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動き荒いが

日経平均株価は一時200円以上の下落となり、現状では150円安水準での動きとなっています。ダウがじりじりと下げる中で、日本株の下げは大きなものとなっています。円高進行なども意識されているだけに、ある程度はやむをえないところではありますが、先々の展開を考えると、警戒感が出てくることもまた事実でしょう。環境としては、FOMCでQE縮小が延長され、東京オリンピックが決まり、などといったように、悪くはないのですが、調整の動きが長引くようなことになると、悪材料に反応しやすくなってくることも考えられるだけに、注意はしておいたほうがいいかもしれません。

とは言え、個人的には多少の調整が入ったほうが良いのでは、と思っています。特にダウは最高値更新と言った動きになっているわけですし、利益確定の動きがしっかりと入ることで、次の展開へと結びつくのではないかと思っています。にも関わらず、現状のダウは下げてはいますが、下値も堅いといった状況になっているように見えます。一応、5日続落とはなっていますが、また200ドル超の上昇などといった展開で一気に巻き戻すのでは、といった所にあることも事実です。週末にかけての動きであるだけに、その点は意識しておかねばならないでしょう。

米国債利回りがじりじりと下げてはきていますが、それでもなお2.6%台半ばでの動きです。住宅に駆け込み需要がある、と言った話もあるだけに、先行きの警戒感は拭えませんが、状況としては12月にテーパリングを行うのでは、と言った見方をしています。そうした中で、市場がどういった動きをするのか、なかなか難しいところとなっているように思います。
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経済指標

FOMCの衝撃的な結果を受けての株高も取り敢えずは利食いが優勢といった状況となっています。下値の堅さは意識されており、このままズルズルと下げてくるか、となると疑問も残りますが、しばらくは高値更新による達成感もあるので、下値を探る展開となるのではないかと見ています。

それにしても、市場がかなり動揺している状況で、懸念しているのは経済指標に対する反応です。非常にわかりにくくなっています。これまでもあったことですが、米経済指標が良かったらテーパリングが意識されてリスク回避的な動きが、逆に経済指標が悪かったらテーパリングが後退、ということでリスク志向という動きです。この動きをどうしても意識してしまう状況です。その一方で、テーパリングが意識されるとしたら12月であり、まだ期間的には余裕があります。議長はいつ会見をしても良いなどと言っていましたが、市場への動揺を避けるという意味では、12月まで会見をすべきではなく、その意味でも12月のテーパリングと議長会見、という流れが自然でしょう。少し話が逸れましたが、取り敢えず、現状では12月の会見までは今の金融政策が維持されると言ったところでしょう。となれば、経済指標には素直に反応する可能性もあるわけです。

そう考えると、市場がどういった見方をしているのかを探る必要がありそうで、株の緩やかな下落も、そういった思惑を反映していると見ると考えやすいかもしれません。となれば、こういった場面で無理に突っ込むよりも、まずは様子見をしながら、どういった思惑が支配していくのかを探ったほうが良さそうです。ちょうどケース・シラーなどの指標も出てきますからね。

依然として

昨日の流れで多少はわかるかと思ったのですが、経済指標は全体的に悪かったのですが、ダウの下げはそこまで大きなものではありませんでした。買い戻しの動きからプラス圏を動く時間もあり、下値の堅さは意識されているようにも見えますが、結局はマイナス圏での引けとなっていることも事実で、目先の方向感としては下向きということで問題ないとは思いますが、史上最高値を更新しての動きからの調整であるだけに、どの程度の期間、どの程度の価格で調整が入ってくるのかが見えにくい所です。そもそも、中央銀行が市場を支えている状況であるだけに、市場としても迷っている段階ではあるのでしょう。

そうした中で、経済指標はそれほど良くなかったわけで、であれば中銀の動きに対する期待感が高まってもおかしくはない局面になってきています。ただ、問題としては中銀が意識しているのが雇用とインフレである点でしょうか。特にここ最近はインフレに対する発言が増えたようにも思われます。雇用の改善は歩みはゆっくりであるものの継続しています。そうなった場合にインフレに注目が集まるのもある意味わかる話ではあるのですが、さて、このインフレもなかなか手ごわいものであることも事実です。個人的にFRBはある程度のインフレを望んでいる可能性はありそうです。ディスインフレに対する見方が良くはわからないのですが、現状のインフレであれば、さらに緩和もといった話まで出てきているわけですからね。さらなる緩和はないとは思いますが、どうもわかりにくくなってきているように思われる状況です。しばらくは様子見のほうがいいのかな、と思っているところではあります。

