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米国に相次いで大型ハリケーンが襲来して混乱をもたらしたわけですが、経済指標にも少なからぬ影響を与えることが予想されるところです。特に雇用関係の指標はハリケーンにより見た目良くなることもあるので注意が必要です。新規失業保険申請件数は申請する必要があるわけで、ハリケーンにより申請ができないということもあり得るわけです。そして、翌週にできなかった分の申請が上乗せされるということがあるわけです。

このほかにも統計がうまくできないということはよくあることですので、直近の統計に関してはあまり一喜一憂せずに見ていった方が良いのではないかと思います。とはいえ、この数値によって相場が一時的に大きく動くことがあります。それにはうまく対処する必要があるわけです。基本的にはサプライズとなってもハリケーンの影響で・・・といった話が出てくれば修正が入る可能性が高まります。逆にそのタイミングを狙うというのもありかと思います。
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CNBCが行った調査で、42名のエコノミスト、ファンドマネジャー、ストラテイジストといった市場関係者のうち、76%が12月の追加利上げを予想しているようですね。76%というと32人ですかね。私を含めると77人中33人となるわけで(笑)、約79%が追加利上げを予想ということになるわけです。

とまぁ、後半の話はさておき、思いのほか多くの関係者が年内の利上げを予想していることに少し驚きました。市場は利上げの織り込みを一時20%程度まで下落させたのですが、そこから再度持ち直し、現状は50%を意識しての動きです。42人の意見が正しいわけではありませんが、市場関係者と言われる人たちの方が、市場の利上げの織り込みよりも高い状況となっていることは注意しておくべきかと思います。

取りあえずは今日のFOMC次第でどうとでもなるところであり、しっかりと見極めたいですね。
FOMCが今日から明日にかけてワシントンで行われますが、政策金利に関しては現状維持といったところとなりそうです。その一方で、4.5兆ドルに膨れ上がった保有資産の縮小を開始する計画を発表すると見られています。この規模のバランスシートの縮小は世界的に見ても初、ということになります。

ハリケーン被害などが懸念としてありますが、米国の経済のファンダメンタルズは概ね堅調ということができるかと思います。もちろん、一時的に悪化する指標などはあるものの、大きな流れで見ればしっかりとした数値が出ているものと思います。特に雇用に関しては順調な流れで推移しています。一方でインフレに関してはFEDの思うに任せないといったところでしょうか。この辺りをどう判断するのかで年内の利上げの有無が決定されることになるでしょう。

個人的には年内の利上げは十分にあり得るとみていますが、バランスシートの縮小とあわせての利上げは経済にWパンチとなる懸念も拭えません。株価もかなり高い水準にあり、この水準を維持するとなるとハードルが高いことも事実です。そして、維持できないということになるとFEDに対する風当たりも強まります。とはいえ、あまり後回しにも出来ないといった局面であり、なかなかに難しい判断となりそうです。
米労働省が雇用統計の年次ベンチマーク改定に伴い、今年3月までの1年間の雇用者数の伸びが当初の発表を9万5000人程度上回るとの見方を示しています。こういったことはよくあるのですが、水増しというわけではないのですが、こういった変更によって数値が変化してしまいますが、そのあたりは柔軟に対応していくしかないところです。とりあえず事前の予想とのかい離を見ていくのが基本かな、と思っています。

個人的にはこういった調査方法などは相場をやる上でそこまで意識するものではないと思っています。もちろん、知識として知っておくに越したことはありませんし、それによって実態とかけ離れた数値が出てくるようになれば、後々にその歪みがでて、それが相場に大きな影響を与えるということは往々にしてあることです。ただ、実際問題としてその影響の程度をはかるのは困難ですし、そもそも相場がある程度そういったものを織り込んでいることも事実です。であれば、こういった情報に過度に惑わされることなく対応したほうが実際に相場をやる上ではよいのではないかと思うところです。

米雇用

ADP雇用統計は市場予想を上回り、かなり良い結果となりました。もちろん、ADPで週末の雇用統計が良いと判断できるわけではありませんが、期待感を高める結果となっています。そもそも非農業部門雇用者数は現状の予想も悪くないところですし、基本的には米国の労働市場は良いと判断すべき状況ではないかと思っています。もちろん、平均時給などを取り上げて警戒感をあおることは出来ないわけではありませんが、こういったことは言い出したらきりがありません。現状で米国の雇用は堅調であり、それに伴う経済も悪くないといった見方をすべきではないかと思っています。

こうしたことを受け、年内の利上げを考えると、やはりあるのではないかと思っています。もちろん、金融政策に関しては雇用とインフレが重要なポイントであり、インフレに関してはなかなか上がってきていないという判断がたびたびなされています。しかし、米株の上昇や、雇用環境の改善などを考えると、早めに手を打っておきたいとの思惑があるのではないかと思っています。現状で利上げを行っても、経済指標などを見る限りでは、かなりの程度吸収は可能と判断する可能性が高いのではないかとみています。

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