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世間ではオリンピックが盛り上がっていますが、相場の世界はとりあえず落ち着いた、と言いますか、先週末の動きに対する調整と、中銀の動きに対する思惑が入り混じる展開となっています。それにより先ずは売り優勢の展開となっていますが、積極的に売り込む動きにはなっていない状況です。ここに来て多少持ち直す展開も見せており、悪くはない状況となっています。

個人的には今回の中銀の動きに関してはFOMCでは期待はずれに、ECBは期待通りに動いてくるのではないかと見ています。つまり、FOMCは現状維持で特に手を打たないのではないかと見ています。問題はバーナンキFRB議長が次のFOMCで追加緩和を高い確率で行う、などといったこれまで以上に踏み込んだ発言をするかどうかといった所はあります。机の上に乗っている、程度では期待はずれということになるでしょう。

ECBに関しては流石に動いてくるものと思われます。利下げを行うかどうかとなると難しいところもあります。前回動いているだけに、利下げの可能性は低いのでは、というのが市場の予想となっています。それ以外で何らかの動きがあるのでは、といったところなのでしょう。話としてはユーロ圏救済基金への銀行免許付与が出ていますが、ドイツが賛成に回る可能性はかなり低い状況です。そうした中でECBが何をやってくるのかという点には注目です。まさか何もしないなどということになれば、かなり危険な状況に陥ることになるでしょう。ドラギ総裁の記者会見で調整する可能性もあるのですが、それではここまで盛り上がったリスク志向の動きに対しては対処不十分でしょう。そう考えると期待はずれとなる可能性も念頭に入れておかねばならないでしょう。
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ユーロの急激な戻しが継続する展開となっています。米国のGDPが予想よりも良かったこともあるのですが、メルケル首相とオランド大統領の電話会談で昨日のドラギ総裁発言をサポートするといったことになったようで、来週のECB理事会に対する期待感が高まる局面となっています。前回の理事会で利下げを行なっており、その効果を見定める可能性が高いかと思っていたのですが、そういった動きにならない可能性も出てきています。そうした動きを受けてのFOMCがどういった展開となるのか、日銀の金融政策委員会でどういった結論が出るのか、注目が高まる状況が醸成されています。

ただ、実際問題として中銀が動くことが出来るのかどうか、といったところでしょう。特にFRBはQE3に対する期待が高まっていますが、商品価格がすでに上昇してきていることを考えると、やはりやりにくいところではあります。QE3と商品価格の上昇を分離する方法を行うといったことが言われていますが、相場が思惑的な動きになってくれば、そういった対処が上手く働かない可能性が出た時に、大統領選挙にも大きな影響を与えるわけです。もちろん、商品価格の上昇をもたらすかどうかは定かではありませんが、結果に責任を負わなければならない以上、慎重な対応を求められる局面です。11月の大統領選に向けて時間が足りないというのはまさしくそのとおりの状況です。しかも、GDPが予想よりも良かったことで株価が上昇しています。13000ドルが視野に入る中で果たしてQE3に踏み込めるのか、といった問題はありそうです。となると、FOMCで現状維持、ECBが利下げという事になり、それがドル買いをもたらすといった展開も頭に入れつつこの上昇を見ておく必要もありそうです。ただ、ここまでの戻しでショートがそれなりに踏まされていることも考えておいたほうが良さそうです。とりあえずはまだ上値余地があるのかな、と思っています。
ユーロドルが凄まじい戻りを演じているわけですが、まだ下値余地が残っているとはいえ、月足のレンジの下限まで来ている状況下で、戻る可能性も意識すべきという話は以前からしているわけですが、ユーロのファンダメンタルズの悪化から、ユーロドルはまだ下がる、アホじゃないのかという意見をぶつけられて困ったこともありましたが、とりあえず急激に戻す動きとなっています。ドラギECB総裁の発言などで大きく上昇しており、この流れが継続するかどうかはわからないところではありますが、相場は得てしてこういった動きになる、という典型的な動きではないかと思っています。確かにユーロ圏のファンダメンタルズは悪い、さりとてユーロが必ず下がるというわけではない、という事になるのではないでしょうか。まぁ、この程度の戻りでどうこう言うつもりはありませんが、ここに来てリスク回避的な動きは大きく巻き戻されており、この流れが継続するということになれば、思わぬ水準まで戻してもおかしくはない、というのが個人的な見方です。その前にハードルはいくつかあるのですが・・・

