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最近、と言っても少し前からですが、ポートフォリオについて考えています。分散投資といってもいいわけですが、これについてどう考えるべきでしょうか。基本的には分散投資は基本と考えられています。リスクを低減しつつ収益を目指すといったことです。ただ、ハイリターンを求めるのであれば、リスクは高くなるのも道理です。投資先を分散することであるもの、Aとしましょう、が損失となっても、その他の投資先、Bとしましょう、が利益となってリスクを軽減できることは事実ですが、Bのみ投資していれば利益のみを追求することができたわけです。集中投資であれば、それがだめになってしまったら終了ですが、利益を出すことが出来れば利益は最大化される可能性が高まります。その点を認識する必要があるわけです。仮にかなりの確信を持っているのであれば、それに集中することも戦略としてはあるわけです。ウォーレン・バフェットの投資術はそうであったと言われています。ある銘柄に目をつけたら、それを徹底的に調べて、有望と見ればそれに集中する勇気があったということでしょう。

ただ、ウォーレン・バフェットも投資の初心者は分散投資することが重要と説いています。そこまで勝率を高めることができない事など、やはりプロとの違いは意識しておくべきでしょう。個人的にはある銘柄を突き詰めていくことも十分ありなのではないか、と思っています。ポートフォリオを構築するのはやはりなかなか難しいですから、そう考えると一つのことを突き詰めるのもまたいいのではないか、と思います。分散投資はもちろん良い手法とは思いますが、それにとらわれるべきではないでしょう。
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どうにもダウの下落基調が止まりません。とはいえ、ここまでの上昇を考えれば、健全な調整の段階といえるのでしょうけど、13000ドルを割り込んでの動きとなっていきそうです。13000ドルを割り込んだ所でどうという事でもないとは思っていますが、市場の雰囲気が緩和に傾く可能性がある所に懸念が生じる所です。原油価格も調整が入っているだけに、多少はやりやすくなっているようにも見えますが、さりとてまだまだ株価は高い水準にあり、伝家の宝刀を抜くほどのことではないでしょう。個人的にはダウが1万ドルを割れてきたらQE3を考える展開となるのでは、といった見方をしています。逆にそこまでの下落があるのか、といったところを考えてみると、今週のバーナンキ議長の発言のように、うまく金融緩和を匂わせながら持ちこたえる可能性が高いのではないでしょうか。

しかも、今日フィッチがEUの長期格付け「AAA」で据え置き、見通しは安定的としています。このあたりはなんとも言えない所ではありますが、とりあえずこの結果は好感される展開となりそうです。現状の懸念はユーロよりも中国ですから、そこまでのインパクトが有るかどうか、といったところはありますが・・・ただ、欧州の懸念が後退していくことは悪いことではありません。うまく問題を先送りしながら決定的な破壊を避けていければ、なんとかなるのでは、と思えなくもないのですが・・・

金融政策

バーナンキ議長の発言により、再び金融緩和に対する期待感が高まっている、つまりQE3の可能性もあるのでは?といった見方が出ているようですが、依然として議長は確約しているわけでもなく、そういった意味では以前のFOMCにおいて示された2014年後半まで金融緩和を継続といった状況に戻ってきたということが正しい認識であるように思われます。ただ、以前のラジオでひろこさんが指摘していましたが、減税がいっせいに切れることを考えると、その時期に経済の急減速を避けるためにQE3を行う、といった見方があることも事実で、そのためにアナリストはQE3を意識しているといった意見もわからなくはないところです。とはいえ、減税に関してはいざとなれば延長といったことがありえないのか、その点には疑問も残るところではあります。オバマ大統領が続投ということになれば、その次の大統領選挙には出れないので、減税延長もないといった事態も考えておいたほうがいいのでしょうか。このあたりの政治的な話はちょっと想像できないところです。

そうした状況ではありますが、目先は市場はリスク志向の動きを継続といったところでしょう。ケースシラー住宅価格指数は予想に届かなかったものの、それはある程度は織り込み済みであり、不動産関連の指標は多少であれば持ちこたえる可能性が高い、つまりハードルの低い指標であるでしょう。その一方でコンファレンスボードの消費者信頼感指数が予想を上回ったことは好感されやすい状況です。ガソリン価格の上昇がある中で、消費者信頼感は依然として堅調ということであれば、先行きに対する期待感も醸成されやすいところです。

