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ドル買い

ドルに対する買い圧力が意識されています。個人的にはドル売りを予想していたので、どうにもよろしくないところではあります。テクニカル的に見て、まだ完全に外れたとも思っていませんが、外れる可能性が高まってきています。地政学的リスクの高まりから、ユーロに対する売り圧力が意識されているといったところでしょうか。ウクライナ情勢も情報がなんとなく少なくなってきているようにも思われますが、依然として良くはないといったところです。

ダウの動きなどを見る限り、リスク志向の動きは依然として意識されています。ダウは今日も上昇しての動きとなっています。NASDAQが弱いのは気がかりではありますが、現状で大きな流れを変化させるほどのインパクトがあるかとなると疑問も残ります。警戒はすべきですが、ここまでダウが強いにもかかわらず、積極的に売るというのも違和感があります。

相場の流れにはあまり逆らわないほうが良さそうな、そんな感じの展開となっています。前々から言っていますが、下げに関しては動き出してからでも遅くはないのでは、と思っています。とは言え、その際に注意しないといけないのが、思った以上に底堅い動きをした場合は撤退するということでしょう。個人的には今回のFOMCで金融政策・イエレン議長の発言ともに特に問題なく通過すると見ていますが、知ったらしまいと言いますか、市場が事実売りに走った場合がまずはポイントとなるかと思っています。ただ、その際は修正の動きも意識されるものと思っています。その後の経済指標や決算が出揃い、材料出尽くし感が意識された場面が第二幕、といった感じの動きは頭の片隅に入れているところではあります。
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今週と来週

さて、そろそろゴールデンウィークということで、皆様はいかがお過ごしになるのでしょうか。相場の方は東京市場こそ暦通りですが、為替相場はそういうわけにはいきません。通常通りの運転となっています。つまり、私もゴールデンウィークだからといって特段変わらない毎日が待っている、という事になります。

しかも、今週は日銀の金融政策決定会合とFOMCを控えているということもあり、波乱含みです。個人的には特に日銀の方に警戒している状況です。消費税増税をしたからといって、すぐに金融緩和に動くことはないだろうと思っていますし、市場の予想もそうであろうと思っていますが、やはり緩和に対する思惑が残っている可能性は否めないところです。さらに黒田日銀総裁の発言で懸念が強まる可能性はありそうです。現状はそこまで状況がいいわけではありませんが、米国株の堅調が下値を支えているところがあります。なんとか持ちこたえている所に日銀からのネガティブサプライズがあれば、ドル円の100円割れなどはあっという間に起こってしまうでしょう。逆に金融緩和をやったら一時的には一気に噴き上げるといった動きもありそうで、その点もリスクではありそうです。

一方、FOMCに関しては、粛々とこれまでの流れを維持するでしょう。テーパリングに関しては私の予想は外れていますが、問題なく進行しています。一時的に厳しい状況になって様子を見る、といった思惑は結果的にはいいことなのでしょうけど、今のところ外れということになっています。イエレン議長の発言にも関心が集まりますが、6ヶ月発言で市場が動揺したことを意識しているものと思われ、発言はよりいっそう慎重になるでしょう。少なくともそういった点は信用できる議長と思っています。となると、FOMCからの波乱は考えにくいのでは?と見ています。もちろん、結果と関係なく無理やりきっかけとして意識する可能性もないわけではないのですが、可能性は低いと見ています。

ロシア国債

S&Pがロシアのソブリン格付けを引き下げ、さらなる追加の格下げの可能性があることを示唆しました。仮に追加の格下げがあれば、ロシア国債はジャンク債になるといった状況となっています。

確かに、ウクライナとの緊迫化は問題として大きいでしょうし、欧米からの経済制裁がもたらす影響も軽視することは出来ないでしょう。とは言え、ロシア国債がジャンク債になる、というのはやはり違和感といいますか、実体を表しているのかどうか、といったところで疑問を抱くところではあります。政治的な問題が経済に影響することはよくあることではありますが、現状でロシアがデフォルトというのは、どうなんでしょうね。

そもそも、ロシアと欧州の関係を考えると、決定的な対立がもたらされるとは思えません。特にドイツとロシアとの関係はエネルギーなどもあり、複雑に絡み合っています。そうした中でドイツが積極的にロシアとの対立激化を煽るようなことをするとはとても思えないところではあります。