自分も間違えることが多いので、あまり人のことを言うつもりもないのですが、個人的に思うことは人の相場観に対して頭から否定する態度や、あのアナリストがあんなことを言っていたけど、そんなことはないと思うから、そんな訳のわからないアナリストが言ったことを覚えておいたほうがいいよ、みたいな発言をする人はいかがなものかな、と思う次第です。今回のようにユーロが大きく戻ることもあります。ショートカバーの巻き戻しが継続すれば、さらに上値を追う可能性だってあるわけです。万が一QE3が8月のFOMCで決定され、ドル売りが強まれば、反射的にユーロが買われる、そういった動きになる可能性も、個人的には低いと思っていますが、絶対にないとは言い切れません。である以上、相場はどちらにも動きうるものであり、そういったことをいう人はそのことを忘れているのか、絶対自分は正しいと思って思い上がっているのか、そのどちらかではないかと思います。それでも断定的に話したほうが説得力は増すというのが世の常なんですけどね。

最近、色々と思うことがあってこんな文章になってしまいましたが、誰であっても所詮は予想の域を出ないわけです。もちろんよく当たる人がいることは事実ですし、あまり当たらない人がいることもまた事実です。ただ、だからといって、色々な根拠を持って相場に臨み、戦っているわけですから、頭ごなしに否定する対応というのは、自分の意見だけに固執してしまっている、危険な状況ではないかと思います。

思った以上に

思った以上に上げず、思った以上に下げない展開となっていますが、方向感の見えにくい状況となっています。水星の逆行が影響しているという見方もあるようですが、やりにくい状況が続いてしまっています。テクニカル的には依然としてユーロには下値余地がありそうですが、月足で見ると戻しだしたら大きな動きとなりかねない、といったところでしょう。ファンダメンタルズ的にはどう考えても買えない状況であっても、為替相場は相対的なものであり、ドルがそれ以上に弱くなることもありえるわけです。特に今回はやらないと思っていますが、FOMCで追加緩和の話が出てくれば、ドルに対する調整の売りが入り、それがユーロを押し上げるといった展開が全くないと言い切れない所です。ユーロの状況が悪いからといって、必ずしもユーロドルが下がる、と言うことは言えないわけです。このあたりを理解しておく必要があるとは思います。

それにしてもノボトニー・オーストリア中銀総裁発言でユーロが一時大きく戻したわけですが、その後の新築住宅販売件数が予想に届かなかったのは痛かったですね。最近の住宅関連指標は相場の下支え要因となっていただけに、これが再び悪化ということになれば厳しい所です。後は米企業決算次第ということになるわけですが、このあたりはやはりハードルが下がったことで比較的期待感のある所です。アップルが悪かったのは計算外ですが、それでも全体的にはやはりしっかりとしているということになるでしょう。そう考えると、米経済に対する警戒感はもちろん残るものの、意外と市場の恐怖心理などが比較的抑えられているのは当然のことなのかもしれません。

ユーロ

結局現状はユーロが弱いということになるのでしょうけど、1.21ドルを割り込んだ水準では意外と買い戻しの動きもあったりして、決め手に欠ける展開であることは事実でしょう。まだ下値余地そのものはあるように思っていますが、さりとてリスク回避的な動きがどんどん進行しているわけでもなく、株価は上値を抑えられているとはいえそれでも高い水準にあることは否定できません。そうした中で、世界的な景気悪化懸念が高まっていないようにも思われます。

これはひとえに中銀に対する期待感・信頼感がなせる技ではないかと思っていますが、そうは言ってもQE3が実際問題できるのか、といったところは考える必要があるでしょう。考えた所で市場の期待が高すぎるので、行われない、と力説した所で現状ではあまり意味の有ることではないのかもしれませんが、仮に本当に行われなかった時はそれこそ破壊的に下げる可能性があるでしょう。逆にそうなったらQE3をやってくる可能性が高まるので、その辺りの判断が難しくなってくるのですが、株価が一気に1000ドル下げるといった状況が再びやってくるのでしょうか。そう考えるとかなり怖いところではありますね。