とはいえ、全体的にはやはり行き過ぎているのでは、と思わざるを得ません。こういったときは逆に上昇ということもありうるのでしょうけど、為替相場においてもリスク思考の動きには上値余地が残っているものの、そこからブレイクしての動きにはなりにくいのでは、といった見方をしています。そもそもVIX指数は下値硬直性があり、これ以上下落といった展開は考えにくいところです。楽観ムードの行き過ぎによる下落基調の可能性はいつでも認識しておきたい局面ではないかと見ています。とはいえ、破壊的な動きにはやはりなりにくいのでは、と見ていることも事実ですが・・・
日経平均が1万円を一時割り込む動きを見せ、さらに米国の住宅指標が予想に届かなかったことでNYダウの上値が重くなったものの、売り一巡後はジリジリと戻す動きとなっています。住宅指標に関してはやはり良くないことが織り込まれている状況なのでしょうか。ハードルが低いことで、全体的なリスク志向の動きに一時的には調整を入れるものの、大きな流れを変えるには至らないといった展開となっているように見えます。ユーロドルも思った以上に下げてこないうちに再度1.33ドルを意識しての動きとなっています。個人的には戻してきたところは売り優勢となると見ていますが、戻しが急激な動きになる上に値幅もそれなりの大きさとなることからちょっとやり難い所ではあります。特に1.33ドルをブレイクしての動きとなれば、1.35ドルが意識されそうなところですので、注意が必要な所です。

他に注意すべきものとしては商品価格といったところでしょうか。特に原油価格が想像以上に底堅い動きとなる一方で、その他の銘柄は上値の重さが意識されています。原油価格とていつまでも高値圏を維持できるわけでもなさそうですし、仮に原油価格が本格的に調整が入る展開となればその他の銘柄に対しても売り圧力が高まることになるでしょう。問題は原油価格が下落することにより、中長期的には景気に対して好感されるかもしれませんが、短期的にはエネルギー関連銘柄の売り圧力が高まり、ダウなどの上値を抑える可能性が高まるでしょう。そうなるとリスク回避的な動きが加速する可能性が出てくるでしょう。

意外に底堅い動きが続いていますが、調整が入ったら大きくなりそうな感じに見えます。タイミングが全く見えないのですが・・・中東の地政学的リスクが高まるのか、というと個人的にはそういった見方をしていません。中国の需要や米国の需要が伸び悩んでいきそうな状況下でどこまで原油が持ちこたえるのか、さらにそこから相場全体にどういった影響を与えていくのか、といった所に注目でしょう。NYダウもこの程度の調整で果たして終わるものなのか、といったところは疑問ではあるのですが、現実的には下値の堅さが意識されているので、そこから目をそらすわけにも行かないので、底堅さを意識しておく必要はありそうです。

経済指標

米国の新規失業保険申請件数は予想よりも若干いい数字となりました。一方で住宅価格指数は予想よりも悪い結果となりました。これに関しては個人的には仕方ないといいますか、これまでの流れから考えるとありうる結果ではないでしょうか。米国の経済指標は住宅以外は比較的堅調な結果となりやすいのでは、と見ています。

ただ、NYダウが大きく下げる展開となっているのはさすがに厳しい所です。一時的には調整が入りそうな所ではありますが、住宅指標がここから続くだけに、市場に悪いイメージができてしまう可能性は否定出来ない所です。そうなると思ったよりも下げる展開があるかもしれません。

君子豹変す

Forex Radioでもお世話になっている豊商事の大倉さんが相場においては『君子豹変す』の姿勢も重要、といったことをおっしゃっていましたが、最近の米国の金融政策に対する市場の見方の変化も急すぎてついて行きにくい状況となっています。つまり、少し前まではQE3を実施する可能性が高い、やらないわけがない、といった意見まであったようにも思われますが、ここ最近は利上げの時期が多少早まるのではないか、と言った意見がちらほら聞かれるようになり、それがドルを押し上げている、といった話につながっているように思われます。もちろん、QE3を行いながら、利上げの時期を早めることができないわけではありませんが、景気認識の観点からすれば、やはりおかしいのではないかと言わざるを得ません。個人的にはQE3は余程のことがないと実施されないのではないか、そしてそうしたことが起こる可能性は低いのではないか、といったことを前々から言っていましたが、さすがに利上げ云々については時期尚早すぎるのではないか、という見方をしています。

