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結局円高

GWは皆様いかがお過ごしでしょうか?FXは何事も無く動いています。ただ、東京市場が休場ということもあり、東京時間は動きの少ない中、ジリジリと円高が進行する展開となっています。問題は80円を割り込むかといったところですが、寸前の所で踏みとどまっています。状況としてはNYダウが意外と下げ渋る中、リスク回避的な動きがそこまで強まってい無い状況です。にも関わらずの円高進行に違和感を覚えるところではあります。ただ、GWということで警戒感があるのかもしれません。80円割れの水準になる前に輸出が動いてきている可能性ももちろんあるわけです。そうした動きにも警戒しながらの展開であり、どうにも判断しにくい局面であることは事実です。

テクニカル的に見ると、80円前後の水準は日足のバンドの下限であり、ここを抜けて一気に走るとなると危険ではありますが、RCIの動きを見る限りではそこまで走る可能性はまだ低そうです。ただ、RCI中期線の形に変化の兆しがあるので、その点は注意しておかないといけないでしょう。テクニカル分析は1週間前と今とで大きく変わってしまうことがあります。である以上、あまり過去にとらわれないほうが無難です。個人的にはまだ80円割れの水準は買い優勢と見ていますが、思わぬ下落となる可能性も視野には入れておかないといけません。

問題はユーロドルです。バンドの上限をヒゲでタッチしています。一方、RCI中期線は緩やかに上昇となっています。こうした中では積極的には売りこみ難いことも事実です。短期線が高値圏を意識しているだけに、これが天井打ちとなるかどうかといったところは注目でしょう。
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日銀の認識

さて、GW前の最大と見られていたイベントである日銀の金融政策発表が行われ、一時株価が100円以上上昇したり、円安が進行したりと、日銀の金融緩和に対する評価が見られましたが、終わってみれば日経平均はマイナス圏での引けとなり、円高が進行するといった展開となっています。状況としては日銀の責任と言うよりも、知ったらしまいといった動きやGWを前にしての手仕舞い売りといった感じだったのでしょう。個人的には80円台前半の日足のバンドの下限をブレイクしてバンドウォークといった動きにはなりにくいのではないかと見ているので、下値余地は少ないのでは、といった見方をしています。つまり、現状の水準から徐々に買い下がっていく戦略になっていくのではないかと見ています。

それにしても、日銀の展望リポートや白川総裁の発言などを見ると、比較的楽観的な見方となっているように思われます。これ以上の金融緩和に対する期待感の抑制などもあるのでしょうけど、目先の景気ははっきり言えば踊り場に差し掛かっていると思います。特に米国の経済指標が予想に届かないものが増えている状況で、米国もQE3に対する言及をとりあえず行なっています。このあたりが少し物足りなさを感じる所です。いまさらアナウンスメント効果が期待できるのか、日銀の発言にそこまでの影響力があるのかどうか、といった不安はあるのですが、もう少しうまく市場を制御したほうが良いのでは、と思ってしまうところはあります。そう考えるとFRBはうまくやっていると言えるでしょう。

為替相場の動向を考えるとリスク回避的な動きがもう少しあってもおかしくはないと思っていますが、下値は限定的になるのでは、と見ています。基本的には円が買われる局面がリスク回避的という動きになるのは現状では成り立っているものと思われますし、その意味ではドル円が急落して行くという可能性が低そうに見える中でリスク回避的な動きが強まるという可能性も低いのでは?と見ています。

次は日銀

FOMCが通過し、次の注目イベントはなんといっても日銀の金融政策決定会合でしょう。事前にかなりの緩和が織り込まれるという、日銀にとってはかなり厳しい状況となっています。これで期待に応えないということになれば、急激な円高になる、株安になるといったことが起こりかねないだけに警戒を要する局面という事ができるでしょう。