ただ、そういった引き金を引くのは一体何なのか、といったところは疑問が残るところではあります。ギリシャのユーロ圏からの離脱、ということがそれに当たるのか、スペイン国債利回りの異常上昇なのか、それとも米雇用統計で非農業部門雇用者数がマイナスに転落するといったことなのか、候補はあれど決定打には欠けるかな、と思っています。意外と現状においても市場は冷静です。思った以上に底堅い動きとなる可能性も否定出来ないところではあります。現状でのユーロはまだ下値の余地はありそうですが・・・

まずは

今回はコメントにお答えすることをメインに書いていきます。こういった話はまぁ、よく見るといいますかよくあるものですので、今後のことも考えて書いてみようかと思います。

『素朴な疑問ですが、実際にトレードで儲かっているんですか?』という質問は今までも結構あり、悪意が感じられるときも確かにあったのですが、純粋にどうなんだろう?と疑問を抱くこともあるのでしょう。とりあえず、現状の答えとしては調子の善し悪しはあるものの、ぼちぼちと答えさせて頂きます。最近はかなり不調で迷走しているところはあるのですが、勝つときもあれば負けるときもある、ということです。以前にインヴァスト証券さんのグランプリに参加した際は第1回は散々やられて、第2回は結果を残して、トータルではプラスとなったこともありますが、実際に損益を表立ってやった機会はこれだけです。時々トレードを出すこともありますが、部分的なものです。ですから実際の所、儲かっているのかは明らかにしていません。

どもども、私はアナリストであり、個人投資家ではありません。もちろん、全くやっていないわけではないのですが、本当に少額でお遊び程度の取引しかしていません。というのも、例えば雇用統計などの際、動き出した時に文書を書いてしまうことを優先し、取引がうまくできないといったように、思った以上に両立が面倒、というのは理由としてあげられます。

後、個人的に思っていることは、実際のトレードで儲かっているかどうか、というのは本質的には重要なことではない、という認識を持っています。つまり、アナリストの発言は相場の方向感を語るだけで、それとトレードはまた別物ではないかと思っています。情報の活かし方はまた別ということです。自分はあまりそこが上手くないので、結局そこまで勝てていないということになるのですが、それが上手ければどんな情報を使ってもそれなりには勝てるということになるのではないでしょうか。

また、アナリストが儲かっていても、さらにその後儲かるかどうかは分かりませんし、逆に損をしていても再度ハマる事もあるでしょう。投資をやるのであれば、当たり屋に付き、曲がり屋に向かえ、とはよく言いますが、余程のことがない限り当たり屋や曲がり屋に出会うことはありません。それまで勝っていてもまた負けることもあるのであれば、他人が実際にトレードで儲かっているかどうか、というのは重要なことではないのではないかと思います。

逆に、取引を完全に公開することで信用が高まる、という認識は逆に危ないのではないかと思っています。公開しているからといって信用度が高まるわけではないのです。まずは自分の考えがあってこそのものではないでしょうか。為替相場においては基本的には仕手が存在しないことになっています。つまりそういった情報がないとするならば、勝ち続けることはかなり難しいことになります。つまり、勝ち馬に乗ることは出来ないということになるでしょう。であるならば、過去のデータに縛られるというのは、自動売買で言うところのバックテストのみを信じる行為にほかならないのではないでしょうか。過去のデータはやり方によってはいかようにもなりますからね。

まぁ、これが自分が自分の取引や儲かっているかどうかを公開しない言い訳です!おそらくインヴァスト証券さんの時のような仕事で、という事なら別ですが、自分から公開に踏み切ることはないと思いますので、ご了承下さい。
どうせなら昨日の続きということで、ユーロドルの月足も見てみようと思います。

現状の動きとしてはバンドの上限から下限に向けて動いてきており、現状はバンドの下限まで下落する展開となっています。ここからさらに売りが強まるのかどうかといったところに注目が集まる所です。ここからさらに売りが強まるということになると、バンドブレイクからバンドウォークといった展開となるため、かなりの下値を見る必要が出てくるでしょう。ただ、ここまでレンジ圏での動きとなっていたことを考えると、今回バンドブレイクとなるかどうかには疑問も残る所です。仮に支えられるということになれば、バンドの中心線をめどに戻す可能性が出てくるでしょう。価格としては1.3571ドル前後の水準となっています。バンドの上下限共に横ばいとなっていることや、ここまでの流れから考えてバンドの上限まで上昇ということも考えられるでしょう。そうなれば1.5ドル前後の水準までの戻しが見込めるのですが、さすがにそこまでの水準は行ったとしても時間がかなり掛かるでしょう。