もちろん、FRBが示した2014年後半というのはあまりにも先過ぎる、という意見には賛成です。1年半以上先の金融政策について語るのはさすがにおかしいのでは無いか、という認識を持っています。ただ、FRBはその期間については調整を行う、と言った趣旨のことを話しています。少なくともしばらく、年内は利上げに関しては難しい所ではないかと見ていますが、うまく調整しながらといった展開が予想されるところです。つまり、早める可能性も、遅くする可能性もあるわけで、そもそもこういった話にあまり一喜一憂すべきでもないでしょう。

とはいえ、少し前までQE3が意識されていただけに、ある意味織り込まれていないのは仕方のない側面もあります。ただ、利上げを指摘するのも早すぎるという印象は否めません。市場は早く早く織り込むものですが、さすがに利上げの話は行き過ぎと思うのですが・・・織り込み始めてしまったものは仕方ないのですが、仮にドル買いに利上げ観測が乗っかっているのであれば、逆に近いうちに巻き戻されるのではないかと思います。現状でFRBが利上げ時期を早める可能性は皆無だと思っています。たしかに株価の堅調や、ガソリン価格の上昇などは意識されるべきですが、それ以上に世界経済は危機的な状況を脱したとは言えない状況です。現状のエンジン役である米国がコケるわけには行きません。そうした状況下では長期の低金利政策、それこそ2014年という数値をぶちあげたわけですから、しばらくはその数字を意識しておくべきで、それを思惑で早めるべきではないでしょう。そういった思惑で儲かる人がポジショントークをしている可能性が一番高そうですが・・・

中国経済

英豪資源大手BHPビリトンが中国の鉄鉱石需要には低下の兆候が見られる、といったことを発表したことで豪ドルが下落する展開となっています。その割にカナダドルが下げ渋っているのは、石油価格自体はそれ程下げない、といった見通しになっているからでしょう。一概に資源国通貨といっても性格の違いがあるので、その点は注意が必要です。そうした中で、オセアニア通貨ということでNZドルが下げているのは仕方ないところでしょう。NZドルは資源国通貨でもないですし、豪ドルの動向に大きく左右される通貨ですから、ある意味でやりにくい銘柄であることは事実です。

それにしても、中国経済の行方は気になる所ではあります。ハードランディングということになれば、ここまで何とか持ちなおしてきた世界経済が一気に失速ということになりかねません。これまでの流れは欧州経済が失速する中で米国経済が持ちなおして何とか回っていましたが、ここに来て新興国経済が失速ということになれば、米国だけで支え切ることは不可能でしょう。もちろん、欧州に期待することは現状では難しいでしょう。ユーロ安でドイツの自動車販売はたしかに堅調ですが、それも新興国の販売で持ちこたえてきた側面は否定できません。

そう考えると、現状で中国のハードランディングは絶対に避けなければならない状況です。ただ、中国経済を支えうる候補となる国が少ないのが現実です。石油産出国が石油価格を下げることによって支えるということはできるでしょう。景気の持ちなおしてきた米国に期待ということも一部では可能でしょう。しかし、最終的には中国自身の対処という事になるでしょう。その点で金融緩和の余地が残っているのは好感できる所です。その一方で、ハードランディングを避けるために内向きになってしまうと、欧州問題が再度火を吹きそうで怖い所ではあります。つまり、欧州経済を最終的に支えうる国の一つが良くも悪くも中国であったわけで、その役割を放棄してしまった場合、欧州問題が再度こじれる可能性が高まるわけです。欧州からの輸出という面だけでも中国の果たす役割は大きい所です。