とは言え、現状ではむちゃくちゃなことはしてこないのでは、といった見方をしています。つまり、それなりに市場の期待には応えるといった所でしょう。ただ、問題は白川総裁の発言ではないかと見ています。つまり今後の金融政策に関して緩和的な政策を取らない、とまでは行かなくても後ろ向きな発言をするなどといったことがあれば危険でしょう。そういった意味でも地雷はどこに埋まっているかわからないといったところでしょう。小沢氏の無罪判決が影響を及ぼすといった見方もあるだけに、タイミング的にはちょっと気持ちの悪いところではあります。

後は日銀の発表の時間がどうなるのか、といったところでしょう。正午過ぎにさくっと出して欲しいところではありますが、下手に遅くなったりすると思惑的な動きが出る可能性もあります。そう考えると決まった時間に出したほうがいいのでは、と思うのですが・・・

個人的には日銀が動いても動かなくても経済の状況はそれ程変わらないとは思いますが、アナウンスメント効果を考えるとそれなりに動く必要があるのではないか、といった考えです。あまりに衝撃的なことをするべきとも思いませんが、少なくとも市場の期待を少しでも超える感じでやったほうが今後のことを考えるといいのではないかと思っています。そもそも、ここまで市場へと緩和が具体的に織り込まれるというのもどうかとは思うのですが。

英国GDP

英国のGDP速報値が発表となり、-0.2%とリセッション入りとなりました。事前予想が+0.1%だっただけに、厳しい結果となりました。ここ最近ポンドは比較的堅調な動きとなっていましたが、この結果を受けて一時1.61ドルを割り込む動きを見せました。しかし、そこから再度持ち直して行って来いの動きになりました。ただ、経済の先行きに対する懸念は根強く、今後の上昇は期待しにくいところではないかと見ています。

それにしてもポンドのここまでの底堅さがどこから来ているのか、といった点は考えておきたい所です。1.6ドルを突破してさらなる上昇となっているわけで、月足で見ると、ここからさらなる上昇となれば上値抵抗帯をぶれいくといった動きになってくるわけです。このあたりのファンダメンタルズはどうにもわかりにくいところですが、雇用環境が多少改善してきていることや、その他の国との相対的な比較で底堅い動きとなっているといったところでしょうか。とは言え、他国との比較というのであれば、欧州はさておき米国はとりあえず持ち直してきているようにも見えます。どうしてここまでポンドが戻してきているのか、という説明はしにくいところも事実です。

個人的に英国の状況をそれ程しっかりとは追っていないので、とりあえずテクニカル的に見てみると、やはり前述のとおり月足でのポイントが迫っていることは注目でしょう。三角持ち合いの上限に来ている中で抑えられるのか、ブレイクするのかといった所です。リセッションしている状況下でさらに買われるのか、という点に疑問を感じるところであり、一時的にはやはり抑えられるのかな、といった見方をしています。

思惑?

下落していたドル円・クロス円が戻す動きを見せています。日銀の動きに対する思惑からかと思いますが、まだ織り込んでなかったんだ、というのが正直な感想です。思い切ったことをやる可能性もあるのかな、と個人的には思っていたのですが、市場はそうでもないようです。もちろん、ここで日銀が思い切ったことをやっても実際の効果としてはそれほどのものはないのでは、といった見方をしていることは事実ですが、それでもアナウンスメント効果などもあり、動くといった手前、やってくる可能性は十分にあると見ています。ここまで動かなかった日銀がプレッシャーに負ける形で動くというのは、あまりよろしくないのかもしれませんが。

ただ、市場が織り込んでいなかった以上、こういった円安の動きは当然の動きでしょう。問題はここからの動きです。その前にFOMCという山を控えているだけに、判断が難しいところではありますが、知ったらしまいといった動きになるのでは無いかと見ています。これはFOMCにおいてもそうなのですが、そこまでの動きとは逆の動き、ユーロドルであれば現状で戻していますが、戻り売りが優勢となる状況、クロス円は円高といった動きになっていくのではないでしょうか。

個人的にはユーロの売りで利益を得たところですが、再び良いところではないかと見ています。ただ、日足のRCI中期線が底打ち感が見えてきていることから、先行きに関しては危険な匂いがしないわけでもありません。撤退のポイントはバンドの中心線と見据えて、売り上がっていく感じでしょうか。意外と下値は限定的なものとなる可能性もあるので、決済のポイントも浅めで考えておいたほうがいいでしょう。