RCIで見ると、短期線が底打ちから上昇気配となったものの、下値圏で再度横ばいとなっています。これが下落へと転じるようなことになったら危険です。現状はただでさえ中期線が下落基調を維持している所です。短期線が下落ということになれば、バンドブレイクからの動きが現実味を帯びてきます。逆に再度上昇に転じれば一時的にはバンドの中心線まで戻すといった動きになるでしょう。中長期的な流れは悪いので、積極的には買いにくいところですが、それでも月足ベースですので、戻し始めたらかなり大きな動きとなることが予想されるだけに、警戒は必要でしょう。

目先はバンドの下限が下落していることから、この動きに注意しながら判断するといったところでしょう。最近の動きでも短期線が下落したものの、レンジをブレイクすることが出来ずにバンドの上限まで上昇といった動きがあったことを考えると、バンド幅が多少拡大していても即断は危険です。その際はバンドの上限なども併せてみるべきでしょう。オーバーシュート気味に1.2ドル割れといった動きがあってもおかしくはないのですが、目先の状況としては徐々に下値が堅くなってくるのではないか、といった見方をしています。

後、コメントにもおこたえします。

エネルギーの爆発に関してはいつ起こるのかを判断するのは難しく、動き出してからやっと分かる事が多いのですが、目先のドル円に関してはまだまだ大きな動きにはならないと見ています。個人的には大きな動きとなるとしたら上向きかな、といった見方をしているので、さらに遠くなります。下方向にダイブする展開は可能性が低いのでは?といった見方ですね。
時には月足の分析をしてみましょうか。ドル円をやってみたいと思います。

ドル円は月足もバンド幅が縮小傾向にあり、しかもバンドの中心線を意識しての動きとなっていることを考えると、ここから大きな動きとはなりにくい状況です。エネルギーが溜まっていると見ることも不可能ではないのですが、現状でバンドブレイクからの動きとなるかどうか、となると疑問の残るところではあります。

RCIで見ると短期線が天井打ちから下落気配となっています。バンドの上限から中心線をブレイクしての動きとなっている事を考えるとバンドの下限まで下落する可能性を秘めての動きとなっています。価格としては75.13円前後の水準で、史上最安値を試す可能性が無いわけではないのですが、その水準まで下落するとさすがに買い戻しの動きもありそうです。しかも、RCI中期線が底打ちから上昇へと動き出していることから、中長期的には底堅い動きが予想される所です。

そう考えると、9月くらいまでに円高のピークを迎える可能性があり、そこを底として上昇へと転じるのではないでしょうか。月足なので、期間はやはり多少長くなります。次の上昇は85円を突破しての動きとなるのではないでしょうか。個人的には77円前後の水準から買い下がっていくイメージです。75円を割りこむような動きになると危険でしょう。その際は撤退を余儀なくされそうです。77円から買い下がると200pipsの余力を必要としますが、それが大きいと考えるのであれば、75円の撤退ポイントから逆算していくのがいいでしょう。このあたりは自分なりの資金や考え方を柔軟に適用していくべきでしょう。
バーナンキFRB議長の議会証言が伝わってきていますが、雇用の改善は苛立たしいほど遅いものになりそうと発言し、追加行動を準備と再表明したものの、具体策は示さなかったことで、ドルが急上昇する展開となっています。相変わらず中銀に対する期待感が強い相場が続いています。局面としては色々と問題がありそうですが、とりあえずは小売売上高などを受けて米国経済の先行きに対する懸念が強まったものの、QE3に対する期待感で持ちこたえていたところに、そういった動きは無いといった発言が行われた、という事になるのでしょう。