インフレ

米国のインフレはそれほど高まっておらず、それが米国の金融政策において、金融緩和に対する誘引となっているように見える状況です。今日もブラード・セントルイス連銀総裁が「インフレが1%未満であればさらなる量的緩和を」といった発言をしています。つまりテーパリングなどとんでもない、さらに金融緩和をしてもいい、といっている状況です。さすがにこの発言は大丈夫か?と思うところではありますし、こういった流れにならないとは思いますが、こういった考えを持つ連銀総裁もいるということは意識しておいたほうがいいかもしれません。

今回のFOMCにおいて、資産買い入れ枠は現状維持となりましたが、個人的には12月のFOMCにおいて縮小へと舵を切るのではないかと思っています。もちろんそこまでの経済指標の動向にもよりますが、市場もそういった見方を強めるものと思われますし、次こそは緩和の額が問題となってくるでしょう。どういった形を取るのかはわかりませんが、毎回100億ドルずつ縮小していく、といったように、完全に流れを作ってしまったほうがいいのではないかと思っています。そうしたほうが、市場への動揺は避けられると思っています。ただ、今回のFOMC後の株価の動きはFRBにとっては望ましい動きということも出来るだけに、どういった評価をすべきか、迷うところではあります。資産購入を後ずれさせることによる弊害を上手く回避することが出来るのであれば、緩和政策を継続したいと思うのも仕方ないところではありますが、商品価格の上昇など米国以外での弊害もあるので悩ましいところです。とは言え、米国がその他の国をそこまで考えるかは謎ですが・・・

いずれにせよ、インフレの見通しは上方修正されており、懸念を表明している連銀総裁に配慮したFOMCではありましたが、インフレ率が上がってこない限りは失業率関係なく引き締めには動かない可能性も頭に入れておいたほうがいいのかもしれません。ある程度のインフレを望んでいるのでは?と思わせる状況でもありますしね。

調整

今日はドル円は大きく戻し、逆に99円台の半ばまで上昇する展開となっています。円安に対する思惑がかなり強い状況ではありますが、さりとて100円を超えてくると重くなる、といった状況であり、イマイチ流れがはっきりとしないところではあります。下値は確かに堅そうに見えるのですが、このドル売りの流れの時にもこういった動きになるのはなんとも違和感のある局面ではあります。

とは言え、この違和感が最近全くはまっていないのも事実であり、どうしたものかな、といったところではあるのですが、取り敢えず今日に関しては、FOMCを受けての動きから、調整が入る展開となっています。ただ、ダウの調整は非常に小幅であり、下値の堅さが意識される展開ということが出来るでしょう。明日は週末であり、ドイツの選挙なども控えている状況下で、さらに調整の流れが続くのかどうかといったところは注目度が高そうですが、かりに明日、持ち直すといった展開となるようでは、押し目待ちに押し目なし、といった動きになりそうで怖いところです。FRBが資産購入規模を維持したということは、経済の状況はあまり良くないという認識を持っているということであり、先行きに楽観ばかりを抱くこともまた危険な状況ということかと思うのですが、ただ、FOMCの認識が甘かった、といった発言が出るなど、ちょっとおかしな所もあるので、余り先入観を持ってやらないほうがいいんでしょうね。
米国の住宅指標が冴えない状況です。米10年債利回りがじわりと効いてきているのでしょうか。これに関しては、懸念を抱いていたところで、個人的には想定内の動きではありますが、そうなった場合、今日のFOMCはどうなるのか、といったところです。今月のQE縮小はないのでは、といった意見は本当に少数派であり、額に違いこそあれ今回QEを縮小するという意見が大多数となっているようです。年末まで待ってもおかしくはない、といった見方をしていますが、最近のファンダメンタルズはいかんせん当たっていないので、あまり自信はないところです。