にも関わらず、こういった格下げが起こっている状況ですが、逆に買い場になる可能性もありそうです。ロシア国債投資をどうやって行うのかはよくはわからないところですが、仮にジャンク債にまでなった場合は決済せざるを得ない勢力があるわけで、一時的には売り込まれるでしょう。ただ、ロシアと欧米の対立が決定的なところにまではならない、と想定するのであれば、そこがロシア債の買い場として意識される可能性はありそうです。ただ、経済封鎖など、特殊な事態は想定していませんが・・・。

貿易促進権限

昨日、貿易促進権限について少しだけ触れましたが、調べてみると意外と興味深い事実も浮かび上がってきます。ネットで調べただけなので、おかしいところがあるかもしれませんが、かなり複雑な状況となっているようです。

そもそも貿易促進権限は1970年代に関税や輸入割当といった狭い範囲での交渉が意識されていた時代の産物であり、今回のような広範囲に渡るTPPなどには馴染まない、といった意見が根強いようです。確かに、議会を超える権限を大統領に持たせる貿易促進権限は民主主義に反するということが出来るかもしれません。

ただ、聞く所によると共和党は一部反対はあるがこれに賛成し、民主党はこれに反対しているようです。議会の影響力の低下に対する懸念があるようですが、ある意味自然な反応ということが出来るかもしれません。ただ、TPPの早期成立を期待する勢力は共和党側に多いといったところなのでしょう。この貿易促進権限に関しては、今後の米国の交渉を考える上でも意識しておいたほうが良さそうです。

貿易促進権限に関してはなかなかまとまらない状況ですが、そろそろ中間選挙が意識されていることも問題の解決を困難にしているようです。個人的にはTPPは賛成しかねるとことも多いので、米国側からの打ち切りが一番望ましいと考えているのですが、もしかしたらその流れが出来るかもしれません。後は明日の甘利氏の記者会見がどうなるかといったところで一気に逆転する可能性もあるだけに怖いところではあります。

>goahead5055さま

貿易促進権限に関しては議会関係者からは批判も多いようですね。確かに大統領とはいえ、国の方向性を大きく変えるような決定を議会を素通りでやられては困る、ということなのでしょう。それが日本にとって良いことかどうかは定かではないとは思っていますが。日本に対して緩めの合意がなされにくくなっている可能性もありますからね。

それにしてもオバマ大統領はどうしたんでしょうね。失策続きに見えるのですが・・・それが議会民主党の焦りを産み、今回の貿易促進権限反対につながっている可能性はあるかもしれませんね。
オバマ大統領が来日しています。政治的に難しい問題を抱えている状況で、日米の首脳がどういった話をするのかに注目が集まるところではありますが、経済的にみて大きな動きをもたらすか、となるとどうなのかな?と思うところではあります。TPPが大きく前進するかとなると難しいところとは思いますし、中国との問題もここで一気に解決というものでもないでしょう。状況としては取り敢えず両首脳の信頼関係の構築などに終始するのでは?といった比較的悲観的といいますか、後ろ向きな考えを持っています。

ただ、日中関係に関しては一定の進歩が見られる可能性は高いかと思います。米国としては中国があまりに台頭することは良しとしないでしょう。ただ、経済的な関係を考えると無茶もしにくい。となると、一定程度は日本の力というものが必要という分析に落ち着くのでは?といった見方をしています。そこに行き着くまでにどういった話になるのかが問題にはなるのでしょうけど、ある雑誌で見たのですが、TPPに関してはオバマ大統領には貿易促進権限が与えられていない、といった話があり、妥協しにくい状況にあるようです。逆に言えば、日本側も飲みにくく、話が進まない状況となりそうです。

はっきりしないところではあるのですが、どうもオバマ大統領を取り巻く状況は良くないように思われます。そうした中での訪日であり、色々な思惑が交錯する状況にあることは事実でしょう。結局特に何も決まらず、といったところで落ち着くような気がしていることも事実ですね。お互いに良い落とし所を探すといったところでしょうか。

方向感は

イースター休暇により、主要欧州市場が休場で、米国市場からどういった動きになっていくのか、といったところとなっています。現状でダウがほぼ変わらずの水準を往来している状況で、様子見ムードが意識されています。方向感は見えにくいところであり、取り敢えず下値は堅そうですが、上値を積極的に追うといった展開にもなっていないように思われます。