個人的にはそこまでQE3に対する期待感が強まっていたとは思いませんでした。そもそもFOMC議事録において、すぐに追加緩和をしないということが確認されていたのかと思ったのですが、ちょっと市場は催促し過ぎなのではないか、と思う所です。それほど経済に対する懸念が強いといってしまえばそれまでなのでしょうけど、現状でQE3の効果がどの程度のものとなるのか、さらにその弊害はどの程度のものとなるのか、といった点で懸念があることも事実です。そうした中で、FRBとしても軽々しく動くことは出来ない、というところでしょう。にも関わらず、こういった発言で急激にドルが買われたり、株価が下落したり、といった動きになるのは先行きを考えるとやはり危険を伴うところではあります。

中銀に対する信認が高いというのはそれは望ましいことではありますが、あまりに期待感が高まるというのもまた問題です。バーナンキ議長もある程度のリップサービスをしても良かったのかもしれませんが、大統領選を控えていることもあり、なかなか難しい立場なのでしょう。この調子ではユーロが下落と言うよりもドルが上昇といった動きでユーロドルの下落がありそうな局面となっています。
ドル円が79円を割れたわけですが、個人的にはこのあたりの水準は買ってもいいかな、と思っている所です。というのも、日足のバンドの下限を意識している水準であり、ここで支えられて再度戻してくるのではないか、といった見方をしているからです。もちろん、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになる可能性が無いわけではないのですが、その可能性は低いのではないかと見ています。目先はバンド幅の拡大が殆ど見られないことや、RCI短期線が下値圏にあり、底打ちする可能性が高まっているのでは無いか、といった見方をしています。

ただ、問題はRCI中期線が下落基調であり、さらに下値余地を十分に残している点でしょう。中長期的には上値の重い展開であり、バンドの中心線である79.60円前後の水準が意識されやすいところではあります。バンド幅が狭いことを考えてもバンドの上限である80.38円前後の水準では抑えられやすくなっていくものと思われます。

個人的には中長期的な流れの悪さはあるものの、レンジ圏での動きを強いられるのではないか、といった見方をしています。方向感の見えにくい中で、積極的には動きにくい形ということが出来るのでは、といった見方をしています。ということで、目先はドル円を押し目買いして、大きくは取れないと見ていますが、レンジでの取引をしようと考えています。バンドの下限で突っ込んでもいいのですが、とりあえず、ヒゲを意識して、78.60円での買いで78.30円での損切り、といった注文を出すことにしました。決済は79円を超えた段階で考えることにします。

ユーロ

さて、今日はラジオでユーロについて話していたら散々叩かれてうんざりしているところではありますが、とりあえず少しユーロについて書いておこうかな、と思っています。ユーロに関してはまだ多少の下値余地はあるものの、徐々に押し目買い優勢になっていく、といった見方をしています。それは月足のバンドの下限であり、ここ最近のレンジの下限に差し掛かっている状況下でさらにバンドブレイクからバンドウォークをする可能性はそれほど高くはないのでは、といった見方をしているからです。とはいえ、RCIの形がちょっと崩れてきているところには懸念を抱いているところではありますが・・・

問題はリスク回避的な動きが強まるかどうか、といったところでしょう。ここ最近は大きな経済指標が少ないことから方向感の見えにくい状況が続きそうですが、そうなるとやはり企業決算が注目ということになりそうです。実体経済の悪化が鮮明になればQE3に対する期待感が再度高まる可能性が出てくるでしょう。個人的には次回の8月1日に追加緩和という可能性はかなり低いとは見ていますが、市場の期待感が高まれば底堅い動きとなりうるでしょう。

ただ、底堅いといっても悪い数字が出ることで下落してその後多少持ち直して、といった動きでジリジリと下値を拡大するといった動きが一番現実的な動きかもしれません。と、どうにも気迷いが生じる状況です。はっきり言うと、現状は全体的にイマイチよくわからない状況です。ユーロもまわりが思っているほど下げてくるのかどうか、といったところに疑問を抱いているところではあります。100pips程度であれば普通に上げ下げするユーロドルですから、その程度は頭に入れて判断しなければならないわけです。言うほど下値余地があるのか、つまりそこまでドルが買われる展開というのもなんとなく違和感があるのですけど・・・
先週の雇用統計は予想に届かず、個人的にはハードルが低かったことと、ADPの大幅改善があっただけに意外な感じもあったのですが、とりあえずリスク回避的な動きが強まっています。とは言え、一時200ドル近く下げたダウが引けにかけて下値を削る動きを見せているわけで、追加緩和に対する期待が高まっているのかもしれません。そうなるとやはり下げ渋る状況となってくることは事実です。逆に雇用統計がいい数字となったほうが、追加緩和期待の後退からダウの上値が重くなってくるといったことがあったのかもしれません。そう考えると、歪んだ市場の修正はなかなか進まないということになってきています。

