですが、違和感を覚えるところではあります。商品価格の下落は確かに輸出国からすれば打撃をもたらすものですが、輸入国からすればメリットになります。そう単純なものではないのですが、高すぎる商品価格が消費動向に影響を与える事を考えると、ここ最近の安定した商品価格が経済に打撃という説明は本当に正しいのか、注意したいところではあります。また、商品価格の下落が米国の利上げを抑える一因となったことも見逃せないのではないかと思っています。米国の利上げにより、新興国経済に大きな打撃となることが指摘されていますが、商品価格の下落により米国のインフレが抑えられ、利上げを急ぐ必要が無い局面を作り出していたこともまた事実です。商品価格の上昇がインフレを意識させ、利上げのタイミングを早めるがゆえに新興国経済に打撃という流れのほうが納得のいく説明ではあります。

商品価格は高すぎても安すぎても困るといったところかと思いますが、現状の商品価格が安すぎるのか、というとそういうこともないのではないかと思っています。さらに言えば、原油価格などは比較的安定しており、企業にとっても良い環境ではないかと思っています。ここから急激に上昇などといった動きになれば、それはそれでリスクが高まる気がするのですが・・・

 | ホーム |  次のページ»»