ダウに関してはかなり高い水準にあることは事実で、ここから17000ドル方向へと上昇するのか、となるとさすがに疑問を持ってもおかしくはないところですが、さりとて積極的に売られるといった動きも想定しにくいところではあります。ドル円はその気迷いを反映しているのでは?と思えるような動きです。底堅い動きからじり高となっていますが、積極的にも買いにくい、といった状況です。いずれも下値の堅さが意識されているので、思わぬ高値が出てもおかしくはないのですが、慎重に行きたくなる局面です。ただ、こういった時こそ積極的に買っていったほうが最終的には利益が出るのかもしれないところが相場の難しいところではありますね。

個人的にはもっとしっかりとした調整が入り、FRBのテーパリングの速度が減速する、といった予想をしていたのですが、この調子だとそういった動きにもなりにくいのかな?と思ってしまいます。少し前の指標の悪さは寒波が原因ということに落ち着いていますし、現状の指標はまだら模様とはいえ、良い材料に反応しやすい地合いに感じるところではあります。インフレに対する思惑があることは事実でしょうけど、株式市場が堅調な地合いを継続する中で、テーパリングの速度を遅くする、ということもなかなか考えにくい所です。なんだかんだ言っても、当局はやはり株式市場を注目しているでしょうからね。

イースター

さて、欧米市場はイースターで休場となっているところが多いですね。お陰で相場は動きを欠いている状況です。こういった時は余り動かないほうがいいようにも思いますが、逆にちょっとした行き過ぎなどは戻してくることが多いので、その瞬間を狙って売買をするというのも手としてはないわけではないのかもしれません。見てみると、ボリンジャーバンドで判断すると意外とはまっているようにも思います。ただ、動きそのものは非常に小さいので、スプレッド分を抜くのが大変であったり、抜けても利益は非常に少ないとなることが多そうです。となると、ポジションを大きくする必要が出てくるのですが、取引が薄いところですので、動き出したら思わぬ動きとなることもあるので、下手にリスクを高めることが果たしていいことなのか、というと疑問も残る所です。

そう考えると、やはりこういった時はスルーしてしまうのがいいようにも思います。週末ということもあり、ポジションの調整などが必要であればそれは優先されるべきですが、新規でスキャルピングをするメリットはそこまで大きくないようにも思います。週をまたぐと、ウクライナ情勢などを背景に大きな窓を開けての動きとなる可能性もあるだけに、やはり無茶はすべきでないでしょう。
ドル円の日足から考えると、そこまで下押しはないかな、とは思っていましたが、結局はリスク志向の動きになっています。101円割れがあるかと思っていたので、想定以上に下値の堅い動きとなったことは事実ですが、やはりそこまで急激なリスク回避的な動きにはなりにくい状況が継続ということになっています。

問題はドル円に関して、110円前後の水準であれば月足を見る限りあってもおかしくはない、といったところでしょうか。そうなった場合はダウにしてもかなりの上昇を見せていることと思われます。と言いますか、ダウがかなりの上昇をしないとそこまでの円安にはならないのではないかと見ています。山高ければ谷深しではないですが、そこまでの上昇となった場合の反動はかなりの大きさになるのではないかと懸念するところではあります。

現状がバブル化と言われれば、局所的にはそういった動きになっている可能性がないわけではないと思いますが、全体的に見れば、そこまで警戒すべき状況なのかと疑問に思うところではあります。にも関わらずのこのダウの上昇も違和感を覚えるところではありますが。

取り敢えずは相場に逆らわずについていったほうがいいような状況ではあります。ただ、異常な下落がいつあってもおかしくはないと思っているので、ストップロスなどはしっかりとやっておかないと、取り返しがつかなくなる可能性は意外と高いのかもしれないとは思っています。

いつかきた道

コモディティ市場が下落しています。これに関しては中国で商品を裏付けとする資金調達活動に対する締め付けがあるといった話が出ています。中国港湾にとどめおかれている鉄鉱石が投げ売られている、といった話もあるようで、ここからもかなり荒っぽい動きが見られそうです。あまり望ましい状況とは言いがたい動きですが、資源価格の下落は日本経済にとっては朗報でもあります。

それにしても、コモディティを裏付けに資金を調達するというのは日本でも似たようが道を歩んでいます。株を使って株を買うという取引です。ライブドアの時にとんでもない状況を巻き起こしましたが、それと似ているような気がします。どこでもやっていることは同じなのかな、と思ってしまうところですね。中国の方は規模が大きそうで、その影響も自然と大きくなっているように思いますが。