ただ、どちらにしてもここまでの動きが巻き戻されるのでは、といった見方をしています。ダウは15500ドルを割り込んだものの、それほど大きな動きにはなっていません。FOMCを受けて調整の動きが強まるのではないか、といった見方をしていますが、さて、どうなるでしょうか。一つに調整が入れば全体が動き出すといった状況を見込んでいます。難しいのは為替相場ですが、ドルの買い戻しを意識している状況です。FOMCの前段階で思惑的な動きがあるかとも思ったのですが、そういった動きもそれほど見られませんでした。直前にあるかもしれませんが、現状ではそういった動きにはなりにくいところではないかと思っています。

いずれにせよ、もう後数時間で発表となります。どうなることか、心配ではありますが、成り行きを見守りましょう。

FOMCは・・・

最終的にFOMCはどうなるのでしょうね。予想ではテーパリングの規模がどんどん小さくなってきてはいますが、現状ではゼロにはなっていないようです。個人的にはゼロもあり得ると見ていますが、難しい判断を迫られる状況ということができそうです。しかも、今日の消費者物価指数ではインフレに対する懸念は後退しています。つまり、テーパリングを急ぐ必要性はそれほどないということを示しているわけです。もちろん、インフレだけが問題となっているわけではありませんが、重要な要素であることも事実です。

現状ではFOMC後の動きに関しては、昨日のブログでも書いたとおり、巻き戻しが意識されるのではないかと見ていますが、問題はやはりダウということになるでしょうか。ダウがFOMCを好感して更に上昇という可能性も巻き戻しの動きから低いと見ているのですが、最近のダウの上昇の力は私の想定を超えているだけに、予断を許さない局面ということもできるところです。その点においては若干自信がないところでもあるのです。最近はダウが上昇して、さらに米国債利回りが下洛といった動きになることがあり、わかりにくいところではあります。現状はユーロドルなどは上昇しているので、それが巻き戻しとなると、ドル買いが意識されることになります。知ったらしまいの動きとはいえ、はっきり言えば違和感を覚える動きになるわけで、我ながらこういった予想が正しいのかどうか、といったところです。それでもタイミングを見てダウ売り、ユーロドル売りといった仕掛けが面白いのでは、と思っています。そのタイミングが難しいところですし、こういった相場状況では損切りのポイントもしっかりと意識しないと危険でしょうね。

やり過ぎ

ここ最近の動きを経ての今日の動きはさすがにやり過ぎだろう、という認識を持っています。ファンダメンタルズに振らされるのはあまりいいことではないとは思っていますが、今日の米経済指標の悪化、そこにつけこんでのQE早期縮小観測後退、そしてダウの上昇といつかきた道です。ブラックアウトの期間に入っているにもかかわらず、いや、入っているからなのか、中銀の金融政策に対する思惑が揺れています。仕方ないところではありますが、違和感を覚えることも事実です。

ここからは完全な相場観といいますか、個人的な予想になってしまうのですが、今回のFOMCに関してはどういった結末を迎えようとも、急激な巻き戻しが起こるのではないかと見ています。もちろん、発表前に大きく巻き戻されることも考えられるのですが、知ったらしまい、といった動きになるのではないでしょうか。もちろん、額が縮小されるといった思惑が強まる中で、200億ドル前後のテーパリングをすれば、ネガティブサプライズになるでしょうけど、結構きつい動きになるのではないかと見ています。

問題は仕掛けどころですが、個人的には今日の段階でそこまでの巻き戻しが起こっていなかったら、17日の欧州時間の動きを見ながら、といったところではないかと思っています。できれば、東京時間終了前後でのタイミングがあればいいのではないかと思いますが、一度上げてから、といった動きになる可能性もあるので、そのあたりは慎重に対処したいところです。ドルも買い戻される可能性が高いように思いますが、ドル円に関しては100円が意識されているだけに、どうにも上値を積極的に追いきれるのかに懸念もあります。そう考えると、ユーロドルの売りなんてのがいいかもしれません。

FOMC待ち

今日は経済指標がいまいち良くなかったのですが、ダウは現状、上昇しての推移となっています。この辺りの動きには違和感があるところではありますが、QEに対する思惑ということであれば、わからなくもないと言ったところでしょうか。来週の火・水とFOMCが開かれるわけですが、テーパリングがどうなるのかに注目が集まっています。市場の雰囲気としては、QE縮小をやることはやるが、額はかなり小さくなるのではないか、といった見方が強いようです。額があまりに小さいということになれば、やったのは形だけ、といった見方が強まる可能性もありそうです。といいますか、現状の米10年債利回りの下落などは、そういった思惑が強まっているということが出来るかもしれません。株高・債券高といった動きをもたらしている状況です。