世界経済はかなり密接につながっている状況です。そうした中で米国経済の堅調がとりあえずのエンジンとなって回り始めています。しかし、余力のある国が少ない状況下で新興国まで失速ということになれば欧米日は手のうちようが無い所です。日本株の楽観的な見方は吹き飛ぶでしょうし、一気にリスク回避的な動きが強まるでしょう。それこそ急激な円高といった場面が出てくるかもしれません。

と、ここまで書いていますが、こういった最悪の事態は避けれるのでは、と思っていることも事実です。すでに中国は金融緩和の方向に動いています。もちろん、これは足元の弱さを認めるようなもので、諸刃の剣となる可能性もありますが、金融緩和の余地がまだまだ残っているわけです。緩和してソフトランディングに成功する可能性のほうがハードランディングとなる可能性よりも高いと見ています。ただ、現状では市場の雰囲気として中国の懸念があまり織り込まれていないため、懸念が高まるとその反動が出てしまいやすくなります。その点はやはり投資を行う際には注意すべきところでしょう。

ドル円の上値

ドル円が大底を打った、という意見は結構出ている所ではありますが、実際のところは未だなんとも言えない所ではあります。ただ、個人的には底打ちという意見には賛成するところであり、意外と上値も大きくなる可能性を持っているのでは、と思っています。

というのも月足を見ると、ボリンジャーバンドの中心線をしっかりと抜けてきています。これまで07年の8月にバンドの中心線を抜けてから、ヒゲで突破を意識させる場面はあったものの、概ねバンドの中心線で押さえられての動きとなっていたわけです。そう考えると今回のしっかりとしたブレイクは先行きの流れの転換を意識させるものとなっています。現状の中心線は80.37円前後の水準であり、ここを維持する展開となれば、逆に上値を追う動きとなる可能性が高いということになるわけです。バンド幅は縮小傾向にあることから、バンドの上限をブレイクということになれば、押し目待ちに押し目なし、といった展開で上昇する可能性すら出てきます。RCIの動きから、そういった動きには未だなりにくいのではないかと見ていますが、逆に言えば、一時的な押し目を作った後は大きな上昇局面、エリオット波動でいう所の3波の力強い上昇局面が見られるのではないか、と期待している所ではあります。

問題となりそうなのは、RCI中期線の動きでしょう。目先は底打ち感が出ていますが、これが本格的に上昇してくるのかどうか、それにかかっているでしょう。これが順調に上昇ということになれば、買い優勢の局面がしばらくは続くことになるでしょう。その可能性はここまでの動きで高まっており、調整を入れながら90円を突破する動きになっていくのではないかと見ています。95円程度が上値のメドとなるのではないでしょうか。10年の5月の水準です。

中心はドル

やはり現在の為替相場はドルを中心に回っているということができるでしょう。リスクに関しては以前にもふれた所ではありますが、米国に資金が入ってくるのかどうかといったところではないかと思っています。今日も消費者信頼感指数が予想に届かずにドルが下落しました。ただ、その一方でダウが堅調なのはよくわからないのですが・・・このダウの強さは一体どう判断すればいいのか、といった所です。何が支えているのでしょうか。

欧州株がそこまで上昇しているわけでもないですし、経済指標も悪かったわけで、目先のダウの動きはやはりいき過ぎではないか、といった見方をしています。押し目待ちに押し目なしという諺もありますが、現状の動きはやはり調整が入ってもおかしくないと言う所ではないでしょうか。そうした中での動きはやはり無理が生じてくるのではないかと見ています。オーバーシュート気味に行かなければいいのですが。

懸念を残しながらの動きであり、目先はちょっと買いにくい状況となっています。今日は下げておいたほうがいいのでは、と見ています。山高ければ谷深し、という言葉もあるように、オーバーシュート気味に行ってしまうと、その反動がやはり怖い所です。

押しきれず

為替相場はどうも押しきれない展開となっています。ユーロドルは1.3ドルを割り込まずに動いており、ドル円も84円を維持できずに大きく下落する展開となっています。上値を追い切れず、下値を押しきれずといった所です。NYダウが堅調な動きを見せていることから、状況としては今までの流れと変わらないと言う事になるとは思いますが、目先は調整の動きということになりそうです。このあたりの整合性は本当につけ難い所です。

