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日本時間の土曜日5時からオバマ大統領と議会首脳が会談を行うわけですが、時間帯がちょっと悪いところです。どういった結論が出るにしても急激な相場変動は避けられないところですし、翌週の月曜日に大きな窓を開けての動き都なる可能性が高い状況となってしまっています。とは言え、切迫している状況下ではそういったことを考える余裕もないといったところでしょうか。ここまで引っ張ってしまったのは残念といえば残念ですが、以前の事を考えると、予定通りということができるのかもしれません。ギリギリまで結論を先送りと言いますか、立場を守り、そこまでやったのだからという事で、仕事は終了ということで妥協する、といったところでしょうか。どうも政治の都合で経済が振り回されている状況です。仕方ないのかもしれませんが、このあたりは世界中どこでも同じ事なのかもしれませんね。

とりあえず、大統領と議会が話し合いを持つわけですが、仮にこれで手打ちがなされた場合、ダウや為替が終わっているかどうかが問題とはなりそうですが、かなり急激な上昇をもたらすものと思われます。そもそも財政の崖の問題で下落してきた相場であり、である以上、その懸念が払拭されれば一時的かもしれませんが、急騰することが考えられます。一日ではないと思いますが、500ドル程度の上昇すらあり得るのでは、と見ています。その後は知ったらしまいと言いますか、ウリに押し込まれる展開を見込んでいます。

逆に今回、決定が先延ばしにされると、さらに下値を追うことになるでしょう。だいぶ年内の決着に対する期待感が低下してきているとはいえ、それでも一縷の望み、といった思惑は残っており、そういった動きが剥落しての下落ということになっていくでしょう。そうなった場合も500ドル程度の下落となってもおかしくはないでしょう。その意味でもこの問題は妥協が必要な所です。米経済は株価によって支えられている面があると思っています。実体経済は住宅をはじめ、なんとか下支えられています。そうした中で株価が一気に下落ということはリスク以外のなにものでもないわけで、そういった認識が民主・共和お互いにはあるのではないでしょうか。
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想定以上に

個人的な想定以上に財政の崖に対する合意が遅れている状況です。解決できないという事態は今でも想定していませんが、年内に決着すると見ていたのですが、そういった動きにはなっていません。それにしても、この現状を米国議員はどう見ているのでしょうか。富裕層への減税もそうでしょうけど、株価の下落も富裕層への打撃が大きそうなところなんですけどね。そう考えると、早めに解決してしまったほうが、その後株価が下がったら政権に責任ということができるような気もするのですが・・・いずれにせよ、崖問題が解決しても一時的には上昇するものと思われますが、結局は調整が入るものと思われます。しかし、ここでのゴタゴタでハードルが下がってきていることも事実です。となると、世間の批判は共和党にいきやすいようにも思うのですが、その辺りの戦術はよくわからないですね。

そうした中でも円は下落基調を継続です。一時86円台に突っ込んできています。ここまでしっかりとした動きになるとは思っていませんでしたが、まだ上値余地はありそうにも見えます。ただ、これもダウがそこまで急激には下げないという条件が必要になってきそうです。その意味で、かなり綱渡り的な上昇にも見えることは事実です。一時的な円高も頭の片隅にいれて臨みたい状況ということができそうです。
今年の年末は結局財政の崖問題の行方が相場を動かす、といいますかダウを押し下げる要因として意識されている状況です。FOMCも注目されての動きを見せましたが、バーナンキFRB議長が財政の崖に対する懸念を表明したら、とたんに株価が反転下落となる状況です。それまでは追加緩和によってしっかりとした動きをしていたのですが・・・

ただ、財政の崖の問題が出るたびに株価が下げるというのは逆に言えば市場はそこまで懸念していない、といいますか、織り込みが足りないということになるのでしょう。現状で財政の崖による弊害が出ているといった話もあるので、さすがにそこまでの織り込みは難しかったものと思いますが、それでも崖から飛び降りる可能性はゼロに等しいと見ていますし、市場もそこまでの懸念を持っているとは思えません。だからこそ、ネガティブな報道で下げるということになるわけです。

そう考えると、仮に財政の崖を回避した場合、大きな上昇というのがどの程度見込めるのか、という点には多少の懸念を持っておいたほうがいいのかもしれない、と思っています。もちろん、財政の崖の回避失敗も多少は織り込まれているようにも見えるので、上昇はすると思っていますが、意外と伸びを欠く可能性も否定はできない所です。しかし、伸びを欠くとはいってもそれなりの上昇はすると見ているので、その時はやはり買いという事になるのでしょうけど。
自民党が地滑り的な勝利を収めてからしばらく経ちますが、取り合えず市場はまだ好感しての動きを継続しています。1万円台を株価が回復し、さらに上値を伸ばす展開となっています。選挙後もここまで来るとはちょっと想定がいですが、かなりの期待感が市場には広がっている状況です。円安も進んでいますし、年末に向けてこの地合いが維持されるのかどうかに注目が集まりそうです。

それにしても自民党の地滑り的な勝利に関しては想定の範囲内であり、Forex Radioでも指摘していたところではありますが、当の自民党には、勝って兜の緒を締めよ、といいますか、次の参院選が重要といった思惑が強そうです。確かに公明党の票を合わせれば参院の反対もなんのその、といった状況ではありますが、議会運営としてはあまり望ましくはないといったところでしょう。しっかりと次も勝ってこそ、といった思惑はありそうです。

そういったことを考えると、次の参院選までは経済に対して積極的に動いていくことが考えられるところです。そういった思惑も相場を支えている可能性はありそうです。一時的には知ったらしまいとなるかと思われましたが、そういった期待感が下値を支える動きは意識しておいたほうがよさそうです。

欧州問題

依然として欧州問題・財政の崖の問題は波乱含みとなっていますが、特に欧州問題はユーロからの離脱が出てくるのでは、といった思惑が強いことは否定出来ない所です。個人的な見方をすれば、それに関しても比較的楽観的な見方をしているのですが、それに関しては政治的な思惑があることは事実です。

つまり、ユーロ並びにEUの成立が数々の困難を伴ってできたものである、という歴史的な経緯を考えると、おいそれと解体してしまえ、という事にはならないのでは、という見方をしています。もちろん、経済は非常に重要なファクターですし、明らかに現状は経済的な混乱が加盟国を襲っているわけですが、経済だけが全てではない、問ッタ考えをしています。特に欧州ですからね。2度の世界大戦を経験し、多くの血が流れてきたわけです。そしてその反省からドイツとフランスが手を結んだわけです。ギリシャにしても歴史的に民主主義の原点があると言われ、それを欧州に引き入れたい、という思いがあったはずです。そういった事を考えていくと、欧州崩壊という事態は避けられるのではないか、と考えています。

もちろん、欧州が分裂という可能性がないわけではないですし、その時のためにシュミレーションをしておく必要があるとは思いますが、そういった事態は起こらない、というのが個人的な見方であり、それに沿ってシナリオを組み立てたい所です。逆に分裂しないからこそユーロは荒れると思っているのですが、この問題を上手くやり過ごした時、ユーロはかなり強い通貨としてよみがえるんだろうな、といった見方をしています。欧州はこれまでも様々な危機を乗り越え、そのたびに強くなっていったわけですからね。個人的にはその力を信じている、と言いますか、期待しているといったところです。

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