米10年債利回りが3%に迫る状況は、以前からも指摘している通り、問題ないという認識にはならないのではいか、と見ています。住宅関連の指標もやや息切れ感があります。雇用にしても、前回分が大きく下方修正されている状況で、失業率か改善したからといって手放しで喜ぶことの出来る状況ではありません。もちろん、失業率が基準になっているので、この改善はQE縮小へ向けてのものとなるのでしょうけど、楽観もしにくい難しい場面となってきています。

そう考えると、今回のFOMCでQE縮小を急ぐかな?といった疑問も残ります。ただ、ここまで市場の期待・織り込みが高まると、やらないということもまたリスクとなりかねません。急激なドル安が巻き起こった場合、新興国経済に重しとなる可能性もあるでしょう。問題はダウがどういった動きをするのか、といったところでもあります。ここまでの上昇の勢いが強すぎる所にQE継続となったら、一気に噴き上げる展開となるのでしょうか?ここまで上昇してるだけに、荒っぽい動きとなりそうで、リスクはかなり高いと意識しておいたほうが良さそうです。
今日、新規失業保険申請件数で2つの州でコンピューターシステムの変更に伴い、申請を通常のペースで受理できなかったことで、予想よりもかなりいい数字が出たが、来週はその修正が行われる、といった事がありました。ただ、新規失業保険申請件数が予想よりもかなり良かった、といったことでいきなり急激なドル円の上昇があり、その後に急落といった展開となりました。結局はおかしな数値が出たことになるわけですが、米労働省は新規失業保険申請件数が発表となる前に、それこそ5分くらい前にそういったアナウンスをしておけば、ここまでの混乱もなかったのではないか、と思わざるを得ません。ユーロドルなども急激な下落とその後の巻き戻しと言った動きを見せています。相場に起こす必要のない動きをもたらしたわけで、望ましいことではなかったと言わざるをえないでしょう。この動きによってストップをつけてしまうということもありえるわけです。事前に一言言っておけば、ここまでの動きにはならなかっただろうと思うと、ちょっと納得いかないといいますか、残念な対応だったように思われます。最近は指標そのものに対する信認が落ちているようにも思われるところであるだけに、慎重に対応して欲しかったな、と思っています。

さて、そういった動きもありましたが、結局のところは行って来いであり、さらに言えば、ドル円は一時99円割れ目前まで押し込まれるなど、ここまでの動きが急激に巻き戻される状況となっています。まだ多少の下値余地はありそうで、そのポイントを抜けてしまうと、意外と下は深くなる可能性もあるので注意が必要でしょう。ここまでの上昇に対して利益確定の動きもありそうで、そのあたりは意識しておいたほうが良さそうです。

英国の状況

英国の状況が思っていた以上に良いといったところです。ここまでいいとは思っても見ませんでしたが、雇用統計が良かっただけに、認識を改めなければならないかもしれません。ここ最近は米国の状況やシリア情勢に注目が集まっていたこともあり、その他の国のファンダメンタルズ、というところは余り材料視されていなかったのですが、さすがに今日はポンドが急激に跳ねるなど、大きな動きになっています。

とは言え英国の状況、と言っても個人的には余りピンときていません。シリア空爆に際しては反対をしたことで、世界的な世論に変化をもたらした、といった認識ではありますが、それが英国経済に直接的な影響があったのか、と考えるとそこまででもないのでは、といった思いもあります。ただ、ここに来てのポンドに対する買い圧力は強く、違和感を覚えるところではありますが、これがほんものなのでしょうか?