ところで、今日はForexRadioでJFXの小林さんがゲストでいらっしゃったのですが、終わった後の打ち上げで昔のとんでもない話などを聞き、面白い時代があったものだなぁ、と思いました。ちょっと内部の話もあるので書けないところですが、そういった話のほうがもしかしたら面白いのかもしれませんね。

ドル高

ドルが非常に強いですね。ドル円はこのまま行ったら84円に行ってしまいそうです。その影響か、クロス円も概ね堅調です。ただ、豪ドルだけはここに来てかなり厳しい動きとなっています。個人的にはそれ程懸念するものでもないと見ているので、ある意味押し目を待っての買いというのも戦略としてはあるのかもしれないとは思っていますが、現状の動きを見るかぎりでは、まだまだ時期尚早といったところではないかと見ています。

ユーロドルにしても1.3ドルは割り込む勢いで下落していますし、そう考えると未だもう少し下値余地はあると見ておいたほうが良さそうです。ただ、リスク志向の動きが意識される中で、どこまでしたね余地があるのか、といった疑問もあります。以前にブログなどで述べたように、リスク志向の動きといっても今までのものとは性質の違うものですから、一概に今の動きがおかしいということはできないように思いますが、それでも市場はリスク志向の動きをはやしてドル売り、円売りと言った動きとなる可能性は否定できません。このあたりの駆け引きが本当に難しく、また読み難い所ではないかと思います。

それにしても現状でダウは上昇しているようですが、金を始めとする商品は下落する展開となっています。このあたりも整合性をつけようと思ったら意外と難しい所です。自分なりのストーリーを作っても、それが正しいかどうかはわかりませんが、考えると言う姿勢は重要ではないかと思います。

ユーロドル

今日のユーロドルはかなりきつい動きとなっています。しかもここからFOMCでQE3に対する言及がなく、再度下落しかねない状況となっているのが厳しい所です。現状は100pips以上の下げから半値戻しを演じる状況です。動きが急で、捕まってしまったら本当に厳しい展開となるだけにしっかりと利食い・損切りはしておきたい所です。ただ、こういった往来相場では売ってやられ、買ってやられ、といった状況や、損切り貧乏になりやすいところですので、手を出さないというのも戦略としては無しではないでしょう。動いているだけにもったいないところですが、FOMCを控えての思惑的な動きが強まる中で、無理をする必要はないでしょう。

それにしても、今日のユーロの動きはドイツのZEWなどがあったとはいえ、ここまで激しい動きをする感じにも見えないのですが、何が要因となっているのでしょうか。ちょっと分かり難い所ではありますが、思惑的な動きにストップが巻き込まれた、ということでいいのでしょうか。1.31ドル下の水準ではストップロスの売りがあってもおかしくはなさそうですが、そこからさらに50pips程度下げているわけですから、かなりきつい動きということができるでしょう。

そして売り一巡後は一気に50pips以上も戻して1.31ドルを回復しているわけです。どうも個人的には売りに見えるところなんですよね。というのも、FOMCに対する期待感で戻しているに過ぎない可能性があり、そうなれば発表後に大幅安となる展開を考えざるを得ないでしょう。日足のテクニカルで見ても、ちょっと危険な感じのする状況です。バンドの中心線まで戻せない可能性が高まっています。そうなれば1.3ドル前後のバンドの下限です。そう考えると下値余地もそれほどないのですが、RCIも中長期的には下値を追いそうな形であり、そう考えると、戻り売りを狙っていくのが戦略としては無難といったところでしょう。
今日はファイナンスコンシェルジュのサイトで書いたコラムを紹介します。ちょっと長くなりすぎたので、一部の紹介とさせて頂きます。自分なりの現状の相場分析をしています。会員登録が必要となりますが、全文をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。無料で会員登録ができます。