ユーロ売り

テクニカル的に見れば、ユーロは売られやすい状況であったわけですが、先週末からの調整色が強い局面とはいえ、これからFOMCなどを控えて大きな動きとなったことは事実です。中国の指標の悪化がリスク回避的な思惑を強め、そこから円高・ドル高の流れとなったのも事実ですが、もう少し様子見ムードが強まる可能性が高いのかな、と思っていただけに、ここまでの動きはさすがに想定外です。しかし、テクニカル的にはまだまだ下値余地の残る局面であり、押し目買いは時期尚早です。それどころか、ユーロドルなどはバンドブレイクからバンドウォークとなる可能性を秘めているだけに、安易な買いは非常に危険と見ています。追撃売りを頭に入れて相場を眺めたほうが良いと思っています。

逆にドル円は目先は円高基調ですが、意外と下値を期待しにくいと見ています。その流れからクロス円も底堅い動きとなる可能性があり、円絡みは取り組みにくい状況となるのではないかと見ています。思った以上に下げない中で、適当な所で手仕舞いを余儀なくされるといった展開となりかねません。あまり期待せずに、のんびりと構えていたほうが良いと思っています。流れとしては少なくとも目先は円高基調ですが、状況によっては押し目買いが可能となる局面が出てくるのでは、と見ています。ただ、豪ドルに関してはちょっと期待薄といったところかもしれませんね。

個人的にはテクニカルを考えた上でファンダメンタルズを構成していくのですが、現状のテクニカル的な動きを考えると、ドル買いの流れが生まれてきそうです。つまり、QE3に対する期待感の後退、さらには低金利政策を2014年末から前倒しといったことになるでしょうか。あまり激しく前倒しすることは無いのではと見ていますが、テクニカル的なドル買い局面をサポートするのはこういった動きでしょう。それともなければ、日銀の対応といったところでしょうか。時期的には後に行われる日銀が思った以上の緩和で円安という流れが考えられそうです。

FOMC

来週はFOMCが行われ、異例の低金利政策がいつまで継続されるのか、理事の予想の平均が発表されます。前回はまさかの2014年末までの低金利政策を維持という事に急激なリスク志向の動きが起こったわけですが、今回はどういった結果となるのか、注目が集まる所です。

個人的には2014年末という水準に近い所を維持するのではないかと見ています。雇用統計もいまいちよくなかったですし、それ以上に現状で市場に冷水を浴びせる必要もないのではないかと見ています。もちろん、各地区連銀の総裁が前倒しを主張する可能性が無いわけではないのですが、極端に前倒しされる可能性は低いと見ています。

問題は市場がどういった織り込みをしているか、と言う事になるでしょう。思った以上に前倒しを織り込んでいるという事になると、急激にリスク志向の動きが強まることになりそうです。しかもドル売りの動きが強まるでしょう。このあたりの織り込みはどうなっているのかよくわかっていないのですが、テクニカル的に見るとリスク回避的な動きが強まりそうな形であり、そう考えると前倒しという事になるのでしょうか。ファンダメンタルズとテクニカルの整合性が自分の中ではついていない所です。どうしたものか、ちょっと迷うところではあります。
今日は告知をさせて頂きます!!

「最強コンビ!ボリンジャーバンドとRCIで相場を読む!」

と題しまして、上田ハーロー様でオンラインセミナーを行います。今回は根っからのテクニカルのセミナーであり、ファンダメンタルズには全く触れないと思います。時間が60分となっており、すべて語りつくすのはもしかしたら難しいかもしれませんが、なるべく今後の展開がどうなるのか、といった所に重点を置いてセミナーをやって行きたい、と思っています。