ここからどういった展開となるのかは定かではありませんが、とはいっても中国は経済を管理しながらやっていることなので、そこまで心配をすることもないのかな?と思っているところではあります。中国に関してはやはりうまくやっているのではないでしょうか。その点は米国と違ってある意味秩序だっているようにも思われます。秩序だって相場を崩すというのもそれはそれでどうかと思うところではありますが、米国のように一気にクラッシュというのも厳しいところではあります。クラッシュがないのが一番ですが、なかなかそういったわけにもいかないのが最大の難点とは思いますが。

米小売売上高

米小売売上高は市場予想を上回りました。この結果を受けて、リスク回避的な動きが巻き戻されている状況です。ここから再び流れが変わるのかどうかに注目ではあります。特に米株の動きが重要な意味を持ちそうです。史上最高値圏から調整が入ってきましたが、16000ドルを維持して持ち直す、といった展開となるかどうか、と言ったところでしょう。現状では100ドル弱の上昇となっていますが、どういった引けとなるのでしょうか。

それにしても下げそうで下げない米株です。今日もしっかりとした動きになるのではないか、と思う一方で、逆にここで下げるようなことになり、16000ドルを割り込むといった動きになった場合はちょっと嫌な感じになっていきます。一時的な調整としてはそこまで懸念することはないと思っていますが、目先は下値を拡大する展開を見ておいたほうが良いでしょう。そもそも、個人的にはドル円の101円割れを見ているので、その意味ではもう一段のリスク回避的な動きが強まる展開を見込んでいます。そうなってくると問題は100円割れ、と言った方向に移っていきそうですが・・・

市場はまだ悲観的にはなっていないように思っています。もちろん、一時的な調整などはあるものの、今回の米小売売上高のように良い指標も出てきています。指標に関してはまだら模様となっていますが、過度に悲観的になる必要はありません。ただ、市場が良い材料に反応しにくくなってきている可能性は意識しておいたほうが良いかもしれません。その意味で、今日の株価の終わり方はやはり重要かな、と思っています。

嫌な感じも

ここに来て、少し嫌な感じのする状況となっています。株価が下がっていることもそうですが、ミシガン大学消費者信頼感指数の確定値が市場予想を上回ったにも関わらず、といった動きになっている点が気がかりです。もちろん、これだけが要因ではないのですが、これまではまだら模様の中で上昇してきたわけですが、指標が良いにもかかわらず市場の反応が薄いと言うのは警戒を要する状況ではないかと思います。

市場の反応はいつも適当といいますか、行き当たりばったりの気もするのですが、現状は良い材料に反応しにくい状況となっているようです。これまでは悪い材料を無視する格好となっていただけに、ある意味でその修正的なものがあるのかもしれませんが、こういった動きの時はやはりやりにくいところではあります。

こういった動きとなったきっかけはやはり雇用統計ということになるのでしょう。前回分の修正など、そこまで懸念する必要のなかった状況で相場が大きく転換してしまったと言うのはやはり懸念をもたらすものであったということになるのでしょう。どうにも市場の流れが悪くなっており、良い材料に反応しにくい状況が発生しています。こうした状況下ではやはり押し目を買うのは難しくなってきています。とは言え、大きな流れでは積極的に売り込むにもまだ早く、一時的な戻りを見てからの売りが良いのではないかと思っています。101円割れの水準は現状ではでていませんが、近いうちに出てくるのではないかと見ています。そこが一時的な買い場、そしてその後の上昇が抑えられる場面が売り場となっていくのではないかと見ています。

100円割れは?

ドル円がかなりの下落を見せていますが、ここからさらに下値があるのかどうか、といった状況になってきています。個人的には101円割れの水準までは止まらないと思っていますが、逆に101円割れの水準は一時的となる可能性もあるものの、買戻しのポイントとなるといった見方をしています。

問題はその後の動きで100円割れがあるかどうか、といったところになるでしょう。意外と底堅い動きが見られやすいところではないかと思っていますが、どうにも警戒感が払拭できない状況です。104円台をつけてからの急落となっており、オーバーシュート気味に動く懸念は残るところです。101円割れの水準からの戻しなど、注目しておきたいところはあるのですが、上値の重さが意識される状況で、下値を支えきれるのかどうかに注目といったところでしょう。

それにしても、あの104円は何だったのか、といったところではあります。ここに来ての急激なドル売りが意識される状況です。円が格別強いといった感じでもないように思われます。もちろん、ここまでの上昇に対する調整からポンド円などは大きく下げていますが、それでも限度はありそうです。そうした中で、ドルに対する売り圧力は意識されていきそうです。その流れが継続するとなった時にドル円の100円割れが現実問題として浮上してきそうです。