新興国の経済成長に陰りが見えている状況です。ベトナムも利下げに転じています。それでも現状が13%の水準ですので、利下げ余地は十分に残っていますが、先行きに対する警戒感が高まっている状況下で予防的な意味合いもありそうですが、そういった動きを強いられる状況というのがやはり厳しい所です。中国も預金準備率の引き下げを匂わせるなど、新興国は完全に警戒モードに入っている状況です。ギリシャの債務交換においてCACが適用されたわけですが、後はデフォルトが認定されるかどうかといったところですが、結局のところどういった事態が起こるのか、なってみないとわからないといった所ではないでしょうか。もしかしたらこのまま何事も起きず、世界の経済は目先は落ち着きを取り戻す可能性もあるわけです。個人的には問題が起こすわけには行かない、という結論ありきの動きになるのではないか、と見ており、その結論から導き出せる動きとして、異常な動きにはならないのでは、といった予想をしています。しかし、欧州の状況などは依然として予断を許さない状況であることは事実であり、破壊的な状況が生じないとは言い切れないことも事実です。

そういった状況から、新興国は警戒モードを強め、新興国からの資金の引き上げが起こりつつあるのではないかと見ています。その一方で、米国株はしっかりとした動きとなっており、VIX指数などを見ても楽観的な動きとなっているようにも見えます。このあたりをどう考えていくべきか、といった所です。個人的な予想ではありますが、現状はやはりリスク回避的な動きであり、有事の米国買いと言った状況になっているのではないかと見ています。つまり資金が米国に還流しているのではないかと見ています。しかし、米国に資金が流入し、それが株価を押し上げる展開となっていることが、世界的なリスクし回避的な動きを覆い隠しているだけではないか、と考えています。

現状の投資環境において、比較優位に立っている米国に資金が集まらざるを得ない状況が作り出されることで、株だけでなく債券も上昇しているのではないかと見ています。本来であれば、株価が上昇する局面で10年債利回りがここまで上昇しないというのも違和感がありましたが、米国に一極集中で資金が集まっているのであれば、株だけでなく債券にも資金が入ってもおかしくはない所です。ただ、その割に商品市場に資金があまり入っていないのではないか、といった思いもあり、その辺りの整合性が難しい所です。これに関しては新興国の需要の減退観測が意識されて伸び悩んでいる、と考えると整合性が取れなくもない、といったところではないかと見ています。つまり、新興国経済の失速感から米国に資金が集まっているわけですが、その資金が需給要因に最も影響を受けるが故に商品市場に流入しにくい状況となっているのではないか、という展開です。このあたりの事を考えていくと、本当に正しいのかどうか、という点で怖さといいますか、懸念はありますが、一応の話の整合性は取れるのではないでしょうか。・・・・(ここから先はコンシェルジュのページに載せています)

日経平均株価

ギリシャ問題や雇用統計もあるのですが、日経平均株価が一時1万円を回復しました。その後は利益確定の動きに押し込まれて下落しましたが、現状の円安基調や欧米株の堅調地合いを背景に月曜日に再度1万円台回復と言った動きになりそうな状況です。3末に向けての株高といった状況なのでしょうか。

レパトリの懸念が言われていた3月の相場ですが、現状は円安がかなりのスピードで進んでいます。85円や90円といった見方も市場には出てきています。日足で見ると、一時的に調整が入るかと思ったのですが、下値が堅くて調整が入らず、そのまま上値を追うという形に変化しています。しかも、下落しても80円を超えた水準にバンドの中心線があることから、意外と下値が堅い状況となってくるかもしれません。

問題は雇用統計の結果で材料出尽くし感が出てくること、NYダウが13000ドルを回復できずに上値の重さが意識され、腰折れするという状況は可能性は有りそうです。ただ、景気の先行きに対する期待感は高く、下値も堅いと言ってんかいです。今週、200ドル超下げた時も、その後はしっかりとした動きとなったわけです。市場の調整に対する見方が強い中で、押し目待ちに押し目なし、という諺を地で行く相場が作り出される状況となっているのかもしれません。

それにしても日経平均は一気に出遅れ感を解消していくのでしょうか。折しも東北の大震災から1年が経とうとしていますが、これを期に1万円を回復するというのもまた感慨深いものです。