RCIはよくわかっていないと誤解してしまう分析ツールです。これを期にRCIを使ってみようか、と思っていただけるようなセミナーを目指します。

詳細はこちらからですので、是非ともご覧いただければと思います。

今後もちょこちょこ宣伝させて頂きますが、よろしくお願い致します。

IMF

IMFが世界経済見通しを発表しました。米経済の見通しが改善されたことを受けて、世界経済が「徐々に強くなりつつある」との見方を示しています。欧州は依然として景気の下降局面に直面しており、一国がデフォルトに陥る潜在的リスクを「測ることは難しい」としながらも、状況は昨年よりも安定してきているとしました。経済成長率を全体的に情報修正しており、米国の回復に牽引される格好で持ち直す、といった見方を示しています。

個人的にも似たような見方をしています。中国のハードランディングを見込んでいない点も同じです。過熱感のある不動産などでその兆候が見られていないから、といった見方をしていますが、その点はよくわからないのでなんとも言えませんが、金融緩和の余地がある状況下でのハードランディングは防げるのでは、といった見方をしています。

原油価格の上昇には懸念を持っているようですが、個人的にはそこまでの急上昇は無いのではないか、と見ています。もちろん地政学的リスクが急激に高まる可能性が無いわけではいのですが、イランが暴走する可能性は低いと見ています。また、QE3に関しても実施されないのでは、といった見方をしています。問題は世界経済の緩やかではあるものの、改善傾向に伴う需要増が意識される点と見ていますが、それを持って急上昇という可能性は低いでしょう。下値を支える可能性は高いものの、まずは狭いレンジでの動きを強いられるのではないか、と見ています。

そう考えると、まだしばらくはしっかりとした動きを続けるのでは、といった見方をしています。ファンダメンタルズ的には欧州各国の国債利回りの上昇などが意識されやすく、悲観的なムードを内在しながらも株価などは意外としっかりとしている、といった動きになるのではないでしょうか。非常にわかりにくい状況がしばらく続き、その後の展開がどうなっていくのか、といった所でまた考えていくといったところでしょう。
あまりこういったことを書くと外した時に痛い目にあうのですが、現状のユーロドルは勝負に出てみても面白いタイミングではないかと思っています。というのも、日足のバンドの下限を意識しての動きとなっており、ここをブレイクしたらバンドウォーク、支えられたらバンドの中心線、といった動きになりそうで、それなりに大きな動きが期待出来る局面ということが出来るのではないか、と見ているからです。このあたりから横ばい、といった動きにはなりにくいのではないかと見ています。

問題は上か、下かという事になるでしょう。RCIの短期線が底打ちから上昇してきているものの、中立水準での横ばいへと変化しています。これが再度下落ということになれば一気にバンドの下限をブレイクしてバンドウォークといった動きになるでしょう。しかも、中期線は下落基調を維持しています。大きな下落となってもおかしくはない所です。ただ、短期線の流れとしてはまだ上向きということが出来るでしょう。そもそも底打ちからの動きであり、上値余地を残している状況であることは事実です。再度上昇ということになれば、ヒゲでバンドの下限を意識しているだけに、とりあえずの下値追いは終了し、再度持ち直すといった動きになってもおかしくはありません。このあたりをどう見るかは難しく、はっきり言って判断は出来ません。

ただ、ここまでの流れから考えると、若干上方向に行きやすいのかな、といった感じはします。どちらにせよ、大きく動きそうな局面であり、撤退の注文を入れ、さらにそこから途転してといったことも念頭に入れて臨む事が出来れば、うまくこの相場に乗ることが出来るのではないかと見ています。

個人的には目先は戻してもおかしくないと見ていますが、無難な路線を行くのであれば、RCI中期線が下落基調にあることですし、短期線の下落を待っての戻り売りがベターな戦略ではないかと思っています。ファンダメンタルズ的にも売りやすい材料が多いですからね。
昨日の文章の続き、と言いますか、その2です。