全体的にやや行き過ぎではないかと思うところではあります。値頃感で動くべきではないとは思いますが、ダウも史上最高値を試す展開であり、そこまで楽観していい状況なのかな、と思うところではあります。米10年債利回りは3%に迫る水準での推移ですし、それによる不動産市況の変調は問題ないのかどうか、と言ったところは頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれません。

ただ、逆に米国に調整が入った場合、資金の避難先にポンドが選ばれる可能性が出てきているようにも見えます。どうにもわかりにくい状況になってしまってきています。

シリアは

シリア攻撃に関しては、まず間違いないだろうと思っていたのですが、流れとしてはそういった方向には進んでいないようです。個人的には9割方開戦だろうな、と思っていたのですが、完全に外した格好となっています。戦争を望んでいるわけではないのですが、アメリカとしては手を挙げざるをえない局面だろうな、と思っていただけに、意外といった状況です。こういったことが起こりえるのか、と驚いているところでもあります。ただ、ロシアがかなり前に出てきているだけに、アメリカとしても面白く無い、といった雰囲気が出る可能性はあるのかな?といったところかもしれませんが、イギリスの動きを見る限り、アメリカとしてもそうそう無茶はできないのでは、と言ったところでしょう。それでも突っ込むのがアメリカという国でもあるのですが、市場の雰囲気としては開戦は避けられた、と言ったところではないでしょうか。マーケットとしても余計なリスクは避けておいてもらったほうが良いでしょう。

それにしても、シリア開戦と言い、東京オリンピックと言い、個人的にまず間違いないと思っていた方向と全く正反対に 話が進んでしまい、どうにも手のうちようのない状況です。ここまでシナリオが狂ってしまうと、どうしたらいいものか、軽く混乱しています。基本はテクニカルで考えているのですが、こういった動きでテクニカルが崩れることもありますし、一方的な動きが強化されることもあります。その意味においてはファンダメンタルズも知っておいたほうがいいと思っていますが、それにしてもここまでリスク志向の動きが強まるとは・・・今日の動きも米10年債とドルの連動が薄れており、どうにもわかりにくい局面になってしまっています。こういった時は休むも相場、何でしょうけど、なかなか立場上そういうわけにもいかず、苦慮しているところではあります。
東京オリンピックに関しては、本当にまさかの開催といったところです。個人的にはあまり望んでいなかったこともあるのですが(テレビで見ればいい派)、ここ最近の汚染水の問題を世界がどのように認識するか、といった点でまず無理だろう、という認識でした。今回に関しては他の候補がコケた感が強いことも事実ですが、それに関して詳しく述べる意味もないですし、東京でオリンピックが開かれる事による効果について考えてみたいと思います。

まずは今回のオリンピック決定で、株価にはプラスの効果がありました。明日以降はわかりませんが、少なくとも今日に関しては300円以上の上昇で、14000円台を回復しての動きとなりました。ある程度織り込み済み、といった話もありましたが、やはり市場としても東京オリンピックに関しては疑心暗鬼だったということでしょう。今日の日経の業種別の上昇は不動産が5%超、建設が4%超と軒並み大幅高です。建設は個別で見ると30%を超えている銘柄もあります。これまでかなり安く叩かれていたこともあり、好感されての動きとなりました。後はこの流れをどうやって維持させるのか、といったところでしょう。消費税の問題などを考えると、まだまだ前途は多難ということができそうです。

財政との兼ね合いで言えば、個人的にはそこまで心配はしていません。もちろん、オリンピックをやる金があるなら被災地や原発を何とかしろ、という意見があることは承知していますが、そんな事を言い出したら何もできないですし、オリンピックをやるからといって被災地が蔑ろになるというものでもないでしょう。逆に世界的な視線が日本に集まるわけで、もしかしたら復興が進むかもしれません。それに関しては前向きに考えたほうが良いと思います。といいますかか、オリンピックが決まった以上、そう考えるべきでしょう。日本の財政の問題は考えざるをえない所ですが、ある設備を有効利用ということも可能かと思っています。とは言え、そうなると建設株は本当に上昇して大丈夫?というきにもなります。また、テレビなどもオリンピック特需は期待しにくいでしょうね。なんせ、日本でやるわけですから。私のように、混んでいるところは面倒臭いという人が多くないといけませんね。

そう考えると、オリンピックがどの程度経済に高影響を与えるか、というのは不透明です。日本は経済的には成熟した国ですし、さらに財政の問題も抱えており、大きな出費はできないという認識が広がり、思ったような効果が生じないリスクは考えておいたほうが良いでしょう。もちろん、ホテルや旅館、陸運などは期待できるとは思いますが、建設や不動産がこれからもどんどん上昇、といった展開となるのかは慎重に見極めたほうが良いかな、とは思います。まぁ、いずれにせよ7年後ですし、今はご祝儀的に上昇している相場ですので、あまり細かいことを考えずにやったほうがいいのかもしれませんけどね。明日以降はシリア情勢や来週のFOMCに対する思惑が広がる可能性もありますしね。