さらにここから問題となりうるのが米企業決算でしょう。今日はアルコアが決算発表を行いますが、全体的には下方修正されており、ハードルは下がっています。現状では実体経済よりも欧州債務問題のほうに市場の意識は向かっているという話もありますが、個人的には米企業決算を軽視すべきではないといった見方をしています。企業決算が悪くなればFRBとしても動かざるを得なくなってくるわけですし、ここまでしっかりとしていたダウに対する影響が大きくなれば市場の関心は自然と向いてくるものと思われます。リスクに対する見方がここまで揺れているとどうにも判断しにくいところですが、まずは現在の指標と、さらにいえば追加緩和期待に対する市場の見方を見極めるしかなさそうです。指標が悪くても上昇する可能性が残るという点を意識しながらやっていくしかなさそうです。
ECB理事会などを受けてユーロが大きく下げているわけですが、目先は下げ渋る展開となっています。理事会後のドラギ総裁の発言は確かに先行きに対する懸念が示されたわけですが、とりあえず利下げをしたということでリスク回避的な動きは巻き戻されやすい状況となっています。また、米国の経済指標のうち、明日の雇用統計に向けてADPと新規失業保険申請件数が予想よりも良かったことは好感されるでしょう。新規失業保険申請件数は今回の雇用統計には関係ありませんが、それでも市場心理の改善には一役買うといったところでしょう。一方で、ISM非製造業景況指数は予想に届きませんでしたが、製造業が50を下回る状況となったことに比べれば幾分まし、といった見方もできるところです。もちろん、景気の先行きに対する警戒感を払拭することはなかなか出来ませんが、それでも一時的な踊り場という見方を全く消し去る必要も無さそうです。そもそもダウがここまで堅調な動きを見せているわけで、その動きを完全に無視するというのは間違っていると思っています。

話をユーロドルに戻します。ユーロドルは日足においては面白い水準に差し掛かっています。つまり、バンドの下限をブレイクするかどうかといった動きへと変化しています。バンドの下限まではくると思っていたのですが、思った以上に速い動きです。その上で、ここをブレイクすることが出来るかどうかといったところです。バンド幅は拡大気配となっており、しかもRCIの短期線・中期線が下落に転じている状況ですので、そう考えるとバンドブレイクからの動きとなる可能性が出てきます。ただ、今回の日足の動きがかなり伸びきっていることを考えると、一時的には戻す可能性も捨て切れない所です。問題となるのは今日の終わり方という事になっていくでしょう。1.24ドルを回復しての動きであれば、明日の雇用統計に向けてのポジション調整があってもおかしくはないといった所ではないでしょうか。もちろん、今回のECB理事会は注目が集まっていたわけですが、それと同等かそれ以上の注目を集める今回の米雇用統計が控えている中で、調整の動きが入らないというのは考えにくいところなんですが・・・

ドル円

今日の仲値後の動きでドル円が80円台を突破しています。その後の動きで80円を挟んでの動きとなっていますが、ここに来て80円回復したら即売り、といった雰囲気がなくなってきているようにも思われます。ただ、上値の重さも意識されてしまっており、その意味ではまだ80円上の水準は買いにくく、ちょっとした事ですぐに売られてしまいやすい状況にあることがわかります。直近の高値が80.60円前後の水準であり、そこまでは上値を見ておく必要があるのですが、そこを超えていくかとなると、それなりの材料が必要となるでしょう。

そう考えると今週末の雇用統計はブレイクのための大きな材料であることは事実です。予想の数値が10万人を割り込んでおり、ここまでの流れから見てもさらに下振れするのでは、といった思惑もありそうです。そうした中で15万人程度の増加という事になれば、一気にドル円が吹き上げる可能性はありそうです。リスク志向の動きが強まり、ダウが13000ドルを回復する可能性だってあるわけです。そう考えると、市場の楽観的な見方は行き過ぎているようにも思われますが、ある程度は仕方ないところでしょう。