インフレ懸念

ECBのインフレ見通しがでましたが、結構状況は逼迫しています。先行きにかんしては警戒感の強まる所です。まずは結果です。

2012年インフレ:1.5-2.5%⇒2.1-2.7%
2013年インフレ:0.8-2.2%⇒0.9-2.3%

2013年に関してはやや楽観といいますか、希望的な観測が含まれているのではないかと思っています。こういった形でインフレが低下するには原油価格などの下落が必要となってきます。これに関しては相場状況次第なのでなんとも言えませんが、そこまで劇的に下落するのか、となると疑問の残る所ではあります。原油価格が下落するには、景気の底堅さが維持されて、資金が過剰に供給されている市場から資金を吸収するというのが考えられるところですが、そうなった場合はやはり景気の先行きに対する警戒感が生じることが予想されるところです。また、米国は異例の低金利政策を長期間にわたって維持するということを明言しています。そうした中で、急激な原油価格の調整が果たしてあるのかどうか、といったところには疑問の残る所です。もちろん、現状はQE3に対する期待が剥落しており、それにともなって上昇していた分は下げるということも考えられますが・・・

それ以上にまず考えなければならないのが今年のインフレ見通しがかなり上方修正されていることです。ECBはかなり危機感を持ってこれからの金融政策に臨むことが考えられる所です。つまり、金融緩和に動きにくくなっていくということです。これが2013年のインフレ見通しを押し下げている可能性はありますが、そうなれば、景気の先行きに対する不透明感が増すことになります。個人的に明日にかけてのギリシャ問題に関してはなんとかなる、という楽観的な見通しを持っていますが、仮に金融引き締め方向に動くなどということになったら、一気に株価が崩れるでしょう。すぐにどうこうするというものではないと思っていますが、懸念を持っておくことは必要でしょう。

それにしても、米国においてもインフレが徐々に話題に登るようになってきていますし、世界経済にとっても波乱要因として意識されるでしょう。ちょっと嫌な状況となってきているように見えます。
今日のADP雇用統計は+21.6万人と、事前予想の21.5万人とほぼ変わらずの結果となりました。市場の期待が高い一方で、リスク志向の動きが巻き戻されている状況であったので、あまりいい数字が出ないで、ネガティブサプライズとなり、そのまま週末の雇用統計がイマイチとなり、とりあえずしっかり目に調整が入る状況を見込んでいたので、当てが外れたといいますか、思ったような流れにはなりませんでした。

相場の動きとしてはほぼ予想通りの結果となったことで、動きの少ない状況となっています。ダウは若干持ち直す展開となりそうで、昨日の急落に対する調整が入りそうです。上値を追いきれるかどうか、このあたりに注目が集まりそうです。雇用に対する期待感は思った以上に強く、そしてADPが予想通りの堅調ぶりを見せたことで、とりあえずその流れは週末まで維持されることになるでしょう。しかし、雇用に対してそこまで期待していいものか、というのは一度立ち止まって考えたほうが良いでしょう。

個人的には米国の経済に関して、大きな懸念を抱いているものではありません。消費者信頼感などの数値も改善しており、それはやはり経済の状況が改善していることを示しています。住宅は依然として懸念として残るものの、米国経済全体を現状において揺るがすというものでもなさそうです。そうである以上、雇用も堅調な動きを見せるとは思っています。

ただ、その一方で、ここ最近の株価の上昇とそれに対する調整、そしてここに来ての雇用に対する期待感で株価上昇期待、というのはさすがに行き過ぎかな、と思っています。期待感の先行がやや行き過ぎでは、と思っています。こうした状況下で、今回はなんとかなりましたが、週末の雇用統計が予想に届かない、ということになれば、その時のインパクトはかなり大きなものとなるでしょう。期待が織り込まれている分、予想より良かったとしても材料出尽くし、といった展開となりかねないところです。週末の動きはやはり警戒を要するところでしょう。

ロシアの行方

ちょっと書くのが遅れてしまいましたが、ロシアの大統領選挙でプーチン氏が当選しました。任期が伸びるそうで、これから6年間ということですが、結構長いです。で、野党勢力が大規模デモを開催して、600人前後の人が拘束された、との報道が入っています。このあたりの報道は経緯がはっきりしないため、一概に不当な弾圧かどうかがわからないところですので、これ以上突っ込むことはしませんが、ちょっときな臭い状況となっていることは事実です。ロシアはBRICsとして影響力を高めてきており、経済的な影響力が強まってきているだけに、地政学的なリスクとしても意識せざるを得ないところでしょう。