違和感

雇用統計は失業率は改善していたのですが、非農業部門雇用者数は市場予想に届かず、といった状況でした。非農業部門雇用者数は今月よりも先月の改定値がかなり悪くなっており、それが嫌気される展開だったということが出来るでしょう。ただ、その後に意識されたのはシリア情勢で、相場が乱高下する展開となっています。ロシアの動向に注目が集まったわけですが、市場が危機を煽った格好となり、ドル円などは98円台半ばまで下落し、その後行き過ぎとの見方が広がったことで急激な巻戻しが起こりました。その巻戻しに乗っかる形で米国株も持ち直してプラス圏での動きとなっています。

とは言え、米株の堅調自体は悪いことではないのですが、さすがにやり過ぎ感は否めないところです。シリア情勢以外にも株を押し上げる要因ということになると、雇用情勢の悪化からQEの早期縮小観測後退ということでしょうか。現に米国債利回りは下落、つまり債券に対する買い圧力が強まっています。そういった話はあまり聞こえていないようですが、米国債利回りが3%に迫っただけに、その動きに対する警戒感が高まった可能性はありそうです。であれば、状況としては下げてしかるべきところで株価が上昇してもおかしくはないところです。

その一方で、矛盾が生じるのが失業率の改善です。失業率の改善はQEの早期縮小に最も影響を与えるものですが、それが改善しているということはQEの早期縮小、つまり株安をもたらしかねないという認識が働いてもおかしくないでしょう。ドルが持ち直すのはわかるのですが・・・その意味で現状の相場はどうにも違和感を覚える展開です。まぁ、ファンダメンタルズなんてそんなもので、行きたい方向に行くと言ってしまえばそれまでなんですが。それとも自動車の販売好調が好感されているのかな?

白人の責務

ノーベル文学賞を受賞したキプリングが平和のために苛烈に戦に挑むことは白人の責務である、といった発言をし、それが世界の警察を自負するアメリカを戦争へと駆り立てた、といった内容の文章がフィスコが出していました。これはネットでも出ているので、白人の責務・フィスコで検索していただきたいのですが、この内容が正しいかどうかはさておき、説得力はある程度あるのではないかと思っています。

たとえ本心としては軍需産業の為、イスラエルやユダヤ人への義理立て、という側面があったとしても、建前上は白人の責務を果たすべし、といった考えが全くないとは思えません。また、米国民にとってもその言葉は一定以上の支持を得る可能性があるのではないかと思っています。特にシリアで化学兵器が見つかったなどということになれば、一気に世論が開戦へと傾く可能性もあるでしょう。

ただ、キプリングが提唱した白人の責務を果たそうとしているのが、白人ではないオバマ大統領というのが皮肉といえば皮肉です。今回のシリア問題に関して、攻撃を行っても長期化するとはとても思えませんが、戦後の処理を誤ると面倒なことになりそうです。それはイラク戦でも示されていることです。経済にとって、とんでもないインパクトを及ぼすという感じではないものの、ボディーブローのように効いてくる、といった展開はありえるでしょう。

最近、シリア情勢について書くことが増えましたが、明日は雇用統計ですからね。さすがにそっちについて書いていくことになりそうですね。期待感が高すぎる気もしますが、それに応えることが出来るかどうか、といったところに注目しています。

100円の壁?

ドル円は下値は堅そうですが、上値もなかなか重い動きとなっています。100円に防戦売りがあるといった噂は昨日のブログでもしていますが、そういったものは破られる時はあっさりと行ってしまうので、余り信用していないことは事実です。ただ、問題としては、今日これからのベージュブックと週末に雇用統計を控えている点です。これらを前に、ポジションを一方的に傾ける動きをしてくるのかどうか、といった点は意識しておいたほうがいいようにも思います。今回の雇用統計に関しては予想としては悪くないのですが、やや判断に迷うところではあります。非農業部門雇用者数が20万を突破するか、悪い数字が出た際は大きな動きになりそうですが、そういった展開となるのかどうか、やや疑問に思っているところではあります。ADPのほうが意外と動く可能性もありそうですね。