2日前

ブログの更新が滞り申し訳ありませんでした。今日から再び元に戻る予定です。

さて、今回はある雑誌に載っていたことなのですが、公式発表前の情報を入手できるサービスが台頭している、といった話を目にしました。そこに出ていたのは在庫統計の話です。オクラホマ州クッシングに偵察ヘリを飛ばし、石油タンクを撮影し、赤外線写真からそれぞれの石油タンクの貯蔵量を把握し、公式発表の2日前にウォール街のトレーダーたちに配信するというサービスがあるそうです。レポートは超高額で年間購読料は1000万円近くにもなるそうです。

その他にもスーパーの乗用車の出入りを数えたり、畑を撮影して穀物の収穫量を予測するといったサービスもあるそうです。情報を制するものが相場を制する、といったものの究極の形ができているのかもしれません。古来から情報の重要性は高く、ここで語る必要もないほどですが、こうした情報に触れることの出来る人はほんの一握りであり、個人投資家はなかなか難しい状況ということが出来るかもしれません。

ただ、仮に2日前に情報を仕入れている可能性がある、ということを知っていれば、その段階でその情報を仕入れている層がどういった動きをしているのか、相場を眺めながら予想することは全く不可能というわけではないでしょう。特に材料がなさそうなところで上昇しているのであれば、何かしらの噂が流れている可能性があるわけで、そういったことも織り込みながら相場が展開していくわけです。そういった意味で、ファンダメンタルズが比較的少ない商品などは、事前に情報が流れていることをわかった上で取引が出来るといいのかもしれませんね。

ECB理事会

さて、ECB理事会についてです。決定としては金利を引き下げるわけでもなく、ほぼ市場の思惑通りだったのではないかと思っています。ただ、ドラギ総裁の発言において、今日の理事会においてQE・利下げ・マイナス金利について協議、といった話が伝わると、一気にユーロに対する売り圧力が強まる展開となりました。ある意味市場の思惑に合致した動きだったようにも思いますが、ここからの展開を考えると、ユーロはやはり売られやすい地合いとなっていくようにも思われます。

そうした中で、反射的にドルが買われています。ドルインデックスは上昇しての動きですし、ドル円も一時104円を回復するなど、想定以上に強い相場になっています。個人的には一時的に抑えられるのではないかと見ていたのですが、テクニカル的に見ても状況が変わってしまっています。少なくとも売りは仕掛けにくい状況となっています。一時的には調整があってもおかしくはありませんが、底堅い動きが展開されることが予想される状況です。逆に、このまま上昇といった動きになる可能性が出てきているだけに、やりにくい状況となっています。

ただ、日本株にとってはダウの堅調地合いと円安といった環境に支えられやすくなっています。目先は戻してきているところですが、どこまでいけるのか、といったところは楽しみであり、怖くもある所です。明日の雇用統計次第というところはあるかと思いますが、その前段階として、104円をどう意識するかと言ったところでしょう。まさかの米経済指標での足踏みが響いて目先は割り込んでいますが、これが再度突破して下げ渋る展開となれば、次は105円ということになっていくでしょう。

米雇用統計

米雇用統計は市場予想には若干届かない、といった結果となりました。ただ、前回分が上方修正されていることなどを意識しての動きも見られています。状況はそこまで悪くないのでは?と思えるところではあります。相場の動きはドル円に関しては発表後に乱高下し、そこからじりじりと押し込まれていますが、問題はどこで支えられるかといったところでしょう。つまり、雇用統計の際にでた日中安値をブレイクするかどうかといったところが重要となるでしょう。ここで支えられて持ち直す動きを見せるのであれば、意外と104円をもう一度試すといった動きがあるかもしれません。

ただ、現状の動きが、事実売りとなっている可能性もあり、調整の動きがさらに意識される可能性もあるでしょう。個人的には104円台は一時的には行きすぎであり、調整が入ってもおかしくないといった見方をしています。とはいえ、一時的なものになるのでは、といった見方にはなりつつありますが。

後は今日のダウの動きでしょうか。今日の動きは市場が雇用統計をどう見たのか、という点で重要かと思っています。
今週末は米雇用時計です。個人的にはそこまで警戒しているものではないのですが、予想の数字が良いだけに、万が一の展開が怖いところではあります。ADPなどは予想にわずかではありますが届いていないところであり、市場がこれに対してどういった反応を示すのか、といったところではあります。