そうした中で、ちょっと面白い話があったのですが、プーチン氏が勝利宣言を行った壇上で涙を流した、というものです。プーチン氏は強い男を演じることで支持を拡大したということを聞いたことがあります。特にマスコミの前では笑顔を見せることはなく、オフレコの場の和やかな雰囲気は決して流させないといったように、徹底的に強い男を演じてきました。それが大ロシア帝国をイメージさせ、強いロシアの復活を意識させ、支持を受けた、というわけです。そのプーチン氏が公衆の前で涙を見せたわけですから、ちょっと驚きです。これが一体何を意味するのか、単なる偶然なのか・・・

おそらくは感極まって思わず涙、というのが真相でしょうけど、強さの仮面はかなりの程度壊されてしまった感じがします。それがいい方向に向かうのか、悪い方向に向かうのかは定かではありませんが、状況としてはあまりいい方に向かうような感じでもないですね。もう一度強さをイメージさせるために強権を発動ということになれば、世界経済にとってはマイナス要因となりかねないところではないかと見ています。

久しぶりに

この時間にテクニカル分析(30分足分析)を10銘柄やってみました。クロス円が思った以上に戻してきているのが印象的でした。ここからさらに戻す可能性が高いように思われる所です。リスク志向の巻戻しが起こるとは思っていますが、下値を積極的に追うほどのものにはならないのでは?と見ています。

テクニカル分析はファイナンスコンシェルジュの方にアップしてあります。いつもは会員ページなのですが、今回は一般公開しています。宜しかったら是非どうぞ。ページはこちらから。

個人的にはオージードルの1.07ドル割れの水準で買ってみたいかな、と思っています。ただ、そこから100pips下にはロスカット注文を入れておきたい所です。問題はここからの下げがどこまで来るのかということです。今日の安値前後の水準まで来てくれたら注文といった所です。

下げ圧力

ダウの上値が重くなる中、ユーロドルも大きく下げてきています。1.32ドルを一時割り込んでの動きとなっています。ちょっと行き過ぎのようにも思われますが、現状の動き程度では調整の一場面ということも出来るでしょう。それほど焦る動きでもないでしょう。ここまでのリスク志向の動きはかなり強かったので、そう考えれば一時的に調整が入ってもおかしく無いところです。

ただ、現状の調整がFRBのバーナンキ議長の議会証言、つまりQE3に対する言及がなかったから、ということであれば若干問題ではないかと思っています。つまり、市場がそれほどまでにQE3を求めていて、しかもオリコンでの動きとなっているというのは警戒すべきでしょう。個人的にはQE3を少なくとも現状で意識するのはおかしいと見ています。株価がここまで上昇している中、しかも雇用情勢もまだまだ失業率は高水準にあるものの、急激に改善してきています。住宅にかんしては懸念が残っているものの、現状でQE3を行う可能性は皆無ではないかと見ています。株価の上昇に関してはQE3を織り込んでいたから上昇したという見方もあり、鶏が先か卵が先か、という話になってしまいそうですが、結果的には3年9ヶ月ぶりの高値水準まで上昇しているわけです。こうした事実を前に依然としてQE3が、というのはピントが外れているのではないかと思っています。このあたりは以前から指摘している所です。

とはいえ、議会証言が調整のきっかけとなっている状況です。ユーロドルに関してはECBの緩和が予想以上に大きかったということのほうが理由としては大きそうですが、それでも米国の対応との比較という思惑が働いていることは事実で、やはり議会発言が相場に与えたインパクトは大きかったということになるのでしょう。

どうも市場の織り込みというのがおかしな方向に進んでいるのでは、と思わざるを得ないのですが、それであっても相場が動く限りは違和感はあってもついていくしかない所です。ただ、今回の議会発言があったとしても、中長期的な流れはリスク志向の動きを維持するものと思われます。もちろん、調整が入る可能性は高いと思いますが、そして、意外としっかりとした調整が入るのでは、と見ていますが、それでも押し目を丁寧に拾っていくのが中長期的な戦略となるのでは無いでしょうか。

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