テクニカル分析を選ぶ際に参考にしたいのは、自分にとってわかりやすいかどうかといった所になるのではないかと思っています。さらに言えば、その指標を使えば相性がいいというのも判断材料になるとは思いますが、相性に関してはなかなかわからないこともあるので、すぐには判断材料にはなりにくいでしょう。使っていくうちに見えてくるものもあり、難しいところではあります。個人的な経験からすれば、少なくとも3ヶ月くらいは同じ指標を見続けて、分析し続けないと効果といいますか、その分析から読み取れる情報が少なすぎて、使いこなせないのでは、と思っています。つまり教科書通りの分析、例えばゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りというのは基本としてはあるかもしれませんが、同じ指標を見続けていると、なんとなくダマシでは、と思える時が来ます。もちろん、その考えが外れていることもありますが、感覚的になんとなく変だな、と思うことが出来るようになってきます。そういった感覚が得てして重要なのではないかと思っています。

私はボリンジャーバンドとRCIの2つを見ていますが、2つを見ることで、見える情報が増えることもあります。RCIでは買いだけど、ボリンジャーでは上値が重そう、といったように感覚的に変だなと思う機会が2倍に増えると思っています。ただそれ以上増やすと迷うだけと思っているので2つに絞っていますが・・・

現状はボリンジャーバンドとRCIを使って分析していますが、以前に使っていて面白いな、と思ったのがDMIです。これもまた近いうちに使って分析をしていきたいな、と思っているものの一つです。テクニカル分析はある種の芸術だと思っています。そこから何を読み取っていくのか、という所に面白さがあります。皆様もその面白さを十分に味わっていただければいいなぁと思っています。
今日はForexRadioでも少し話したのですが、テクニカル分析について少し書いてみたいと思います。テクニカル分析はそれこそ山のようにあり、どれを使っていいものか迷うことはよくあると思います。私は検定テクニカルアナリストとして活動していますが、はっきり言ってよくわからないものがあることも事実です。新しい分析が生まれていることも事実ですし、そのすべてを網羅することはやはりなかなか難しいでしょう。

そうした中、どの指標を使うべきか、という点に関しては正直どれでも問題ないでしょう。どの分析であってもそれなりの根拠があるものであり、これまで使われてきたということはそれなりの成績を収めている可能性が高いということでしょう。そうした中で私が使っているのがボリンジャーバンドとRCIという事になるわけです。では、何故この指標に行き着いたのか、というのは他の場所でも言ったことがありますのでここでは割愛しますが、個人的にはひとつの分析のみに頼るのではなく、複数の分析ツール、2~3個のものを使って分析するのがいいのでは、と思っています。というのもテクニカル分析はその得意とする場面が異なることが多く、一つの分析では追い切れない可能性が高まります。トレンド系とオシレーター系では得意とする相場状況が異なります。であれば、その二つを見ていくことが必要ではないか、と思っています。

逆に幾つものテクニカル分析を見るというのも問題が多いのではないかと思っています。もちろん、色々な分析を見ることによって見えてくることもあるとは思いますが、売りと買いが分かれてしまい、結局どれを信じていいのかわからなくなる可能性が高まると思っています。TVのCMでいろいろな種類のベビーカーが売っていて、迷ったあげく結局買うことができなかった、というものがあったと思うのですが、選択肢は多ければ多いほどいいというものではないわけです。分析をするのが好きで、投資をするつもりがないのであればそれはそれでもいいのかもしれませんが、実際に投資をする際はどちらか一方にかけなければならないわけです。その意味で、ある程度分析手法を絞ったほうがいいのでは、と思っています。

テクニカル分析の組み合わせに関しては色々な考え方があると思いますが、性格の違うものを選んだほうがいいでしょうね。トレンド系とトレンド系を組み合わせてもあまり意味があるとはいえないでしょう。