にも関わらず、個人的にそこまで警戒していないというのは、FRBが雇用等に対して重視する姿勢が緩くなっていることが挙げられます。FRBは明らかに雇用からインフレに軸足を移しています。もちろん、FRBとしては雇用の最大化と物価の安定が重要な課題であり、それをおろそかにするわけにはいきません。その中で今の課題がインフレである、というのは理解できることではあります。つまり、雇用に対する注目度は多少下がっているのではないか、と思っています。これまでも寒波が、といったことで雇用統計の落ち込みを無視し、それが結果的には功を奏したわけですが、今回も多少悪い程度では一回の統計で判断しない、などといった理由でスルーするのではないかと見ています。

とは言え、市場の反応は気にしておいたほうが良いでしょう。しかし、それもイエレンFRB議長のハト派的な発言により、悪い数字に対するインパクトが大きく緩和される可能性があるように思っています。いい数字であればこれまでの流れが継続し、多少悪くても下値は堅いといった展開都なるのではないでしょうか。おそらく問題となるのは、知ったらしまいといった展開からの投げが想定以上に大きくなった場合かな、と思っていますが、それも限度があると思っています。

アナウンス

イエレンFRB議長の発言がハト派より、といった思惑から昨日のダウなどは上昇したわけですが、今日も目先堅調な推移となっています。ダウの下値の堅さは不気味ではありますが、やはり売るには怖いといったところでしょう。株が下げてこないと言うのは世界経済にとっては望ましいことということが出来るかもしれませんが、バブル的な上昇はいずれ大きな問題をもたらしかねないので、やはり警戒はしておいたほうが無難でしょう。とは言え、いつか来る、いつか来るといった予想ははっきり言ってしまえば当然のことであり、予想とも言えないでしょう。個人的には違和感を覚えるところではありますが、どうしようもないと言ったところです。

そう考えると、FRBは非常にうまくやっていると言う事ができるでしょう。ここまでうまく市場をコントロールできるものなのか、と思えるほどです。今回のイエレン議長の発言は、これまでの若干のハト派修正的なイメージを払拭した感じです。市場が好感するのも無理ないところです。個人的にはそれほど驚くようなことは言っていませんし、市場の反応は行き過ぎにも感じますが、FRBに対する信頼感や、楽観的な見方が支えている景気といった感じを受けるところです。

アナウンスメント効果を最大限に使ってコントロールしている状況ですが、やっていることはテーパリングの続行、そしてそれは利上げに向けての地ならしです。それを市場に意識させていないわけですから、さすがの手腕ということになるでしょう。新議長は市場に試される、といった話もありましたが、なんとなくそういった雰囲気になっていません。とは言え、ちょっとした変調から一気に崩れるといった動きがないわけではないのですが。

>せんたらん様

さらに上昇してしまっており、申し訳ない感じですが、うまい押し目のタイミングはまた来るのでは、と見ています。なかなか難しい局面ですが、基本的にはまだ押し目買いといったところでしょうか。
ドル円が上値を追う展開となっています。日足のテクニカルで見ればいいところまで上昇しています。バンドの上限であり、先週末に予想した水準を月曜日に到達、といった状況になってしまっています。ここからさらに上値があるのかどうかに注目です。週末の予想ではバンドの上限では抑えられる、といった見方をしていますし、現在もその見方を維持していますが、ここを突破した場合はバンドブレイクからバンドウォークといった動きになる可能性があるので注意が必要となってきそうです。

ブレイクからの動きにならない、という予想の根拠としては、現状のバンドの下限が緩やかながら上昇している事が挙げられます。バンドの上下限・中心線が上昇となるパターンは急激な動きにはなりにくいが、上昇トレンドとなるということと思いますが、その動きにおいてバンドの上限に達した場合は調整の動きになりやすいところです。その上で調整が入った後に再度持ち直して高値を更新する、といった動きになりやすいところです。

緩やかに上昇を続ける、といった動きになる可能性も残ってはいますが、低いのではないかと見ています。ただ、RCIで見ても中長期的な基調はしっかりとしているところです。短期線の動きが見えにくいため、目先の動きがわかりにくいのですが、個人的にはそろそろ一時的な調整の入りやすい水準に来ていると見ています。とは言え、流れは上昇トレンドであり、積極的に売るというよりも、買い玉の利食いと押し目待ち、といったところではないかと思っています。

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