雇用統計に関して問題となるのは、良かった時は追加金融緩和期待の後退、悪かった時は追加金融緩和期待の高まりという、指標と直接的な関係の薄いところから相場が反転するといったところでしょう。それが相場全体を歪めてしまう可能性は意識しておかねばならないところでしょう。中銀に対する信認があることは望ましいところですが、あまりに期待感が高すぎることで、実体経済と乖離した所に相場があるというのはやはり問題でしょう。その点も意識しながら臨まなければならず、そう考えるとやはり面倒な局面にあるのは事実でしょう。

最近

今週はECB理事会と週末に米雇用統計があるわけですが、先週辺りから欧州の債務問題に対する前進があったためか、状況が若干変化しているようにも思われます。これは何もリスク回避的な動きからリスク志向に変化した、というわけではなく、欧州問題から実体経済の状況にも目が行くようになってきているのではないか、と思っています。そう考えると今週末の雇用統計はより重要ということになります。予想は10万を下回っており、ハードルは着実に低くなっています。それすら超えられないということになると懸念が強まりますが、一方、ここまでは警戒感が高まる上今日となっていることを考えると、市場の心理としてはより悪い数字を感じているのではないか、とも思えるわけです。であれば、逆に10万超という事になればポジティブサプライズとなり、一気にリスク志向の動きが強まる、ということも考えておく必要があるでしょう。

また、別の見方をすると、実体経済に対する視線が強まる状況下ですので、企業決算の動向も注目ではないかと見ています。こちらはある意味都合のいい事に予想は下方修正されています。つまり、雇用統計同様ハードルは低くなっています。これが相場の下値を支える可能性は高いでしょう。個人的には経済指標の悪化や企業業績の悪化が追加金融緩和を催促するといった状況はちょっとやり過ぎでは、と思っている所です。現状で追加緩和ができるのかどうか、といったところも考える必要があります。もちろん、経済指標が悪化していることは事実ですが、株価は13000ドルに迫っているわけで、住宅指標は改善の兆しが見えていると言われています。少なくともFRBは追加緩和に動く必要性を感じていないものと思われます。にも関わらず、幾つかの指標が悪くなった程度で追加緩和・追加緩和と叫んで上に持っていくのは逆にリスクを高めているだけに思えて仕方ない所です。

7月

7月の相場が始まったわけですが、先週末の急激なリスク志向の動きが今週どうなるのか、といったところに注目が集まるところでしょう。現状では修正が入る展開となっていますが、欧州懸念が一服ということで、底堅い動きとなる可能性も残っており、やりにくさを感じる所ではないでしょうか。そうした中で、今日の朝方、もしかしたら窓をあけるかと思っていたのですが、比較的落ち着いた動きとなりました。その後の動きは調整気味の展開となっていますが、この流れが継続するのかどうかといったところが注目でしょう。

テクニカル的に見ると、形そのものは良くない状況で有り、一時的にはまだ下値を追う可能性が高いようにも思われます。ただ、中長期的には上値余地を残しているようにも見えます。特に株価に関してはまだ上昇してもおかしくないところであり、そう考えると安易なリスク回避的な売りは危険ということになるのでは無いでしょうか。じっくり引きつけて、といっても流れそのものが変わる可能性も否定出来ないだけに難しいところですが、あまり無茶をしないようにしておきたい所です。

逆に押してきた所は買い戻される展開も視野にいれておきたい所です。個人的には目先の底はつけているのでは、といった見方をしているだけに、押してきた所は買ってみたいと思っていますが、問題はNYダウがかなりの高値水準にいる所です。これが調整ということになったらさすがに危険です。それなりの動きを意識しながらの展開であり、懸念を抱いている所です。その意味で、はっきり言うと方向感を見定めにくい局面であり、休むも相場なのかな、と思わざるをえない所です。

ただ、東京時間帯などは大きな動きにはなりにくいのでは、と見ているので、とりあえず目先はユーロを売るかどうかといったところで迷っている所です。ただ、大きくとるのは難しいと考えています。

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