月足分析

個人的にはあまり月足分析というものをしないのですが、時にはやってみるのもいいかもしれないなと思い、ドル円とユーロドルの月足分析をしてみようかと思いました。

まずドル円です。現状はバンドの下限と中心線に挟まれた下落トレンドから、ようやくバンドの中心線をブレイクしての動きとなっています。ただ、バンドの上限まで届かないうちにバンドの中心線まで戻しそうな勢いとなっています。まだ今月の動きは終わっていないのでなんとも言い難いところではありますが、上値の重さも意識されている状況です。ただ、RCI中期線が底打ちとなっており、下値は徐々に固まっていくでしょう。問題としてはRCI短期線が上昇で高値圏に入っている点です。まだ多少の上値余地は残っているものの、状況としては天井打ちとなりやすい水準まで来ており、仮に天井打ちということになれば調整の動きが強まるでしょう。となると、バンド幅が狭いだけにバンドの下限までといった動きになってもおかしくはありません。現状の下限が75.15円前後となっていることで、そういった動きになれば危険でしょう。バンドの中心線が80.17円前後の水準であり、このあたりで支えられるかがポイントになりそうです。個人的には下値の堅さから考えると、支えられると見ています。支えられれば、再度バンドの上限を目指す動きが期待でき、そうなった時はバンドブレイクからバンドウォークといった動きを見込むことができるでしょう。

一方、ユーロドルですが、バンドの上下限に届かない格好での動きとなっていますが、状況としてはバンドの上下限を意識しての動きという事になるでしょう。現状は下限を意識しての動きから持ち直し傾向にあり、まずはバンドの中心線を目指す動きとなっていくのではないでしょうか。1.3728ドル前後の水準がバンドの中心線となっています。RCI短期線が底打ちから上昇へと転じていることから、目先は買い優勢の局面ということができるでしょう。とはいえ、月足ですので目先といっても3~4ヶ月は期間としてみておいたほうが良いでしょう。ここまでの流れで、ユーロドルはバンドの下限から上限まで動く展開となっていることを考えると、今回もバンドの中心線を抜けたら走りやすい状況といえるでしょう。ただ、RCI中期線の動きが緩慢であり、やや上値の重さも意識されているだけに、上昇した時の方向感にもよりますが、バンドの上限まで欲張らないほうがいいかもしれません。

日銀の決定

今日は日銀の金融政策決定会合が行われたわけですが、市場の期待に反して日銀は動かず、といった結果となりました。もちろん、緩和を行うことが正しいかと言われればわからないとしか答えようがありませんが、株価が急激に腰折れしてしまったことを考えると、やはり残念な結果であったと言わざるを得ないでしょう。とはいえ、今回の決定はかなり難しい局面出会ったことも考える必要が有りそうです。米国経済の先行きに対する懸念が出ている中で、資源価格は多少下げているとはいえ、依然として高水準を維持している状況です。欧州では利上げなどといった話が出てきているほど状況は芳しくありません。もちろん、現状で欧州が利上げできるとは思っていませんが。

それにしても中央銀行の動きに対する注目度はかなり高い状態が続いています。もちろん、中銀だけでどうにかなるような状況ではないのでしょうけど、中銀が支えないとどうにもならない、といった認識が強いのかもしれません。そうしたなかで、QE3に対する期待感が高まることになっていますが、個人的にはできないのではないかな、と思っています。もちろん、アナウンスメント効果を狙っての発言は今後出てくるものと思っています。次回のFOMCで具体的に言及があるかどうかは微妙なところですが、少なくとも長期的な低金利政策を維持するのでは、と思っています。個人的には2014年後半という期間を維持する可能性が高いのではないかと見ています。もちろん、平均値であることから地区連銀が前倒しする可能性もあるのですが、極端に手前に来ることはおそらくないでしょう。市場に対するインパクトが大きくなりすぎる恐れがあり、一気に米経済の先行きが不透明になり、そのまま世界経済の失速の引き金を引きかねません。現状はやはり米国頼みの状況であり、今米国がこけたら洒落にならない事態が発生するのでは、と危惧しています。

日本株下落

Bloombergの記事にもありましたが、今日の日本株は33業種全てが下げる全面安での引けとなりました。かなり厳しい状況であり、先行きに対する警戒感も強まる状況となっています。

その一方で疑問に思う所としては、売買代金が1兆円を下回ったということです。もちろん、グッドフライデー明けの月曜日の東京市場ですし、日銀の金融政策決定を控えていることもあるので、様子見ムードが高まるという展開が理解出来ないわけではありませんが、米国株は大幅下落が見込まれていますし、日銀に対する期待感もそれほど高まっていない状況であれば、それなりの売買代金を伴って下落してもおかしくないかな、とも思ったのですが、とりあえずは様子見といった感じになっています。日銀に対する期待感から投げないのか、米国の失業率の改善を意識して投げないのか、このあたりの見方は分かれそうですが、どちらにせよ一方的なリスク回避的な動きとはいいにくい状況なのかな、と思えなくもない所です。