その上で、シリア情勢です。マケイン上院議員が対シリア武力行使決議案を支持しない、という発言が伝わってきています。マケイン氏は上院外交委のメンバーであり、大統領選挙にも出馬したこともある重鎮です。シリアへの介入を支持してきた人物であるだけに、この発言が意味するものは大きそうです。この方向転換の意図が良くはわかりませんが、経済的に見れば好感される状況でしょう。ダウも大きく戻しています。そうなると、QEの早期縮小も可能といった見方が広がるかもしれません。そうなれば株価にはマイナスですが、いつまでもQEにしがみつくわけにもいきませんからね。そういったことを考えるとシリアへの武力行使は避けておいたほうが無難ということになりそうです。

ただ、そうであっても、武力行使に出る可能性は現状ではまだ高いと見ています。そこが難しいところではありますが、米国は拳を振り上げてしまったように見えます。ここから軌道修正が出来るのか、というと意外とできないのでは?といった思惑があることも事実です。大統領選挙も遠いですしね。経済が回復している局面であるだけに、逆に武力行使を行いやすいということも言えるのかもしれません。
シリア情勢がきな臭くなっていますが、あるところで、戦争をしたい人はいない、といった事を目にしました。この意見が正しいかどうかはさておき、取り敢えず今回に関しては米国は大統領がシリアに対する開戦を目指しているように見え、さらに議会もその動きに同調してきています。まだ完全に議会が支持すると言った方向に傾いているわけではありませんが、共和党のベイナー下院議長が賛意を表明しています。他の議員にも賛成の動きが広がっている模様で、開戦に関しては待ったなしではないかと思われる状況となってきています。

ただ、株価の動きを見ると、戦争に対しては警戒感を持って見られていることは事実です。株価は急激に上げ幅を縮小しましたし、円高基調になってきています。ここまではっきりと株が下げる状況下で、開戦といった行動に本当に出ることが出来るのか、という点は考えておいたほうがいいかもしれません。ただ、相手は米国ですからね。世界の警察を今でも自認しているのかはわかりませんが、世界秩序のためという名目で開戦に踏み切る可能性は高いのではないかと見ています。

個人的には戦争での解決を良しとはしないのですが、仮に本当にサリンの製造に手を染めている、などといったことであれば、そしてさらに国際社会からの警告を無視するのであれば、なんらかの手段をとるべきだとは思っています。とは言え、即空爆というのもいかがなものかと思いますが・・・

いずれにしても米国は英国の意向とは関係なく介入する可能性が高まってしまっています。そうなった場合、QEの早期縮小は一旦棚上げされる可能性もありそうです。その意味で、開戦がFOMC前か、後かといったところが注目となりそうです。どうも戦争を前提とした話をするのも気分が良くないのですが、議会の動きを見る限り、戦争を前提に考えざるをえないところではないかと思います。

東京五輪

東京でオリンピックが開催される可能性が高まっている、といった報道を目にすることが増えました。個人的には余り希望しているものでもないのですが、その他の年の状況を考えると、東京が候補として可能性を高めているというのは現実問題として受け止める必要はありそうです。さらに相場を分析しているものとしては、その決定による影響なども考える必要はあるでしょう。

それにしてもイスタンブールに対するネガティブなイメージが広がったのは想定外でした。中東のリスクはあったものの、このタイミングでという思いですね。日本も原発の問題があり、まず無理だろうと思っていたのですが、敵失ともいうべき状況でしょうか。まだ本決まりになっていないので断定的な事を言っても仕方ないのですが、東京の可能性がかなり高まっているように思われます。そうなった場合は建築関係の株価にプラスといったことが意識されていますが、実際としてはそれなりに織り込んできている状況であり、意外と知ったらしまいとなる可能性もありそうです。ただ、それまではしっかりとした動きになるのではないでしょうか。

その他には依然として意識されているシリア問題が相場にどういった影響をあたえるのか、といったところでしょう。特に米国市場に対するインパクトは大きそうで、株価が下げるのではないか、といった見方が強そうです。ここ最近は攻撃が行われないのでは?といった思惑から戻してきているだけに、逆に攻撃などということになれば、瞬間的には大きく下げる動きがあってもおかしくはなさそうです。ただ、米国とシリアですので、戦争が長期化することも考えにくいんですけどね。そう考えると、こちらも中長期的に見れば衝撃は小さくなるのでは、と見ています。

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