個人的には破壊的な下げには繋がらない、たださすがにNYダウの上値の重さが強く意識される中で調整が入ってもおかしくない、逆に調整が入って上値を追いやすくなる、といった見方をしています。しかし、現状でNYダウが午後に持ちなおして13000ドル台を回復などといった動きになれば、下値が堅すぎて下げれない、といった思惑が強まってくるのではないでしょうか。ここから米企業決算が本格化してくるわけですが、これが仮に良いと調整らしい調整を入れずに持ち上げられる可能性が出てきます。それはそれで上昇の最終段階になった時に大きな衝撃を伴うのでは、といった懸念を生じさせます。

現状は調整が入っている感じではありますが、NYダウなどは思った以上に堅調な動きを見せています。この動きが今後どういった意味を持ってくるのか、というのはやはり注目せざるを得ないでしょう。
雇用統計は予想を大きく下回る非農業部門雇用者数と改善した失業率という結果となりました。非農業部門雇用者数が強く意識されてリスク回避的な動きが強まる展開となっています。個人的な予想は思ったよりも堅調な雇用状況が、ここまでのリスク志向の動きの巻き戻しの動きから、再び盛り返すのでは、といった見方をしていたのですが、まったくもって残念な結果となってしまいました。ただ、売り一服後はジリジリと戻す展開となっています。失業率の改善が下値を支える展開となっているのでしょうか。そもそもグッドフライデーで株式市場などが動いていないことで、動きそのものが小さくなっているのも意識される所です。

そう考えると、雇用統計の衝撃が月曜の朝に一気に来る可能性もありそうです。状況としては多少の戻し、例えばドル円が多少持ちなおして終了するものの、月曜の朝に一気に窓を開けて下落、といった動きになる可能性があるのではないでしょうか。やはりこの状況では下値波乱を見ておく必要が有りそうです。ドル円が80円を割り込む展開があるのかどうか、となると一時的には見ておいたほうが良いでしょう。

それにしてもADPなどが良かったにも関わらず、ここまで非農業部門雇用者数が悪いというのはいかがなものかな。多少性格の違う指標ではありますが、ここまで外してしまうのはいかがなものかな、と思う所です。

意外と

ここ2~3日、リスク志向の動きが巻き戻される展開が続いていましたが、NYダウは結局のところ13000ドルを割り込むと戻す動きを見せています。確かに市場全体で見ると、商品市場などからも資金が流出し、急激な円高が進行するなど、リスク回避的な動きに見える状況ではありますが、決定的な崩壊といった局面には結局なっていない、というのが実際の所ではないでしょうか。この流れが今後どうなっていくのか、水星の逆行が順行へと変化しているだけに、ここからはトレンドを作りやすくなる、というのはアストロ的な考え方ですが、トレンドがどういった形で出来るのか、といった点はまだはっきりとはしないところでしょう。下落トレンドとなるには米国の経済は堅調ではないか、といった見方をしていますし、上昇トレンドとなるには最近の中国の動向などが不透明すぎるといった所で迷ってしまう所です。

個人的には米経済はまだうまく持ちこたえるのでは、といった見方を維持しています。ダウにしても一時的には調整があっても、流れはまだ上向きではないかと思っています。FOMCにおいては長期間の低金利を維持するということに変化はないわけですし、QE3に対する期待感は剥落したものの、状況によっては匂わすことで、アナウンスメント効果を期待することも可能です。QE3に関してはやらないのではと見ていますが、うまくその文言を出したり、引っ込めたりすることで幻想を見せることは可能です。その辺りを現状のFRBはうまくやっているように見えます。である以上、まだだましだましやりくりすることは可能ではないか、と見ています。

問題となりうるのは欧州と中国でしょう。欧州に関してはまだ不透明なところが残っており、ギリシャの選挙などの結果次第ではひっくり返る可能性はありますが、そこまで破壊的な状況となるのかどうか、といった点は疑問の残る所ではあります。一方中国に関しては、調整の動きはもちろん有りそうですが、ハードランディングをするほどのことは無いと思っています。金融緩和の余地も十分に残しているところはやはり強みでしょう。

後は米国の雇用統計ですが、ここまでの指標の結果を見るかぎりでは、それほど悪い結果とはならないのでは、と見ています。新規失業保険申請件数が若干悪くなってきていることは気がかりですが、ADPやISMにおいては悪くない数字が出ています。そうした中で雇用統計が急激に悪化ということがあるのか、となると疑問も残ります。仮にいい数字が出たら一気にここまでの調整が巻き戻される展開となりそうで、それもまた怖い状況ということができそうです。
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さて、本題に戻ります。今週末に米国の雇用統計が発表されるわけですが、まずはADP雇用統計が発表され、予想を上回る結果となりました。これにより市場には期待感が醸成されることになるでしょう。ただ、ISMが良くなかったことで目先の状況はリスク回避的な動きが継続する展開となっています。とはいえ、状況としてはリスク志向の動きということができるでしょう。今の下落はその調整の動きに過ぎないのではないかと見ています。雇用が堅調な動きを見せる限りは経済はしっかりとしてくるでしょう。もちろん週末の雇用統計が悪ければ一気に流れが変わり、現状の流れが加速する可能性があるだけに注意が必要ですが、逆に予想を上回ることがあれば、ここまでの下落に対する修正の買い戻しが強まり、一気に拭き上げる可能性も出てくるでしょう。

そういった意味で非常に興味深い雇用統計になりそうですが、現状の予想では失業率は変わらず、非農業部門雇用者数は21万人増といったものとなっています。20万人を超えていたら問題ないということになるでしょう。失業率は改善を期待したいところですが、さすがに難しい所でしょう。改善していたらポジティブサプライズとなるでしょう。

どちらにしても予想にかなり近くない限り大きな動きが誘発されそうです。ここまでの調整が入っているだけに、良くても悪くても反動は大きそうです。ちょっとタイミングの悪いといいますか、流れを大きく変えかねない状況での発表ということができそうです。その前、つまり今日明日の動きで多少なりとも落ち着いてくれると良いのですが、そういったわけにも行かなそうです。
最近はFX会社のスプレッド競争がいっそう激しくなってきているように思われます。ドル円のスプレッドが1円を切り、さらに現在は0.4銭といったところも出てきています。以前にFX会社に勤めていた頃は1銭のスプレッドが凄い、という状況だったことを考えると、取引がやりやすくなったということは出来るわけですが、会社側にしてみれば収益をどうやってとっているのだろうか、という所に疑問を感じる所ではあります。

もちろん、どうやっているのかという点に関してはある程度の予想はできますが、それでもスプレッド競争がそろそろ限界に達するのでは?と思われる中で今後どういった展開となっていくのか、興味深い所ではあります。スプレッドが狭いことは確かに投資家にとってはメリットですが、それにより企業が疲弊してしまうことは、それはそれで問題が大きくなるでしょう。ある程度は収益を考えていかないといけないわけです。FX会社がどんどん潰れてしまい、それによってサービスが低下することも十分考えられるわけです。そうならない事を祈るばかりです。

話しを元に戻しますが、昔はドル円のみスプレッドが狭いとうことがありましたが、最近は他の通貨においてもスプレッドが異常に狭いということが見受けられます。やはりドル円の動きが少なく、ユーロ絡みの銘柄に人気が出たことが原因なのでしょうか。取引自体をあまりやっていませんが、ユーロドルなどはそれなりに手がけることも多いので、スプレッドが狭いのは助かりますが、ユーロ円なども狭くなっており、本当に凄いなぁ、と思ってしまいます。今後もこういった動きが続いていくのでしょうか。あまり無茶な消耗戦に入ると厳しいような気もしますが、ある程度のサービス水準は保って欲しいところですね。個人的にも頑張っていこうと思います。

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